俺のゆで汁いりますか?【奥州三大名湯めぐり】

2003年04月27日(日) 1日目

平泉

本当は、このGWは実家に帰省する予定だった。介護疲れの母親を慰労しよう、ということで兄貴とも示し合わせ、有給も確保して4連休の準備は万端だった。しかし、母親から「予定があわないのでまた今度にして欲しい」との連絡。さあ途方に暮れてしまったぞと。4連休もどうするのよ、と。

ならば、ということでかねてから行ってみたかった秋田県の「乳頭温泉」にでもお邪魔するかね、と宿にTEL。・・・人気高い宿故に、さすがにGWは空きは無かった。くそ、秘湯じゃなかったんかい。「乳頭」というコトバを辞書で調べて、ハアハアしている若造ばっかりがたむろしているんじゃないだろうなコラなんてココロでは思いつつ、己の準備不足を悔いる。

気を取り直して、日本で一番酸性の強い秋田県「玉川温泉」に電話をかけてみる。・・・ぐは、ここも人気があるだけあって、GW中は全然駄目。というか、GW以外も湯治客ばっかりで空きがないそうで。

東北温泉紀行なんていいよな、桜前線を追っかけながら温泉なんてたまらんよねなんて話をしていたのだが、さあこうなるとどうしていいのかさっぱりわからなくなってきた。錯乱したあまり、「北海道に行ってもいいかな」「あっ、石垣島行きの飛行機はまだ空きがある!」なんて、単に「行くことが可能」なだけで候補に揚げてしまったりして、ますます収拾がつかない羽目に。

結局、東北行き、温泉満喫という基本路線ははずさないで行こう、というコンセプトとなった。しかし、北東北にある魅力的な温泉地はGWということもあってどれだけ宿が空いているかわからない。今回は飛び込みで宿を見つけなければならないということもあって、ある程度は規模が大きい・・・駅前に観光協会や宿泊案内所があるような・・・温泉地をターゲットにしなくては、という事になった。

では東北で有名な温泉地とはどこか?という事になり、あれこれ調べてみたら東北には「三大名湯」と呼ばれている場所があるらしい。曰く、「鳴子温泉(宮城県)」「秋保温泉(宮城県)」「飯坂温泉(福島県)」。・・・うーん、東北の地理に詳しくないせいもあるが、鳴子以外は聞いたこともなかった。どこだ、それ。

まあ、それは兎も角、「東北三大名湯めぐり」なんて企画にすればそこそこ愉快な旅になるのではないか、という事になった。しかし、3カ所のお湯を頂戴するだけでは面白くない、ということでさらに「三大高湯」も追加。合計六湯巡りの企画にふくれあがった。

ちなみに、三大高湯とは「蔵王温泉(山形県)」「白布温泉(山形県)」「高湯温泉(福島県)」だそうで。「高湯」とは、湯温が高い温泉を指しているのか、標高の高いところにある温泉地を指しているのか、わからないままでの突撃だ。いや、現に今こうして文章を書いている時点でも理解できていなかったりする。

本当は4月26日(土曜日)からスタートする予定だったこの企画だが、肝心のおかでんが疲労困憊してしまい朝起きたら吐き気がするありさま。結局、半日行動開始を遅らせ、さらに後にその日程を半日ずらし・・・結局1日遅れの4月27日(日曜日)からスタートすることになった。

「1日ずらした方が、GWの雑踏から逃げることができるって!」

と強がりを言ってみる。

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