2006年01月31日(火) 4日目
最終日。といっても、この日は朝に日本到着、その後解散となるだけの予定だ。
01:10 シンガポール発SQ986シンガポール航空にて、関空へ。
08:10 関空着入国手続き後、自由解散。
到着2時間前くらいから、朝食となった。
体がだるい・・・。トイレに頻繁に行くという事は無かったが、体調はどんどん悪化している様子。
あー、機内食食べたいのぅ。
こちらは母親の和風。
こちら、僕が頼んだ洋風。
くっそう、元気が良かったらまずはこのオムレツを肴にしてタイガービールなんぞを飲むのに。「さらば、シンガポール」と言いつつ、もう一回シンガポールスリングを頼んでいたに違いないのに。
シンガポールに破れた人の結末。
オムレツ半分、ハッシュドポテト半分、パンひとかじり。以上。
お酒どころか、まともに食事すらとれてない。
くっそう、シンガポール旅行前半の食い地獄パターンはどこに行っちゃったんだ?「こんなにビュッフェ形式で食べまくっていたら、太る」という懸念はどこへ行った?
今こうして、帰国の途に着いている自分自身のへろへろっぷりはどうだ。やられた。シンガポールに、やられた。おかでん、「暴飲暴食むちゃしてナンボ」を信条にしていたはずのおかでん、ついに食い地獄に沈む。
関空に到着。
旅行出発前は、家族で「朝大阪に着いちゃうんだからもったいないよね。どこか観光してから帰ろう」という話をしていた。僕からは、「新世界のじゃんじゃん横町で昼間っからビール飲みつつ串カツを堪能するのはどうか」と提案し、その不良っぽさがまじめな母親の心を掴んで「それは面白い」という話になっていたのだが・・・二人とも、それどころじゃない。生体反応を返すのがやっとだ。
「串カツ?もってのほか。もう帰ろう」
朝8時過ぎ、関空にて下された結論がこれだった。
とはいっても、関空から住んでいる埼玉まではまだはるかに遠い。「はるか」「新幹線」を乗り継いで、ますますぐったりしながらの帰宅と相成ったのであった。
帰宅後、荷物の整理もままならず、ベッドに倒れ込んでしまった。そのまま起きあがることはできず、結局以降2日間も会社を休む羽目になってしまった。体力が戻らず、動く気力が発生しなかったからだ。この2日間は、食事は全くとれず、せいぜい冷凍庫にあった「カルピスアイスバー」を時折かじるだけの生活だった。
上の写真:出国時。下の写真:帰国1日後。
頬の輪郭が全く変わってしまった。右の写真が明らかに細っている。まるでダイエットサプリの雑誌広告みたいだ。
結局この旅行で、体重は4キロも減ってしまった。楽しかった旅だったが、こんなに痩せてしまうとは。きっと今後、シンガポール旅行を思い出す機会があると「ああ、土産物屋に連れ回されて、体調壊して激やせした旅行だったな」という一言で片づけられてしまう気がする。トホホ。
もし読者の中でシンガポール旅行を考えているのであれば、食事はホーカーズを満喫すると良いと思う。それなりの店に行くよりも安くて美味くて、シンガポール文化を満喫できるはずだ。あと、見どころはナイト・サファリなど除けばほとんど中心地に固まっているので、フリーで行動した方が良いと思う。今回、安いツアーの怖さを思い知らされた。
日本にもホーカーズみたいな施設があちこちにできないかなあ。あれ、酒飲みにとっては憧れだよな。酒肴だらけで最高。でも、春夏秋冬がある日本の場合、なかなか常設屋台ってのは難しいんだろうな。残念。
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