牡蠣づくし2014

8軒目:かき小屋新橋@新橋

前日、渋谷パルコのかき小屋に行ったばかりだというのに、次の日もまたかき小屋だ。今度は新橋。よりによって、同じJACKPOT系列。好きじゃのぅ、我ながら。

かき小屋新橋外観

そもそも、週明け月曜日から宴席を設けるつもりはなかった。でも、この「かき小屋新橋」はずっと予約ギュウギュウであり、かなり先の日程で、しかも月曜日に予約を取るのがやっとだった。繁盛してるな、おい。

かき小屋新橋店内

かき小屋新橋は、JRのガード下にあるお店。最近できたお店だと思う。店内は広々としていて、開放感がある。設備的には焼肉屋と大差ないはずなのに、焼肉屋の持つ空間と雰囲気が全然違うのが面白い。ガード下ということもあってか、ビアホールのようだ。

ビールを持ち込んだ

このお店も、持ち込み料600円を払えばお酒を外部から持ち込める。ご一緒した人は、ビールをしこたま買い込んでいた。2リットル持ち込んでいたのだから、見事としかいいようがない。

「いやまあ、折角持ち込み料払うんだしさぁ、余ったら持って帰ればいいんだし」

というが、確かにごもっともだ。どこぞのレストランみたいに、瓶単位で持ち込み料を取る仕組みではない。多く持ち込んで損することはない。

バケツと、氷はお店から借りて、缶ビールを冷やす。なんか、飲食店でありそうでない光景だ。

大人のキリンレモンを持参

一方の僕はお酒を飲まないので、「大人のキリンレモン」を1.5リットル用意。このペットボトル1本で600円、みすみすお店に取られるのは損した気持ちになるが、じゃあ1.5リットル相当のジュースをお店で飲んだらおいくらかかりますか?と考えればお得。

「ありゃ。他の客は大抵ワインを持ち込んでるなあ。しかも高そうなやつ」

お酒を飲む連れが周囲を見渡して言う。言われてみればそうだ、ワイン率が高い。持ち込み料を考えれば、ここぞとばかりにお値段がよろしいワインを持ち込む方が得だと考えたのだろう。ごもっともだ。

牡蠣のカンカン焼き

最初にこのお店は、お通し代わりに牡蠣が一斗缶に入れられて蒸されたものが出てくる。とても潔い。かき小屋なんだから、お通しも牡蠣だぜ!と。おう、その心意気に呼応して、こっちも力強く牡蠣を食らうぜ。

蒸された牡蠣は、しっとりしつつぷりっとしていてとても美味しい。焼き牡蠣が火加減をミスるとマズくなることを思えば、これは手堅いうまさだ。

整然と並ぶ牡蠣

この店、4席で1つの網を囲むことになる。今回は二人で訪れたので、横に並び、真向かいには全く見知らぬOL二人連れが座っていた。さあ網の陣取り合戦の開始です。・・・しかし、実際はそんな見苦しい戦いにはならず、お互い節度ある焼き方に始終した。焼き牡蠣って、焼肉ほど食材がゴテゴテ焼かれないので、場所取りには発展しないのだった。

でも、牡蠣を焼くのに夢中になり、「あちらのお客様から牡蠣の差し入れです」的な事を真向かいの女性にやる余裕なんぞなかった。というか、興味すら湧かなかった。色気より食い気、を地でいってしまった。

牡蠣料理いろいろ。楽しめた。

このお店は、殻付き牡蠣が600グラムで1,200円。1キロ換算だと2,000円なのでかなり高い部類だ。それでもこれだけ繁盛しているのだからすごいことだ。

2013-2014シーズンの牡蠣食べ歩きはこれで終わり。これだけ食べればとりあえず思い残すことはないだろう。また今年も夏が来て秋が来て、そして冬が来る。それまでしばし牡蠣はお預けだ。

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