ファラフェルという名の未知数

03軒目:デリショップうちむら@東北沢

いまむら

下北沢の駅からけっこう歩いた先にある、お店。商店街の中にあるわけでもなく、なんでこんなところに?と首をかしげてしまう。そんなお店でもわざわざ訪問するのは、それだけ東京においてもファラフェルと遭遇できないからだ。

初訪問の土地を地図を頼りに訪れてみたら、店頭には「エジプト料理」という文字とピラミッドの絵が描かれていた。ピラミッドパワーは本当に存在した!とか、オカルト関連のお店であってもなんら不思議のない妖しい外観。それがこの「デリショップうちむら」。

イートインスペースあり

「デリ」というだけあって、お持ち帰りの総菜を売っているのだが、小さいながらもイートインスペースがある。

メニュー

メニューの冒頭に「チキンカレー」なんて書いてあるので心配になる。エジプト料理でチキンカレーか?しかもカレーが3品続いた次は、「鶏の唐揚げ(スパイシーにんにく)」だし。

しまった、このお店でファラフェルを扱っているのはガセ情報だったか!わざわざここまでかなりの時間をかけてやってきたのに!と愕然とするが、まあ落ち着いて欲しい。読み進めていくと、ちゃんと「ファラーフェルサンド 500円」という文字を無事発見できた。

ファラフェル

これがファラーフェルサンド。ファラーフェル、トマト、ピクルス、キャベツ、ゴマソースがピタパンの中に入っている構図。うん、うまし。ヘルシーのようで、食べ応えがあるというのがつくづく嬉しい料理だ。

注文が入ってからファラーフェルを揚げ始めるので、それなりに時間がかかる。揚げ物だし、作り置きできるだろうにと思うが、冷めると味が一気に落ちるのかもしれない。かなり美味なり。

お品書きに目移りする

美味ついでに、エジプトのお総菜を買って帰ることにしよう。100グラム単位で売られている。どれも見慣れないものばかりで、目移りしてかなわん。

デリ各種

上から時計回りに、

タップーレ(パセリ、トマト、キュウリ、玉ねぎ、ピーマン)
ホンモス(ひよこ豆のペースト)
ムサッアー(茄子&ピーマン)

そのまま食べても美味しいのだが、バゲットに乗せて食べるもよかった。家の近所にあったら、頻繁に利用したいお店だ。

(2013.11.02)

04軒目:パパガヤデリ@ネオ屋台村 東京国際フォーラム

東京国際フォーラム

これは盲点だった。有楽町の東京国際フォーラムで毎日お昼やっている「ネオ屋台村」に、ファラフェルの屋台があるのだという。早速行ってみた。

昼時の東京国際フォーラムは、車の移動屋台が軒を連ね、さまざまな料理を売っていた。どのお店もひねりを加えた料理を扱っていて、見て回るだけでワクワクさせられる。こういうところでは、「幕の内弁当」みたいなオーソドックスなものは売れないのだろう。そういうベタベタな弁当は見かけない。

パパガヤデリ

あった。パパガヤデリ。

毎日国際フォーラムにいるわけではないので、営業日と場所を事前に確認しておく必要がある。

お弁当3種類

このお店は丼メニューオンリーの取り扱いだった。わかりにくいが、メニューを熟読してみるとBの丼にファラフェルが入っているようだ。

ファラフェルが乗るどんぶり

シュニッツェル&ファラフェルコンボ。

オクラサラダ、マジャドライス、シュニッツェル&トマトソース、そしてファラフェルボール。これで700円。

ファラフェルボールを追加したければ2個で50円。その気になればファラフェル10個入り!とかお大尽なこともできる。やらないけど。

いろいろなものが乗っかっていてゴチャゴチャした印象を受けるが、こういう場によくぞ「ファラフェル」というマイナー料理がのっかったものだと感心する。まさかオクラと共存共栄するとは。

ご飯とファラフェルが合うか?と言われると正直微妙ではある。しかしこういう食べ方もあるのか!と新鮮で、楽しかった。

(2013.11.05)

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