
ますゐ詣でを終えてほっとした一同は、その後近くのカフェに移動して、軽く会話をした。
なにしろ、料理を前にして会話が錯綜していたますゐなので、一旦珈琲でも飲みながら落ち着こうぜ、というわけだ。
他愛もない話をして時間を過ごすが、みんな終バスの時間がある、ということで小一時間程度でお開きとなった。
東京でさえ「終バス」の時間が早いのだから、地方都市の広島(といっても、100万人が住んでいる)ならなおさらだ。22時を過ぎたくらいで、ソワソワしないといけなくなる。

ますゐ詣での話はもう終わりなので、あとの話はどうでも良いのだけど、広島駅方面に歩いていった僕としうめえは、そこにあったラーメン屋で最後のシメを。一平ちゃんは「さすがに早朝からのドライブで疲れました」ということでここでお開き。

さすがマツダスタジアム近くのお店、ということで、「赤魂(あかだま)」というラーメンがあった。もちろん僕らふたりは、これを頼む。
「赤」といえば、もうカープ以外ありえん、というのが広島の人の正常な感覚。

というわけで「赤魂」を食べつつ、しうめえと1時間くらい喋った。
ますゐで全体会合、カフェで部門会合、そしてこちらで個別会合といった感じ。人数が少なくなるにつれ、コアな話になっていく。
むしろ、夜更けとともにこうやって会話が深くなっていくのが、なんとなく心地よかった。
そして、ますゐを食べた後にさらに食べるラーメンの背徳感も、心地よかった。

宿に戻ってきたけど、それでも23時半。
東京感覚だと、もうド深夜な印象だけど、広島って夜が早いんだろうな、と思った。いや、「広島は」と一般化しちゃいけない。たまたま僕らが早めにお開きになっただけなんだろう。
なにせ、ますゐの閉店時間は20時45分。そりゃあ、二次会、三次会とやっても遅くならないわけだ。
この駅前のホテルを選んだ理由は、大浴場があるからだった。大浴場は24時までなので、急いでお風呂に入る。
2019年01月05日(土)

すっげえ蛇足。
翌朝、ウッキウキで朝食バイキングへ。

素泊まりにしても良かったんだけど、なんか朝食バイキングを食べておきたかったんだよね。
いっそのこと、2017年にますゐ詣でをした際に泊まったカプセルホテルにして素泊まりでも良かったのだけど、なんとなく食ってやろうと。「なんとなく」の割には鼻息が荒いけど。
僕は最近、なんだか地味に平凡な日常が慌ただしく、温泉とかの旅行に行く暇がない。だから、朝食バイキングに出会うとワクワクしてしまうのだろうな。

いつも思うんだが、全種類の料理を取ったところで、何も良いことはない。
目を見張るような美味美食が並んでいるわけではないし、「ちょっとずつ、あれこれ」料理を取っている様はインスタ映えするわけでもない。
でも取らずにはおれんのだよなあ(おかでん2019年、新年一発目のおことば)。
というわけで、いりもしないフライドポテトまできっちりと取得し、「さて、それでも今年を楽しく生きていくしかないか」という思いを新たにしたのだった。
もう少し広島でゆっくりしても良かったのだけど、早く自宅に帰って、新年早々の仕事に支障が出ないように土日は体力温存だ。さらば、広島。今度はお好み焼きの食べ歩きをやってみたい。あと、福島町のホルモン天ぷら探検。
(この項おわり)
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