アメリカ食い道楽で肝臓フォアグラ一直線(3日目)

1999年05月31日(月曜日)

3日目朝食 無駄な抵抗

【時 刻】 06:00
【場 所】 ヨセミテビューロッジ内自室
【料 理】 ・電子レンジ用ピロシキ ・ダイエットドクターペッパー ・100%オレンジジュース

ピロシキ、オレンジジュース他

3日目の朝は、6時前と驚異的な早起きとなった。この時間じゃ、天安門広場に行ったって気功やってる奴はいないだろうし、ラジオ体操の開始を今や遅しと待ちわびているお年寄りだっているまい。なぜにこんな早い時間か、というと、午後3時サンフランシスコ国際空港発ラスベガス行きの飛行機に搭乗しなければならないからなんである。なにしろ、ヨセミテからサンフランシスコまで500キロ近くある。これくらいの早起きはやむをえないだろう。全てにおいて、日本とスケールが違うからまいってしまう。最寄りの大都市まで500キロなんて、「ん?アンタ日本初めて?ああそうなのか、で、どこに行くの?大阪?大阪の最寄りっていったら、東京だぁなあ。東京から車で行くのが一番ええで」って言ってるようなモンだ。冗談じゃない。

さて、そんなわけで、朝食を悠長に楽しむワケにはいかんのである。まあ、そもそも悠長に楽しむだけの朝食などハナから期待していないっていう食事情もあるのだが、昨晩ステーキ肉と一緒に買っておいたピロシキを電子レンジにて温めて食べた。

写真、左がおかでんが食したピロシキ。右が、ジーニアスの食べたブリトー。たったこれ1個が朝食ってのもわびしい限りだったので、わざわざ卓上にナイフとフォークを丁寧に並べ、なんか崇高な食べ物でも食べるような演出をしておいた。こういうのを無駄な抵抗、という。

味?うん、温かい料理ってのはなんにせよ、いいねえ。電子レンジだと、中まであつあつなのでなんだかおいしいモノを食べているような気になれる。ほふほふ。以上。それ以外のセリフって、思いつかないなあ。ま、しょせん電子レンジ料理だから。

それにしても、電子レンジ料理のこのピロシキやブリトーが「日本人でも普通に食べられる味」なのに、なんでレストランの料理が「ぐはあっ」とアタマを抱えてしまう内容なのだろう。やはり、アメリカ人には手の込んだ料理を作らせてはイカンのだろうか?

いや、アメリカ人を味覚音痴みたいに悪く言ってはいかん、こういう味が普通であり、美味と思っているアメリカの文化を尊重しなければ。国際交流っつーもんは、相手の文化を理解し許容しないことには始まらない。・・・日本はアメリカに戦争で負けて、マッカーサーの「パンと牛乳」政策で食文化ががらりと変わってしまった。しかし、味覚までは変えられなくて良かった。こうして、食事をしていて本当によかったと思う。ご先祖様ありがとう。あ、いかんいかんまたアメリカの文化を侮辱してしまっている。

初日夜、コンビニでジーニアスに「買っちゃえ、買っちゃえ」と無責任なお奨めに乗せられて買ってしまったダイエットドクターペッパー。おそれ多くて飲む機会を逸してしまい、結局ホテルを退去する直前まで手つかずだった。おかげで冷蔵庫内で冷え冷えになっていた。

ま、ドクターペッパーなど日本では時々見かける味。「大好き」というヒトと「なんだよあのゲテモノ」とけちょんけちょんにけなすヒトが敵対する、そんなドリンクだ。このドリンクを知らないヒトに端的に説明すると、恐ろしいくらい甘ったるいシロップ水ソーダ割り、といったところか。時々、コカコーラの自販機のラインナップにひょっこり顔を見せている事があるので、飲んだことがないヒトはぜひ買ってみよう。

で、日本ではまず見かけない(というか、おかでんは見たことがない)、ダイエットドクターペッパー。「これは話の種に飲まねばなるまい」というこちらの意気込みを見事に粉砕するだけのインパクトがあった。甘い。甘すぎる。ねっとりと舌にからみつく甘さ。ここまでは普通だ。しかし、「ダイエット」と銘打っているだけあって、人工甘味料を使っているためにそのうっとおしい甘さ感倍増。不覚、好き嫌いはしないおかでんではあったが、「けはっ、けほっけほっ」とむせてしまい350mlの缶1本すら空ける事ができなかった。恐るべし、ダイエットドクターペッパー!こんなモノをアメリカ人は好んでいるとは、全く持って恐縮の極みだ。ここで、アメリカ人の味覚に対する見下した感覚は、ちょっとだけ「尊敬」の念が混じったかもしれない。




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