1歳児がいたら心配?いや、むしろ今こそ行こう、上高地・小梨平で2泊したら最高すぎた【上高地2022】(その5)

小梨平食堂のテーブルには、

「食堂での長居は厳禁!!最大1時間まで」

の注意書きが貼ってあった。

食堂で長居をすることと、コロナ感染症の予防に何の関係があるのかよくわからない。

「1時間以上も長居する人=酒杯を重ねて、だんだん大声になってくる=飛沫が周囲に散る」という論理なのかもしれない。

せっかくの朝ご飯なので、夫婦で和食と洋食を別々にしよう、と話し合った。

こちらは初めて見たメニュー、「ベジスペシャル」。900円。たぶん昨年まではメニューになかったと思うが、記憶違いかもしれない。いずれにせよ、食べるのは初めてだ。

どんな料理がでてくるんだ?サラダがドスンとメインを張るのか?と思ったら、この定食のメインは冷奴だった。おう、そうきたか。

あと、納豆、サラダ、漬物、冷奴の薬味が周囲を固め、それにご飯と味噌汁という構成。面白い。

満腹感と満足感が得られるかどうかは微妙。中高年なら満足、若者なら物足りない、という料理で人を選ぶだろう。ちなみに僕は満足した。我ながら老いたな。

こちらは「ハムチーズホットサンド」900円。

ホットサンド、ピクルス、サラダ、それにお味噌汁という構成。

パンだからといってスープではなく、お味噌汁だ。

で、タケの朝ご飯はこれ。

朝食後、しばらくタケを放牧する。

うれしそうにトコトコとあたりを走ったり、草を触ったりしている。

今日は天気が良い。奥穂高岳がよく見えている。

でも、1歳半のタケの視力は、おそらく大人でいうところの0.2~0.3程度しかない。「ごらん、あれが穂高連峰だよ」などと彼に言っても、ほとんど何も見えていないのだろう。それよりも、足元の石ころのほうが彼にとってはよく見えるし、興味深い対象だ。

でも大人は山の上に目が行く。

明神に向けてトレイルをしながら、明神岳を眺める。

せっかくだから小梨平から明神まで、タケを歩かせようと思っていた。時間ならいくらでもあるから。でも、彼は小梨平エリアを抜ける前から音を上げ、「抱っこ!」と叫んだ。

やっぱり無理だったか。

まあ、それを見越して抱っこ紐は持参してある。

現金なもので、明神橋にたどり着くとタケは抱っこから下りたがった。面白い遊具がある!と思ったのかもしれない。

橋の欄干から、川の流れをじっと眺めていた。

明神の「山のひだや」に到着。

10:13
カフェ・ド・コイショへ。

ここに毎年訪れる、ということが目的で、頑張って上高地を訪れ続けている。

いくら上高地が素晴らしい自然に囲まれている場所だからといって、それだけでは毎年通い続ける動機としては弱い。「1時間歩いた先に、素敵なカフェがあって、そこのおかみさんとは顔なじみ」というシチュエーションがあるからこそ、上高地に通っている。

2022年版カフェ・ド・コイショも営業時間は変わらず。水曜日木曜日定休で、09:00~14:30LO、15:00閉店。

本日のケーキは、

クレームブリュレ、キャラメルチーズケーキ、りんごのミルクレープ。いずれも800円。

おや。

カフェ・ド・コイショのオリジナルグッズが充実している。かわいい絵柄の手ぬぐいをはじめ、いろいろある。

「グッズを作ったんですね」とおかみさんに声をかけたら、「それだけでなく、レジも導入したんですよ」と嬉しそうに仰る。あれっ、言われて気がついた。ほんとうだ、レジがある。へえー。

窓際の席で、外の景色を眺めながらケーキをいただく。相変わらず美味しい。

そして油断ならないのがこのお店のコーヒー。心地よく飲めて優しい気持ちになれる。豆が良いから、というより水が良いからではないか?という気がするがどうなんだろうか。

お店を出たあと、梓川の護岸のところでタケのおむつ交換。急にウンチが出たらしい。

今はまだおむつ生活の彼なので、排便については特に困らない。でも、1年後2年後に上高地を訪れたらどうなるだろう?

歩いている最中に「ウンチ!」などと急に叫び、親を困らせることになるのかもしれない。

なにせ上高地界隈は山道でも人通りが多い。そして茂みにゴソゴソと分け入って、そこで用を足すというわけにもいかない。移動する際には、本人が「出ない!」と言い張ってもトイレに誘って排便させておかないと・・・と夫婦で話し合う。

明神から徳沢に向かう。

タケ、寝落ち。

僕としては、抱っこ中であってもタケにはいろいろな上高地の自然を見て欲しいと思っていた。なので、上高地から明神までの間はいしの前で前向き抱っこの姿勢にしていた。

タケは高い位置からものが見えるので得意げだった。

しかし、その姿勢のまま寝てしまうと、脱力した首がカックンカックンと揺れる。前向き抱っこタイムは終了で、おんぶに変更となった。

なお、この旅行のほとんどでタケの抱っこ・おんぶはいしが担っていた。彼女いわく、「タケちゃん大好きだから。ずっといっしょにいたいから」とのこと。僕もタケを抱っこしたいと思っているので、夫婦で子どもの取り合いになっている状況だ。

12:24
徳沢にやってきた。

思ったよりテントの数が多い。

数十分のお昼寝から起きたタケが、このキャンプ場を見て「何事だ?」と不思議そうな顔をしている。

「走ってもいいぞ」と声をかけたが、よちよち歩くだけだった。

でも、走り回らなくて正解。なにしろテントがあちこちに建っていて、ガイドロープが張り巡らされているから。

「ええと、これはなんだっけ」

徳沢キャンプ場の端っこに建っている建物を見て、立ち止まる。

「そういえば昨年来た時も、これ、あったよね」

TOKUSAWA-BASE。

「ぶらキャン」参加者および徳沢園宿泊者専用のラウンジ、と記されている。

1年前は、「ぶらキャン、って何だ?」と思っていたものだが、今回来てみて納得した。

TOKUSAWA-BASEのすぐ脇に、ドーム型テントが6基、建てられていたからだ。

まるで基地にある特殊なアンテナのようだ。

ノースフェースのロゴ入り。ジオドーム、という名前のテントだった。

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どうやったらこんなに丸くテントが立ち上がるんだ?と不思議だ。これなら、テントの中でも大人が立つことができそうだ。居住性抜群。そして、夜は結露で悩まされることが減りそうだ。

このテントに寝泊まりし、食事は徳沢園が用意してくれる・・・という手ぶらでキャンププラン、それが「ぶらキャン」なんだそうだ。

ジオドームで一泊して、TOKUSAWA-BASEでくつろぐ。贅沢な時間だな。

徳沢園の入口に、テント受付用のカウンターテーブルが設けられている。テント泊の人はここで宿帳を書いて、玄関にある受付で受付を行う。

このカウンターにも、アクリルパネルが設置されている。一体何から何を守るためにアクリルパネルがあるのか、わからない。もはや、アクリルパネルは儀式めいている。

徳沢までやってきたのは、この広いキャンプ場でタケを放牧したかったからだ。

しかしタケは思ったより走り回らず、予想外だった。彼にとっては、たぶん半径10メートルもあれば十分遊べるのだろう。

(つづく)

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