生ハム三昧な日々。

狭い料理カウンター

生ハムなどを販売する店舗の裏手に、押し込むような形でイートインスペースがある。なので、狭い。そのイートインスペースのどん詰まりのところにV字型にカウンターがあり、料理が並んでいる。なので、さらに狭い。奥のほうになると、人がつかえるので譲り合いの精神が求められる。お互い料理を盛ったお皿を手にしているので、ちょっとでもぶつかると危険だ。あまり居心地が良い空間とはいえない。

お店としては、アイドルタイムに片手間ではじめたモーニングビュッフェサービスなんだろうが、ここまで人気が出るとは思っていなかったのだろう。

料理
ドリンク

料理は、さすがに「プレーツ」と比べると種類も質も手間隙もグレードが落ちる。そりゃそうだ、600円なんだから。

でも、朝食を食べるということを考えれば、十分すぎる内容だ。

もっと野菜が欲しいと思うが、ハムソーセージのお店にそれを期待するのはお門違いだ。おとなしく肉をもりもり食っておけ。

取ってきた料理

他の人たちとぶつからないように気をつけながら取ってきた料理。これで600円なら、誰が文句を言おうか?しかもおかわり自由なわけだし。

ただし、欠品となった料理の補充は遅く、欲しいものが欲しいときに確保できなかったりはした。この荒天のせいで店員さんが到着できず人手不足だったのか、こういう営業スタイルなのかはわからない。

それもこれもひっくるめて、600円というのはやっぱりお得だ。

おかわりしちゃった

隣のカウンター席では、男女がいた。男性は女性の誘いで急遽ここにやってきたようだ。遅れて男性が到着して、女性は既に生ハムの食事中だった。

女性が生ハムをもぐもぐ食べて「あなたも食べればいいのに」と言っているのに対して、男性はえらくおかんむりだ。

「俺はこんなところでは食わないよ?なんだよ落ちつかねえ。なんでこんな店なんだよ。別の店あるだろ」

そういって、忌々しそうにコーヒーだけ飲んで、がちゃんとコーヒーカップをカウンターにおいてお店を去っていった。まあそんなにいらだたずに、生ハム食べていけばよかったのに。

品川駅の改札内にある場所なので、コーヒー一杯を飲んでもそれなりのお金がかかる。だから、コーヒー+αという利用であってもお客さんにとっては割高感はない。600円という値付けは、本当にすごい。

・・・と思って食事をすませてお店の外に出たら、10人以上の列が店頭にできていた。いつの間に。しかも、列の最後尾には「本日の受付終了」といった掲示が出ていた。まだモーニング終了まで1時間近くあるのに、早々に打ち止めにしてしまったらしい。

今回もまた作戦大成功。二週連続で、雪に助けられてストレスなく生ハムを堪能できた。大満足だ。

列がないなら、今後もぜひ利用したい二つのお店。でも混むんだろうなあ。並んで待ってまで生ハムを食べたいわけでもないし、もう当分は生ハムはいいかな。でも、本当に今回は良い体験ができた。お店には感謝。

(2014.02.15)

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