一由そば(01)

2018年10月15日
【店舗数:431】【そば食:710】
東京都荒川区西日暮里

かけそばメガ盛り、ジャンボゲソ天

「川むら」で蕎麦を食べたけれど、なんとなく物足りなさが残った。

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「大もり」を食べておきながら「物足りない」というのは、完全にデブの発想だ。でも弁明させてもらうと、「空腹が満たされていない」という意味ではなく、「なんか、エモいものが欲しいよね」という肌感覚だ。

どうも、隠しようのない事実として、2018年版のおかでんは、「立ち食い蕎麦みたいなメリハリがきっちりした蕎麦が好み」だ。または太くて硬い麺とか。

一由そば外観

ならば、ということで、二軒目へ。「川むら」が日暮里駅の西側にあるお店なのに対し、次にやってきた「一由そば」は日暮里駅の東側にある。

24時間営業なのだそうだ。すげえな、深夜でも客がやってくるのか!この界隈はラブホテルがちらほらあるような場所だけど、深夜まで人の往来が多いのかどうかはよくわからない。すぐ近くにタワーマンションがあるので、そこの住人が使うのか、それともタクシーの運転手さんが夜食として利用するのか。

今回初めて訪れるお店だけど、女性客がするすると目の前を店内に入っていく。女性にも受けるお店だ、ということでびっくり。24時間営業の立ち食い蕎麦、というと男の戦場!というイメージなのだけど、そうではなかった。

しかも、クロネコヤマトの女性セールスドライバーさんも、お昼ご飯のために列に並んでいる。てっきりこの人、宅急便の配送のためお店にやってきたのかと思ったけど、違った。プロの配送担当者の方(しかも女性)も愛するお店。

一由そばお品書き

たくさんの天ぷらがメニューに並ぶ。

これだけ見ると、天ぷらお持ち帰りをやっている商店街のお惣菜屋さんのようだ。

どうやら、このお店の基本は「かけそばorかけうどん」で、それに好きな揚げ物などをトッピングする、という構成らしい。すばらしく潔い。

最近、首都圏界隈の駅ナカ立ち食い蕎麦屋というのは、季節感をすごく意識した凝ったメニューを出すようになった。春夏秋冬、新メニューが続々出てくる。それはそれでありがたいことだけど、今回こういう、火の玉ストレートなメニュー構成の蕎麦屋を見て、軽く感動すら覚えた。

ちなみにこのお店の名物は、ジャンボゲソ天らしい。140円。

名物、と言われれば試してみないと。
さっき蕎麦を食べたばかりで本日二食目のお昼ご飯となる。だから、ジャンボである必要は全くないのだけど。でも、ジャンボは良いことだ。うん、ジャンボ、いいね。きっと。たぶん。

ノーマルのゲソ天と比べて30円しか差がないし。

あらかわ健康メニュー

このお店はゲソを安く仕入れるルートを持っているのだろうか?

ゲソ寿司、ゲソ炊込みおにぎり、ゲソいなりといったサイドメニューがあった。

ジャンボゲソ天とあわせると、ゲソだらけだ。イカにはタウリンが豊富なので、リポビタンDを飲むよりも元気になれるかもしれん。疲れたらここでゲソ三昧、いいかもしれない。

おっと、注文時に麺のサイズを選ばなくちゃいけないらしい。店内メニューを見ると、

  • 小 1/2玉
  • 普通 1玉
  • 大盛 1+1/4玉
  • 特盛 1+1/2玉
  • メガ盛 2玉
  • キング盛 3玉

と書いてあった。

非常に慎重に麺の量がコントロールされているらしい。ジャンボゲソ天を折角頼むんだから、麺もちょっぴり多くしたいな、という欲がむくむくと湧いてきた。

普通なら「大盛り!」と言いたいところだが、大盛は1.25玉しかないようだ。全然増えていない気がする。これは中途半端だ。折角頼むんだから、もうちょっと多い方がいい。・・・ならばメガ盛りだ!2玉になれば、がぜん「どうだ!量が多いぞ!ボクは人生に全く遠慮していないぞ!」感が出てくる。

じゃあ、メガ盛りで。

・・・

かけそば+ジャンボゲソ天

届いた「ジャンボゲソ天そばメガ盛り」は、他の人のものよりも丼が大きかった。そこに2玉の蕎麦。そしてジャンボゲソ天。

うーん、量が多いんだろうけど、なんだか迫力は無くなってしまった。これだと、「ジャンボ」なゲソ天の迫力がないし、「メガ盛り」の蕎麦という感じもない。おおう、作戦失敗。

でも、写真を見てわかってほしい。蕎麦の太さから類推して、この丼がいかに大きいか、そしてゲソ天がいかに大きいか、さらには麺2玉がどれだけ大きいか。

ネギを載せる

カウンターには、ネギが大量に入っている容器があった。セルフで盛ってよし、という「丸亀製麺」方式らしい。遠慮無く盛らせていただく。下品?いや、立ち食い蕎麦の醍醐味って、青臭くて苦くて辛い、ネギだと思うんよ。ちょっと口の中がヒリヒリしながら、ネギを食べつつ蕎麦を手繰るっていうのが、いい。

あと、輪切り唐辛子も自分で盛ってよし状態だったので、盛った。七味唐辛子が卓上にあるのは蕎麦屋では当たり前だけど、輪切り唐辛子というのはちょっと面白い体験だった。

食べ終わったあと、「カロリー。。。。」と気になったけど、それはいいっこなし。満足だ。

時々ここには訪れたいものだ。

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