徹夜でゲットだ縁結び【川越氷川神社縁結び玉】

ようやくそれっぽくなってきたぞ、4時50分

04:50
4時45分頃、一人の男性が自転車に乗って社務所に現れた。われわれにあいさつをして社務所の中に消えていったので、どうやら神社の方らしい。

しばらくして、服装を整えたその方がまた現れた。縁結び玉の配布は8時に行うこと、整理券を今から配るので、それを持って7時50分にまたここに戻ってくるようにと告げられた。ああ良かった、整理券配布があるんだ。

看板

04:50
社務所に掲げられた看板。

縁結び玉をお望みの方へ
本日はようこそお参りくださいました。
縁結び玉は巫女が手作りで奉製しておりますので、毎日二十体、お一人様一体の限定頒布とさせて頂いております。
番号札をお取りになり、待合所にてお待ちください。
八時より頒布いたします。

これが最初からあれば、おかでんは路頭に迷わなかったのだが。

職員さんに聞いてみた。

「やっぱりこの時間って、早すぎましたかね?」
「そうですね・・・。この時期は寒いですから、みなさん出足は遅くなりますね」

やっぱりそうだったか。夏などの、夜明けが早くて気候がよろしいときは早くから並ぶけど、寒いときは遅くなるんだな。webで調べてみたら、2時3時にはもう並んでるという記述を見かけたので、発奮したんだけど。

整理券番号一番

04:50
もちろん、整理券「一番」をゲット。

整理券番号によってご利益に差がでるとは思っていないが、頑張った証としてちょっとだけうれしい。

でも本当の戦いはこれからだ。まだ3時間以上時間がある。今日はこれまでで一番の冷え込みで、地面には霜が降りていてすべる。朝まで耐えろ、耐えるんだ。

待合所の電気をつけてくれた

04:52
境内の中に待合所があり、そこを使っても良いということなので、朝までそこで待機することにした。幸い、ストーブも入れてくれたので助かった。とはいっても、冷え切った待合所のこと、3時間ごときでは全然暖かくならなかったけど。でも、毛布がわざわざ用意されているという気の配りようは本当に助かった。

夜明けをひたすら待つ

04:55
時間がくるまでひたすら待つ。

一緒にいた女性と話をしながら待とうと思ったが、その女性はおかでんとの交流を拒絶するかのように、

「一眠りしますから」

と言って毛布をかぶって目をつぶってしまった。

なんだ、これも何かの「ご縁」かと思ったんだが。

結局この人とは、これ以降一言も言葉を交わす機会がなく、別れた。縁というのはそう簡単なもんじゃないようだ。たとえ縁結び玉があったとしても、だ。

寒いのでトイレに行きたくなるのだが、境内に公衆トイレがない。仕方がないので、徒歩数分のところにあるコンビニまで遠征し、コーヒーやガムを買ってトイレを利用させてもらった。このトイレは結局3回使った。ネットカフェで無料ジュースを飲んだのがいけなかったか。コンビニは、1時間おきにやってきてはその都度小物を買っていく「常連客」に何事かと思っただろう。

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