羊肉の会#05 優しく羊を愛して

ラムミートテンダー料理

店内中央に作られた厨房は、時折盛大に炎が巻いがっている。まるでキャンプファイヤーのようだ。ここからはよく見えないけど、どうやら羊の塊肉を焼いている炭火グリルらしい。すげえな、「焼いている」じゃなくて「燃えている」ようにしか見えない。でも、あれだけ盛大な炎が出ても炭の塊にならないんだから、それだけしっかりした肉であるということにほかならない。

ああ羊肉よ、今から待ち遠しい。あ、もうすでに食べ始めてるけど。

ラムミートテンダー料理

羊肉にはワイン、という店頭黒板の挑発にまんまと乗って、注文を始める皆様。

お酒が飲める人たちは、生ビールのあとには赤ワインを。

ちなみにこの日の参加者8名は、

いし、おかでん、ターリン、ちむ、とんばら、のっちょ、のん、ゆうどん

だった。ターリンさんとのんさんはご夫婦で初参加。聞くと、ターリンさんがこのサイトのヘビーな読者なのだそうだ。で、奥さんののんさんにこのサイトのことは常々語り聞かせていたとのことで、ありがたいやら恐れ多いやら、だ。

ここまではありそうな話だけど、その先が面白かった。というのは、先にこのオフ会にエントリーしたのはのんさんの方だからだ。そして遅れてターリンさんがエントリーし、「前に参加表明したのんは、妻です」と書き込みをした。

これまでもご夫婦でのオフ会参加というのは何組もあったけど、普通はお二人セットで参加表明をするものだ。しかしこうやってバラバラというのは珍しいし、今こうして話を聞くと「熱心な読者である方のターリンさんが、遅れてエントリー」という不思議な時系列になっている。

聞くと、ちょうどちょっと夫婦間がギクシャクしていた時期で、奥さんののんさんは旦那のターリンさんに内緒で、オフ会にエントリーして、締切間際になって「私はオフ会に参加するから」と旦那に通告したのだそうだ。こうして慌てたターリンさんが追っかけて参加表明、というわけだ。 なんて可愛い夫婦喧嘩なんだ。

「旦那が好きなサイトに、旦那に先んじてオフ会参加しちゃう」という困らせ方。でも、本当に内緒で参加しちゃって、後からそれをカミングアウトするんじゃなくて、締切ギリギリに参加表明したことを教える、というのが仲良しっぷりが浮き彫りだ。ええ話や。

「肉の残り一切れを、誰が食べるのか?忖度するのか、しないのか」

みたいな殺伐とした心理ゲームが展開されるかと思ったら、やたらとほっこりした。

いや、普段からこのブログのオフ会は殺伐とはしていないけれど。「食べたければ食べたいだけ頼めばインです。欲望の発露をする場なのです」ということにしてるので。その結果お会計が高くなっても割り勘してドンマイ、ってことで。

ラムミートテンダー料理

こういう大人数の集まりになると、「とりあえずサラダも頼んでおこう」という健康志向的な発想が出てくる。普段そんなにサラダ食わないくせに!と思うけど、なんでだろうね。

あと、女性比率が今回は3/8なので、比較的女性が多いから、というのもある。そういえば前回羊肉の会#04は男性率100%だったけど、サラダは一切頼まなかったな。

サラダ、といってもパクチーてんこもりの奴だ。ぼくたちは肉食動物にも草食動物にもなれる。どっちも好きだ。パクチーを食べて胃の中をいったんリセット。

ラムミートテンダー料理

ずらりと並んだ羊肉。まるで・・・えーと、まるで・・・

何か良いたとえができそうな気がしたけど、思いつかなったのでパス

子羊のたたき、だったかな。1,500円。

丸太を輪切りにしたお皿、というか板に盛られているのが野趣溢れているし、このボリュームに一同大満足。いやあ、これは「数の暴力」8名での訪問だからこそできることだ。ありがとう集まってくれたみんな。

これがたとえば夫婦とか、友達数名だったらどうだった?多分この料理だけでずいぶんとお腹がいっぱいになってしまったはずだ。たたきで満腹じゃあ、わざわざ神保町までやってきた交通費がもったいない。

やっとモーターのコイルが温まってきたところだぜ。

ラムミートテンダー料理

ワイン飲む組が頼んだ一本目のワインは、フランスの「ブリッコ」という名前の赤だった。

単に名前が面白かったから、店員さんに向けてこの言葉を言いたかったから、というそれだけの理由だ。

しかし、このブリッコを肴に、「そういえば『ぶりっ子』に変わる言葉って、今の日本にあったっけ?」という話題に花が咲いた。いや逆か、ぶりっ子の話を肴にブリッコを飲んだのか。

話題の結論として、「ぶりっ子に相当する言葉は今、存在しないのではないか?」ということになった。「かまととぶる」はちょっと違うし、しっくりする言葉が思いつかなかった。なんだろう、「ぶりっ子」な女性というのは今もいるはずなんだけど。

(つづく)

コメント

  1. おかでん より:

    ターリンさん、ご丁寧にわざわざありがとうございます。
    以前、一平ちゃんという方がオフ会に参加し、そしてその後それが記事になったときに
    「自分が普段読んでいる記事に自分が出てくるのは不思議な感じだ」
    と言っていたのを思い出しました。

    前回羊肉の会では席が遠かったので話がしづらかったですが、次回お会いできればもっといろいろ話を聞かせてください。なんだか微笑ましいご夫婦ですし、素敵ですよね。

    サイト読者数は、正確な数はわからないんですが、まあ公称「10名前後」ってことにしておきましょう。なにせこのサイト、Googleでは殆ど引っかからないので。

    検索エンジンでどういうキーワードを入力してこのサイトにたどり着いた人がいるのか、というのは統計データで僕は見ることができるんですが、
    「◯◯(飲食店の店名) まずい」
    という検索で引っ掛けてくるパターンが結構あるみたい。やめろやめろ、僕はお店の営業妨害をしたいんじゃない。なんでこんなキーワードでひっかかるのか、自分自身謎。

  2. ターリン より:

    おかでんさん、この度は我々夫婦をアワレみ隊OnTheWebに登場させて頂き、
    ありがとうございました。

    追伸
    “たぶん、ここに集まった8名が、このブログの読者ほぼ全員だと思う。”とのことですが、
    さすがにそんなことはないと思います(^-^;)

    年をまたいでこのサイトは色々な節目ですね、20年おめでとうございます!



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