雪上ドライビング教室

 滑りまくりな人生

日 時:2005年(平成18年) 02月12日~13日
場 所:MUJIアウトドアカンパーニャ嬬恋キャンプ場ホテルグリーンプラザ軽井沢

参 加:おかでん、ジーニアス、しぶちょお、ばばろあ(以上4名)

2年前、無印良品キャンプ場の冬あそびイベントとして、赤城大沼のワカサギ釣りに参加したことがある。とても楽しかった。冬のアウトドアイベントといえばスキー、スノボだけじゃ物足りない。もっと違う、何かワクワクさせてくれるイベントをわれわれは欲していた。

そんな中、今年もやってくれました無印良品。まだ新設されて間もない、群馬県にある「カンパーニャ嬬恋キャンプ場」で冬のゆきあそびだかなんだか、そんな名前のイベントがあるんだという。スノーシュー、クロスカントリースキー、そり遊びなどいろいろなコースが用意されているのだが、その中で特に目を引いたのが「雪上ドライビング教室」だった。これだけいきなり硬質な、大人な遊びって感じ。雪上ドライビングをまともに、心ゆくまで訓練できる機会なんてのはそうざらには無い。ではぜひにこの機会に受講してみようでははないか、ということで申し込みをしてみた。

プランは一泊二日、都合2日間の実地訓練コース。みっちりと指導してもらえそうだ。われわれは全国から、集合場所とした軽井沢駅に集結した。

2005年02月12日(土曜日) 1日目

つまみ

まあ、毎度ですな。旅の開始はビールの写真から。しかし今日は押さえ気味、350ml缶なわけですよ。

それは、この後午後からとはいえ、ドライビング教室が待っているということと・・・

ジーニアス

横にジーニアスが居るから。

「お前なあ、早朝からビール飲んでる気がしれんよ。まだ朝7時だぞ?そりゃ飲んでも構わんが、旨いか?普通、仕事が終わって『いやーお疲れさん』って飲むもんだろ。アンタ何に今お疲れさん、なんだよ」

