水曜どうでしょう祭UNITE2005

密航・北海道

日 時:2005年(平成18年) 10月14日~16日
場 所:真駒内屋外競技場&屋内競技場
参 加:おかでん、ばばろあ (以上2名)

「水曜どうでしょう」の存在を教えてくれたのは、ばばろあだった。ばばろあが「これは面白いから見とけ」と渡してきたビデオテープが、どうでしょうの出世作といえる「サイコロ1」だった。以降、おかでんもどうでしょう藩士として今に到る。当時は全国ネットなどされていないローカル番組だったし、動画共有サイトなど無かった事もあり、渇望感というのは結構あった。友達の友達が北海道に住んでいて、その人に頼んで録画して貰ったものを宅配便で送って貰う・・・なんてことをしてようやく「どうでしょう」にありつくことができた。

毎週放送されるレギュラー枠としての放送は2002年に既に終わっていたが(以降、数年に一度のペースで不定期に新作が放送されている)、ようやく「どうでしょう」にありついた「北海道以外の人」が盛り上がり、そのため放送終了から数年経ってもまだどうでしょう熱は収まっていなかった。いや、むしろ全国的な観点では、本放送終了以降の方が盛り上がったかもしれない。

そんな熱を受けてか、北海道でどうでしょうイベントが大々的に行われるという。冬季オリンピックの会場になった真駒内屋外競技場と屋内競技場を借り切って3日間、イベントをやるのだという。・・・という話をばばろあから聞いた。東京に住んでいると、こういう情報すらなかなか入ってこないので油断がならない。

ばばろあは用意周到にチケットを手配したという。で、一緒に行くか?と聞かれたので、即答で行きますと答えたのだった。よく考えれば北海道二泊三日、結構な費用がかかるが、まあそれはそれで。お金払う価値はあると思った。

10月14日、朝イチの飛行機で札幌を目指した。朝イチでなくても良かったのだが、この日の飛行機は軒並み満席。ひょっとしたら真駒内に討ち入りするどうでしょう藩士の者どもがみんな飛行機に乗るのかもしれない。なにせ、屋外競技場は2万人くらい収容できる規模がある。そのチケットがソールドアウトしているのだから、道内だけでなく各地方からも続々と密航してきているに違いない。

2005年10月14日(金) 1日目

HTB本社

札幌駅でばばろあと合流する。まず目指したのは「水曜どうでしょう」を放送している、HTBだ。単なるテレビ局ではないか、とどうでしょうを見たことがない人は思うだろうが、どうでしょう好きにとってはここは「聖地」になる。

聖地を前に、二人とも「おー」と思わず立ち尽くす。

周囲には同様に立ち尽くす人多数。聖地詣でにやってきた人達なのだろう。

HTBの屋上にはマスコットキャラクターonちゃんがにっこりほほえんでたたずんでいる。今日ははちまきを巻いて、「祭」と書かれたうちわを手にしている。どうでしょう祭仕様。

Onちゃんがお出迎え

HTB玄関

HTBの正面玄関。onちゃんをはじめとし、noちゃん、okちゃんなどがかわいく描かれている。

うれしくなって思わず記念撮影。

ミスター、大泉氏

HTBは玄関入ってロビーのところまでは一般人も立ち入り可能。

玄関に入ると、どうでしょう祭のポスターずらり、とミスター、大泉氏の等身大(?)パネルがお出迎え。いやが上でもテンションが上がる。

番組で使われたグッズ1

番組で使われたグッズ2

番組で使われたグッズ3

売り物
いろいろなグッズが飾ってある。

写真上2つは実際のロケで使われたもの。左は「北海道212市町村カントリーサインの旅」で使われたもの。写真右は「韓国サイコロ」で使われたもの。

写真下2つは、会場で売られる予定のどうでしょうグッズの数々。onちゃん人形とか藤村Dお面とかいろいろある。興味ない人にとってはとことんどうでも良いグッズだと思うが、どうでしょう藩士の人からするとどれもが垂涎の的なのだった。

サイコロ6で使われたフリップ

サイコロ6で使われたフリップ。

サイコロの旅というどうでしょう企画があったからこそ、アワレみ隊でも「国道サイコロ」という企画が行われたのだった。

HTB裏の公園

丘の上から見る

平岸高台公園。ここも「どうでしょう」における重要な聖地。番組の前枠・後枠の撮影はここでもっぱら行われていたからだ。

どうでしょうは番組の最初に「先週までの話の流れ」の説明、番組の最後に「来週の予告」が流れる。これが「前枠・後枠」。

斜面が特徴の、芝が生えた公園。HTB社屋のすぐ隣にあるという好立地なだけで撮影場所として選ばれた経緯がある。

二人で何度か写真撮影してみて、テレビ放送と同じようなアングルを探してみたがなかなかうまくいかなかった。放送では魚眼レンズに近いくらいの広角レンズで撮影しているので、画角が非常に広い。一方カメラはふつうの標準レンズなので、公園が狭く写るのだった。

