ジンギスカンを食べ終わったので、鉄板に振り向けていた炭をすべて大鍋の下にかき集めた。さあようやく「芋煮会」でございますよと。随分とここにたどり着くまで時間がかかったけど。
芋煮(ほぼ出来上がり)
まだ完成ではない。
長ねぎを大量に投入して、仕上がりの時を待つ。
一方、たっぴぃ&おやびんの夫婦は、飲み物を燗酒に切り替えていた。僕がガスストーブを持参していたので、そこでお酒を加熱して供された。お酒は、宮城県の銘酒「一の蔵」。
やっぱり芋煮のメッカに敬意を払って宮城県のお酒ですか、と思ったけど、宮城の芋煮は豚肉アンド味噌仕立てなのでちょっと違うかもしれない。
お酒はクッカーに注がれ、直接火にかけられていた。湯せんにするわけではないので、うっかり目を離すとおお煮立ちしてしまう。お酒が煮えるとアルコールが飛んでしまうので、気をつけて火力調整をしていた。むしろ炭火の調整よりもこっちの方が難しいかもしれない。
すっかりディレクターズチェアに座り込んでくつろいでいる熱燗派2名。それでもまだ芋煮の鍋はふたが開かない。
ようやく出来た。さあ、食べよう。
お椀の持参を担当したのはおーまさんだったのだが、買ってきた使い捨てお椀のでけぇことでけぇこと。
「なんだこの大きさは?これで山盛り食え、ということなのか!?」
と戦慄したが、実際に大量に出来上がった芋煮を前にすると、これくらいのお椀でちょうど良かったことに気がつく。これくらい大きなお椀にドスンと盛らないと、大鍋がさばけない。小さなお椀でチマチマおかわりして、食べた気になっていたんじゃ大量の残り物ができてしまう。
「おーまさん、わかってるな!食い地獄になるという展開をきっちり読んでる!」
むしろ賞賛される有様。
出来上がった芋煮。
八幡屋磯五郎の七味をしっかりと振りかけて食べると、これがまたうまい。寒い中温かいものを食べるのはとても贅沢だが、唐辛子が含まれているとますます温まってますます贅沢だ。
加えておやびんたちは熱燗だ。大満喫中。
写真を見てもわかるとおり、既に日が傾きつつある。「今日は暖かくて良かったねえ」なんて言ってられるのは13時まで。あとはぐいぐいと気温が下がる。
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