サイドメニューもある。物足りない、と思ったら追加ができる。食いしん坊の人が、トレイ盛りの食材を見て
「えー、これで足りるの?9人でこれだよ?少なくない?サイドメニュー、頼んじゃおうっかなあ」
と言っていた。しかし結果的に頼まなかったし、全員が満腹になった。確かに、一見すると食料は少なく見えたが、時間をかけて焼いて、食べているうちに満腹中枢が白旗あげちゃった。
各自赤い帯を手首に巻くように指示された。これが飲み放題の印となる。宴会開始時間に応じて帯の色が変わり、色を見るだけでいつがオーダーストップなのか店員がわかるようになっている。
もちろん、「入れ替え制の一斉スタート」のお店ではあるが、当然各グループごとで開始が前後するので、「19時10分スタートの色」とか「19時ちょうどスタートの色」とかあるようだった。
人数分プラカップが渡され、それを飲みきってはお代わりに行く、というスタイルとなる。
ドリンクカウンターで飲み物を注文する。
食材をがんがん焼いていく。
どれをどのように火にくべればよいのかは、店員さんが細かく説明してくれる。こんなに僕らに構ってくれていいのだろうか、と心配になるくらい、店員さんはあれこれ手伝ってくれた。店員さんからしてみれば、心配でほっとけない、ということなのだろう。
「これだったら一人一万円払って店員さんに付きっ切りになってもらわなくてもいいね」
という会話をする。
それにしても全部大ぶりな食材だ。写真を見ると、鳥もも肉が並べられているが、それが小さく見える。鳥もも肉は鳥もも肉で、これが小さいわけではない。他の食材がデカいんだ。
でかい肉は焼き甲斐がある。じっとり表面に浮かび上がってくる肉汁、素敵です。
しかしいざ切ってみると、中がまだ赤い・・・。
なるほど、でかい肉を食べるためには、十分な時間の余裕がいるのだな。乾杯したぜ!さあ食うぜ!となっても、薄切り肉の焼肉ってわけじゃにあのでそう簡単にはありつけない。
「だめ。これ返品」
と言われて、またグリルに戻された。
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