「いやもう、新幹線に乗ったということがですね、お疲れさんなわけで」

「お前電車1回乗り換えただけで新幹線乗れたじゃん」

「馬鹿を言ってはいかん。ここに至るまでの綿密な旅程であるとか、予約であるとか」

「もうイイからさっさと飲みなさい」

嬬恋に向かう

軽井沢駅で車でやってきたしぶちょお、ばばろあ組と合流し、車で長野県を越境し群馬県に入る。そこまでの道は比較的穏やか。

「大丈夫か?雪上ドライビング教室にならないんじゃないのか?」

「除雪後ドライビング教室なら確実だな」

「安心しろ、夜は凍結する。深夜と早朝に凍結ドライビング教室だ」

「俺ヤだぞ、朝早く起きるの」

浅間山

ただ、さすがに嬬恋のキャンプ場近くにやってくるとご覧の通りの雪だらけ。車を運転するしぶちょおがハンドルさばきに苦労する。

既に雪道

「俺、すでに今雪上ドライビング教室やっちゃってるんでスけど」

「良かったな、予行演習だ」

「本番やる意味無いじゃん」

センターハウス

センターハウス玄関

到着しました、カンパーニャ嬬恋キャンプ場。

バラキ湖という湖の湖畔に広がるキャンプ場だ。センターハウスがまだ新しい。

キャンプ場

センターハウスから見たキャンプ場方面。

スキー場のようにのっぺりとした空間が広がっていた。ところどころサニタリー棟があるのが、キャンプ場であることを示している。

適度な斜面なので、ソリ遊びをするには最適。

うん、これだったら雪上ドライビング教室は問題なくできそうだ。

ピコラカンパーニャ看板

集合時間まで時間があったので、センターハウス内で営業しているレストラン、「ピコラカンパーニャ」で食事をすることにした。

店内

冬季はお昼しか営業していないが、キャンプのオンシーズンになると夜はバーとしても使えるらしい。魅力的。

ただ、冬の平日なんて、こんなところに一体お客さんくるのかどうか、激しく疑問だ。

厨房カウンター

その疑問にお答えするように、客が殆ど居なかった。ああ、一組、どうやらクロスカントリーを楽しんできたと思われるグループが来店したぞ。何だかほっとする。

厨房カウンターの奥には、ピコラカンパーニャ、という店名と共にキャベツの絵が描かれていた。恐らく嬬恋はキャベツの産地だから、なのだろう。

マルゲリータピザ

全員でシェアして食べる用のマルゲリータピザ。11インチで1,260円。

なかなかにおいしく焼けていて、「こりゃ客が少ないから片手間で営業してます、っていうレベルのお店じゃないぞ」とみんなでひそひそ話をする。

キャンパーズランチプレート

こちら、キャンパーズランチプレート。1,260円。

お昼ごはんにしちゃあ値段高いなあ、と思ったが、名前に惹かれた。

野菜スープ、パン、サラダ。

メインディッシュ

さすがにそれだけで1,260円なわけはなく、ちゃんとメインディッシュもございますですよ。

パルメザン風味のロールキャベツ、ポテトとポークミンチ焼き、生ハム。そして食後にはコーヒー。

いずれもとてもおいしく、「お金を払っただけの価値があった!」と注文した一同感心。

ルーザー

で、キャンパーズランチプレートを頼んでいない人に対しては

「やーいルーザー」

と、意味もなく見下した発言をする。

「馬鹿言え、これだって十分に旨い。つべこべ言うな」

不毛な議論。

お楽しみ袋

受付前には、無印良品詰め合わせの「お楽しみ袋」が山積みになっていた。ソックスやブリーフ、シャツが多いのだが、中には鍋などの食器類も入っている。選り取りみどりだ。しかも、値段が滅法安い。ぎっしり詰まって3,000円程度だったと記憶しているが、恐らくその倍の価格に相当するものが入っていたはずだ。

「おお、すごいすごい」

と興奮する側で、従業員さんが

「いや、ホント凄いと思いますよ。これはお得ですよ。僕でも欲しいくらいですもん」

と勧めてくる。

とはいってもねえ、この手のものって、自分にとって不要なものもたくさん入っているわけで、今ここで購入してもねえ・・・なんてことで結局興奮するだけして、購入を断念。

「ちなみにおにーさんだったらどれ買います?」

なんて聞いてみたら、

「そうですねえ、やっぱり値段が高いものほど、よりお徳になってますからねえ」

だって。んまー、商売上手。

座学からスタート

いきなりドライビング教室開始かと思ったら、まずは座学からスタート。「車を滑らせて遊びましょうあっはっは」という投げやりさではなく、ちゃんと雪道での制動について学びましょうという姿勢が良い。

この日、雪上ドライビングを申し込んだのはわれわれだけだったので、先生独り占め状態。しかし、ついでに無印良品の広報担当者もカメラ担いでやってきた。ひょっとしたらわれわれがこの教室受講第一号だったのかもしれない。(この時の様子は、MUJI OUTDOOR NETWORKのサイトで僅かに見ることができます)

まずはコーヒーでも、ということでコーヒーを飲みながらセンセのお話を聞く。マグカップがsnow peakであるあたり、アウトドアじゃのぅ、と思う。

実地訓練

さて、 昼下がりから1時間くらい座学を終えたのちは実地訓練。ようやくハンドルを握ることができる。

今回用意されたのは、4WD車1台とあえて2WD1台。両方ともスタッドレスは履いているものの、2WDと4WDの威力の違いを実際に体感してもらいましょう、という配慮からだ。

ハンドルを握るばばろあ

ルートは、夏であればテントサイトなんだろうなあ、でも今じゃ単なる雪の中でよくわかんないや、というところを走る。くねくね曲がっていたり、急な坂道があったり、直角ターンがあったりとなかなか雪道でのドライビングは難しい。

特に、坂道を上りきれずに立ち往生し、そのままじりじりと後退しはじめた時の恐怖といったら相当なものだった。「ど、どうすればいいんですか!」と悲鳴をあげるしかない。先生は落ち着いたもんで、「いいですよ、両側とも雪ですから、ぶつけても大丈夫です」なんて言ってる。

恐怖に顔がゆがむ

恐怖に顔がゆがむ、後部座席の人たち。

コース最初のこの上り坂

一番難しかったのが、コース最初のこの上り坂。4WDだと楽々登れるのだが、2WDになると途端に難しくなる。随分後ろから勢いをつけて一気に登ってしまわないと、途中で立ち往生してしまう。

「雪道は慎重に」とはよく言うが、時と場合によっては大胆にアクセルを踏まないといかんということだ。特に2WDの場合は。

ホテルグリーンプラザ

興奮冷めやらないうちに、この日の講習は終わった。雪上ドライビングの怖さ、そして難しさをよく理解できたので、明日こそはより華麗にハンドリングしてやるぜ、とココロに誓いつつ本日のお宿に向かう。

このドライビング教室は宿とセットになっているツアー形式になっていて、宿は指定の場所だ。さすがにこの時期キャンプ場に泊まるわけにはいかん。凍死する。キャンプ場から車で30分弱とちょっと遠いが、北軽井沢にあるホテルグリーンプラザへ移動。

本当は、キャンプ場すぐ近くのバルコール嬬恋リゾートホテルという選択肢もあったのだが、値段が馬鹿高になるのでやめた。

「安い宿の方だから、まあ推して知るべしな民宿チックな宿かしらん」と思っていたら、あれれ、何だかチロルな感じの巨大なホテルですぜ、これ。

足湯

駐車場脇には足湯があったりなんかして。

子連れの宿泊客が凄く多い。どうやら、スキーパックみたいな形で、廉価なプランがあるんだろう。