森のビアガーデンでBBQ

これがスターターキット

まず最初に、有無を言わさずにスターターキットが届けられる。先ほど手にしたメニューに「食べ放題 追加メニュー」と記載されているのはそういう事情がある。寿司食べ放題のお店でもよくあることだ。高級寿司ネタを売りにしているんだけど、そこにたどり着く前にまずかっぱ巻きとか玉子とかを食べなくちゃいけないという、あれだ。

しかしこのお店は良心的で、へぼいメニューで胃袋を強引に満たし、メインメニューをあまり食べさせないようにしよう・・・というネガティブな意志はない。枝豆やフライドポテトが、むしろ箸休めとして、肉が焼きあがるまでの時間つぶしとして、ありがたい存在だ。フライドポテトはちゃんと揚げたてを出してもらえたし、これには満足。

肉を焼く焼く

焼肉の場合、几帳面な「鉄板奉行」がその場を仕切った場合整然と肉が焼かれる。見栄えが良い一方、そんな小ぎれいなことやってないでガンガン焼こうぜ、という僕のような無頼派からするとなんともじれったい。しかしこの日は、無頼派中心のメンバーで構成されていたので手っ取り早かった。肉や野菜を、プレートからそのままどばー。とりあえずプレートに全部投げ出して、そこから整列させればいいだろってなわけで。

肉をがんがんおかわり

肉、おかわりしまくり。
お酒を飲んでいる人は、「酒のつまみ」として肉を食べる。しかしお酒を飲まない人は、飲み物がお茶だ。そうなると間が持たないので、ひたすらがっつくことになる。久々の屋外焼肉ということもあって、容赦なく肉を頼み、そしてそれは全て暗黒の口腔内に消えていった。

しょせん食べ放題なので、肉質について褒める言葉を用意する必要ない。ただし、お店の雰囲気とか、野外焼肉でテンション上がることとかをひっくるめてこのお店いいよね、ってことで。味についてはあれこれ言ってはいかん。

空席が目立つ客席

すばらしい。

お手洗いから戻ってくる途中、客席を見渡したところ。テント席は人がいるけど、野ざらし席は営業をしていないのでガラガラだ。こんな「森のビアガーデン」、初めて見た。大人気施設だし、土曜日夜だというのに。

「雨が降ったときこそ、ねらい目だね!」

と一同で笑いあう。しかし、ねらい目とはいえ、席数そのものが減少してしまうのは事実。団体で予約していた人たちは、予約を今更キャンセルするのもねえ、ってことで続々来場しており、それを考えるとフリー客の席がぐいぐいと圧迫されている可能性がある。うっかりすると、ねらい目どころか逆にハードルが高くなるかもしれない。このあたりは何度も訪問して様子を伺ってみないと、なんともいえない。

途中で鉄板交換して、まだ焼き続ける

今回5名で訪問したのだが、お酒を飲む4名は1時間経過くらいからまったりしはじめた。ワインに鞍替えしている人もいるし。しかしアクセルとブレーキを40歳にしていまだ踏み間違える僕は、ひたすら食べ続けていた。

1時間半経過時点で、まだこの鉄板の状況。一回鉄板そのものを交換してもらい、ひたすら焼き続ける。

追い込まれて焼きそばを焼く。

そろそろラストオーダーですよ、と店員さんに言われたので、しぶしぶ焼きそばを頼んだ。それくらい食べ続けていたということだ。2時間の時間制限なのだけど、胃袋が一杯になるまで肉を焼ききれなかった・・・。まさに「時間切れ」。

われながらすごい量、飲み食いしたものだ。やはり野外はリミッターが解除されるな。楽しさも通常よりも2割増しくらいになるし、野外はいい。野外であるだけで、それだけで良いものはよりよく、普通のものもそれなりになる。今後も野外活動はしていきたいものだ。

(2014.06.28)

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