タイ式チキンシーズニングに漬け込まれた鶏肉はねぎま串にして炭火で炙るのだ。おお、いい色に色づいてきたぞ。ういやつ、ういやつ。
というわけで、サーモンの生春巻きとタイ式チキン串のできあがりなのだ。どうだどうだえへん。短時間で結構面白いものができたぞ。
たき火を囲みながらあらためて乾杯。はっはっは、ビールはいつ飲んでも美味いのだ。さっき鍋食べながらビール飲んだでしょ、だって?いやいや、まだまだ飲みますぜあたしゃあ。
季節が季節だけに結構寒いのだが、しぶちょおのポジション取りに注目。いかにオガライトの火力が強いかということが分かる。これだけ離れていても十分に温かいということだ。
「まだ物足りないからこれをリリース」
といって取り出したのは、おかでんが一人旅で岩手県は鉛温泉に行った時に買ったもの。山形の干牛肉は温泉内の売店のおばちゃんお勧めの一品。
お勧めだけあって、うまかった。
2003年10月13日(月) 3日目
三日目の朝。最終日。
玉子が結構余っているので、盛大にスペインオムレツ風なものを作ってみることにした。
パエリア鍋では何か炊き込みご飯風のものが作られているが、何だったか覚えていない。
フリスビーのようなオムレツができた。ピザのように均等割にしてみたら、中から玉子汁がどろりと出てきた。さすがに厚みがあるので中まで完全に火が通っていなかったらしい。作戦失敗。でも、見てくれはいいし、玉子汁が若干無駄になった程度と思えば上できのでき。ニラが良いアクセントになったおいし。
撤収準備をぼちぼちと始めていたら、いきなり大雨になってしまった。天気予報でこの日は午後から天気が崩れる事は分かっていたが、さすが標高1,600m。一足早く天気が崩れてしまった。
さあここからが大変。土砂降りの中撤収するわけだが、資材が雨に濡れまくり。おかでんの悪い癖で、メンテナンスはとんと苦手なので、いったん家にキャンプ用品を持ち帰ったらほとんど何もしないで放置される。だから、濡れたまま片付けるなんてのは御法度中の御法度なのだが・・・この際、仕方が無い。雨でむくんでしまったテントを無理矢理袋に押し込み、ずぶ濡れになったタープをねじ込み、その他キャンプ用品大小様々なものをほうほうの体で片付けたのだった。
こうなるとテンションだだ下がり。開田高原で昼メシでも食ってから解散でも良かったのだが、すっかり意気消沈してしまった・・・というか、雨で焦りまくってしまったわれわれはそのまま解散、と相成った。
キャンプで雨が降るのは構わないが、片付けている最中に雨ってのはかなわんなあ。
んで、随分後になってキャンプ用品を整理してみたところ、案の定だった。安物のタープは防錆加工がされておらず錆だらけ。テントはカビだらけ。調理用のコンロもやられていた。あー。
これを機に、アワレみ隊のキャンプ用品はかなり更新されることとなった。イコール、おかでんの出費なわけだが。あー。
コメント