2023年。高山を目指して低山から始めよう【曽我丘陵】(その3)

11:24
ゆるやかに丘を登っていく道。

みかん畑があちこちにある。

空が広く、ゆるやかな傾斜のこの曽我丘陵は果樹園を作るのに最適だ。日当たりがとても良く、冬でも温暖。

以前よく通っていたカフェが、「小田原あたりに果樹農園を作る」という計画を持っていた。あんなところに果樹園?なんで?と不思議だったが、じっさいにこの土地を歩いてみて納得だ。みかんをはじめとする柑橘類の畑だらけだからだ。

11:26
エバラ食品工業株式会社中央研究所、の看板があった。

焼き肉のたれでお馴染みのエバラだけど、こんな場所に研究施設があるのか。レシピは極秘の秘伝のタレで、内密にしておきたい・・・などという思惑がある、のか?

11:30
太い車道、細い車道、舗装されていない道。この界隈にはいろいろな道がある。

ガイド本に従って歩いているものの、「なんでこの道を通ることにしたのだろう?」という理由がわからないことが多い。

もちろん、そんなことを考えるだけ無駄で、著者が「道が3つあったので、たまたまこの道を選んだ」だけ、なんて理由だろう。

なので、スマホのGPS画面を見比べながら、ぴったりガイド本に示されたとおりに歩く必要はない。でも、あんまり自分のフィーリングで歩いてしまうと、今回のハイキングの達成感が減りそうだ。

今回はオリエンテーリングをやっているという気持ちで、道を探して歩いていく。

11:31
途中、農家さんが軽トラを走らせるために作ったような道を歩く。

11:33
なんでこんな道がルートとして設定されているのだろう?と思ったら、眺めの良い場所に出た。

ああ、これは気持ちがいい。

まさに丘陵、って感じで、開放感がある。山奥感がないのも、僕にとってはちょっとめずらしくて楽しい。

ただ、これだけ開放感があるとなると、暑い時期には到底このルートを歩くのは無理だ。冬の山歩き用に、今回低山専門のガイド本を買って正解だった。

11:40
遠くに見える丘。あそこまでこれから歩いていくことになる。そしてその向こう側が、相模湾だ。

一方、西の方を見ると、雪をまとった富士山の姿が見えた。

でも、富士山よりももっと目を惹いたのが、その手前にあるボコッと異様に盛り上がった山。なんだあのカッチョイイ山は?知らなかったぞ。

調べてみたら、「矢倉岳」という山だった。標高870m。

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