羊肉の会#7 「羊湯」といういい湯加減

新型コロナウイルスの感染拡大と縮小が繰り返される2021年。

奇跡的に感染者数が少ない秋のうちに、定番のオフ会シリーズ「羊肉の会」を開催することにした。

「激辛友の会」とか「舎人公園バーベキュー」、「ばんや魚まみれ」などあれこれやりたいことはあるけれど、まだ大手を振ってみんなで集まれる状況じゃない。

「激辛」で翌日体調を崩した場合、会社に「体調が悪いんで休みます」と言ったらどう誤解されるだろうか?心配だ。

「バーベキュー」は、「屋外だからと油断して大規模集会をやったら、クラスターが発生した」という事案が多数発生したので悪評高い。

「(千葉県鋸南町にある)ばんやに、魚を食べに行く」というのは素晴らしい企画だけど、道中車に分乗してみんなで移動するのはどうか、という気がする。

その点、「羊肉」は特に問題が起きなさそうだ。このご時世で一番安全牌といえる。

最近、急速に羊肉を扱うお店が増えてきた。一体何事か?と驚くくらいだ。昔は、「おい、見ろ!羊肉を扱うお店があるぞ!」と指をさすレベルの驚きと興奮だったのに。

今回は、JR山手線・京浜東北線の御徒町駅からほど近い場所にある「羊貴妃羊湯館(ヨウキヒヤンタンカン)」で開催することにした。へえ、こんなお店があるなんて全然知らなかった。

「羊湯(ヤンタン)」というのが名物だという。なにそれ。店名にも採用されているくらいだから、かなりの自信作なのだろう。楽しみだ。

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いつもどおり参加者を募ったところ、僕含めて6名が集まった。よし、これだけの人数がいればあれこれ食べられるぞ。

といっても、うち3名がおかでんファミリーだ。0歳児は胃袋の戦力にはならない。実質大人5名で、さてどこまで食べられるだろうか。

今回は女性2名、男性3名で食べることになる。そういえばこの「羊肉の会」、これまでも案外女性参加者がいるな。羊肉は男女問わず愛される食材だ。

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