登場人物(2名)
おかでん:やる気のある時と無いときのギャップが激しい、ジェットコースター青年。
コダマ青年:羅臼岳以来久々の登場。おかでんの職場の同僚。
2001年07月12日(木) 1日目
[行程]
21:20東京駅八重洲口(ドリーム鳥海号)→翌朝05:20象潟駅

20時30分、東京駅八重洲口に集合。今回は、羅臼岳ツアーの時と同じくコダマ青年との山行となった。コダマ青年との旅行なら、オープニングの写真はやっぱりビールを飲んでいる写真でないとシマらない。
おかでん 「おかでんが到着したとき、すでにコダマ青年はビールでほろ酔い状態なのであった」
コダマ 「うそをつけ、うそを。今おかでんと一緒に店に入ったばかりじゃないか」
おかでん 「あれ、そうだっけ?」
コダマ 「やめろよ、うそのネタをホームページに載っけるのは」
おかでん 「へーい」
バス出発までの時間、どこかで軽くいっぱいやろうという事で八重洲口近辺を捜索。赤提灯に入ろう、入ろうとするおかでんを必死にコダマ青年が止める。
コダマ 「やめとけって。このメンツで赤提灯に入ったら、出発時間に間に合うと思うか?絶対に乗り遅れるぞ」
おかでん 「大丈夫だって、軽くビール1杯飲めばそれで気が済むから」
コダマ 「軽くで済まないから問題なんだろーが。ああコラ、だからそんな店に入るなってば!」
結局、バス乗り場近くにあったJR系列のファストフード店「サンディーヌExpress」にて軽食をとることにした。

コダマ 「おい、おかでん」
おかでん 「はい?」
コダマ 「おかでんさっき、『あんまりビール飲み過ぎるとバスの中でトイレが近くなるから、飲み過ぎないようにしないと』って言ってたよな?何だよ、ビールの(大)が2杯もあるじゃないか」
おかでん 「あっ・・・!あはははははは。本当だ!」
コダマ 「言ってることとやってることがぜんっぜん違っとるやんけ」
おかでん 「いや、ホントこれ驚いたよ。まったく意識してなかった。ギャグでも何でもなく、素直に、シンプルに何も考えずにビール2杯頼んでたよ!」
コダマ 「呆れた・・・。それにしても渋いですなぁ、薩摩揚げか。それは夕食ではなくて完全な酒のつまみじゃん。この時点で飲む気満々じゃないの!?」
おかでん 「ファストフード店で薩摩揚げ売ってるってのがめっぽう面白くって・・・ついつい」

おかでん 「あれ、何を買うの?」
コダマ 「バスの中で飲むのをね、買っとこうかと」
おかでん 「おおさすが、用意周到」

おかでん 「おい、もう飲むのか!」
コダマ 「うん、もうちょっと飲んでおこうかと」
おかでん 「だったら、さっきのサンディーヌで飲めば良かったのに」
コダマ 「店で飲んだら高いじゃん。こっちの方がはるかに安い」
おかでん 「ううむ、合理的な発想すぎて、ちょっと悔しい気もする。ううむ」
コダマ 「あれ、おかでんはもう飲まないの?」
おかでん 「ううむ。さすがにもういいや・・・」
コダマ 「あっそう。じゃ一人で失礼します。ごきゅ」
おかでん 「なんか、勝ち負けでいったら負けた感じがするのはなぜだろう」

今宵お世話になるバス「ドリーム鳥海号」到着。
バス乗り場が少ない関係上、あっちこっちの方面に行くバスが分刻みで到着し、発車していくので油断も隙もない。じっと様子をうかがっていないと、肝心のバスに乗りそびれる恐れ有り。

おかでん 「いや、いよいよ旅のはじまりですな」
コダマ 「ようやく『らしく』なってきたって感じ」
おかでん 「あと8時間、目が覚めたらもうそこは鳥海山って事で」
コダマ 「天気がよければいいんだけどなあ・・・」
おかでん 「前回北海道に行ったときが大雨続きだったもんな。今回は晴れるって、きっと」
コダマ 「だといいんだけど」
この後、水割りで今日二度目となる乾杯をやったあと、眠りについた。
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