丘の上に登ってみる。見下ろすと、「聖地巡礼」の人たちがわらわらと下から見上げたり写真撮影をしているのがわかる。番組では、ここからソリで滑走したりしていたっけ。

HTB裏手

HTB裏口

お次はHTBの裏門に回ってみる。

業務用の車が停まっているなんのことはない「放送局の裏側」なのだが、ここもまた聖地。「シェフ大泉クリスマススペシャル」では、ここで一晩中大泉氏が作った料理をお見舞いされた挙句泥酔した勢いで早朝番組に乱入するという醜態をやらかした場所。そのほか、ロケに出発する前の企画趣旨説明がよくこの場で行われていた。

純連

会場に行く前に腹ごしらえ。

HTBがある南平岸から歩いて行けるところに、ラーメンの名店「純連」があるので、そこまでお出かけして味噌ラーメンを食べた。うまし。

地下鉄の駅

会場がある真駒内までは地下鉄で移動する。南平岸から電車で一本で行ける好立地。

地下鉄は南平岸から地上を走るのだが、ずっとトンネルのようにスノーシェッドが線路を覆っている。雪により交通不能にならないための工夫だ。北海道ならでは。

だから、写真のように地上にいるのに地下トンネルの中にいるような気分になる。

真駒内地図

真駒内到着。

周囲はどうでしょう祭に参加せんとやってきた人だらけ。みんな一様に高揚している。

荷物を抱えている人も結構おり、密航したことがうかがえる。

さて、真駒内駅から、会場がある真駒内屋外競技場・屋内競技場までは臨時のシャトルバスが運行されている。それに乗って移動ということになる。

混雑が嫌なら徒歩でも構わないが、所要時間20分ほどかかる。

今回のイベントは、屋内競技場・屋外競技場を両方使うという非常に大規模なイベントになっている。「北海道のローカル深夜番組。しかも本放送は終了して数年経過」なイベントとは思えない。

バス乗り場への誘導看板

バス乗り場への誘導看板。

「水曜どうでしょう コンサート会場行シャトルバス」

になっているのが面白かったので撮影した。普段、コンサートなどで使われているプレートをそのまま流用したのだろう。

ちなみに乗車賃は200円。無料というわけではない。

シャトルバスの列

ずらりと並んだシャトルバスの列。そりゃそうだ、2万人は余裕で入る会場をそーるどアウトにしたイベントだ、バスだってそれなりに台数確保されていないと糞詰まりを起こしてしまう。あらためて、一つ一つの規模感に驚きを感じる。

屋外競技場

屋外競技場

メイン会場は屋外競技場の方。屋内競技場は番組にゆかりのあるグッズ類の展示などを中心に行うそうだ。メイン会場ではステージが設けられ、3日間番組スタッフと出演者(といっても4人だけだが)がトークイベントを行う。

入場に当たってチケット確認があるので、屋外競技場を前に大行列ができている。

受付

リストバンドと交換

チケットを、リストバンドと交換する。

ここではっぴを着て作業をしているのはみな「ボランティア」。どうでしょう祭は数多くのボランティアによって成り立っている異様なイベントだった。給料くらい払ってやれよ、と思うが、無償でもやりたいという人がたくさんいるのだからなんら問題はない。

3daysリストバンド

リストバンドのロック

おかでんとばばろあは3日間の通し券を持っていたので、黒いリストバンド。「3days」と書かれている。

途中で腕から外したらその時点で無効、ということで、取り外しできないようにバンドが固定された。

会場

どうでしょう祭のメイン会場、真駒内屋外競技場。馬鹿でかいステージが作られ、ステージ脇には巨大スクリーンが2面。

アリーナ席は間近で出演者を見ることができる一方で立ち見という制約付き。少々遠くてもよいなら、スタンド席に座るのが得策。何せ、昼から夜まで続く長丁場イベントなので、立っているのは結構しんどい。

雨合羽を着用

あいにくの雨模様。雨合羽を着て、開演を待つ。

幸い、早い時間に現地入りしたおかげで、スタンド席でステージ正面の席を確保することができた。

グッズの数々

場所を確保したのち、まだ開演までしばらく時間があったのでグッズ売り場に行ってみる。

グッズの数々にびっくり。ローカル深夜番組でここまでグッズをそろえた番組というのは過去にも未来にもどうでしょうだけだと思う。よくぞまあここまで作ったものだ。

で、本来おかでんは「こんなものはいらん!邪魔だ!」と思う性分なのだが、どれも魅力的に見えてかなわなかった。

グッズ売り場大行列

グッズ売り場も大行列。幾重に列が折り重なっていた。ステージでイベントが始まってもこの行列は解消されず、ステージ上の藤村Dが「俺たち見に来たんじゃないのかよ。グッズ買いに来ただけかよ」と冗談を言うほどだった。

どうでしょう農園の看板

どうでしょう農園の看板。農地の開墾からスタートして野菜を栽培し、皿を自ら制作し、その後ようやく料理を作ったという、2か月以上を要した「日本一長い料理番組」、「シェフ大泉夏野菜スペシャル」を思い出させる。

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