萱野高原キャンプ場

日没後の夕食

360ルーメンのLEDランタン、明るさはこんな感じ。

写真だと非常に暗く見えるが、実際は特に問題ない明るさだった。

しぶちょおが280ルーメンのLEDランタンを持参していたが、二つを同時並行で点灯させなくても、とりあえずは大丈夫そうだった。多分これは二人でのキャンプだからこそ、この光量で十分だったのだろう。キャンプ人数が増えたら、広くあまねく明るく照らすためにランタン二つで対応する必要が出てくると思う。

焼肉

肉の量が足りないのではないか、ということが心配された焼肉だが、案外これが適量だった。お互い小食になったものだ・・・と二人とも驚きながらこの現実を受け入れた。

しかし、後になって考えてみれば、お昼ごはんが遅かった(15時前)上にお昼から一人当たりご飯1合を食べていた、というのが小食の根本原因っぽい。単純に次回キャンプ時に小食対応の食事量にしたら、それはそれで「物足りない」ことになるかもしれない。塩梅が難しいところだ。

ババロリア

今回はダメ押しでデザートにババロリアが用意されている。クーラーバッグでちゃんと冷え固まるか心配だったが、ちゃんと固まってくれた。これはキャンプ初日だからこそできた芸当だな。明日作ろうと思っても、クーラーバッグの中がぬるくなっていて失敗すると思う。

食べてみたが、とてもおいし。寒天でできているので、ローカロリーで夕食後のデザートに最適。ババロアなんて一体何年ぶりに食べたのだろう?キャンプ生活をやっていると、普段食べないようなものを作ったりするので楽しい。

伊那谷の夜景

伊那谷の夜景。しばらく見ていても飽きない。そうか、昼間眺めがよい場所は夜景もきれいなんだな。

22時過ぎ、就寝。

2012年05月05日(土) 2日目

二日目の朝

6時15分、二日目の朝。

キャンプの時だけわれわれは起床時間が早い。普段もこれだけすっきりとした寝起きで、早起きしたいものだがなかなかうまくいかない。

今回、おかでんはテントの床に敷くウレタンマットを持参し忘れていた。そのため、テントには何も敷かずに一晩を過ごしたのだが、これが案外快適だった。地面には芝が生えていて、そのおかげで天然のクッションになってくれたからだ。冷気や湿気が地面からあがってくることもなく、快眠できたのは幸いだった。寝不足でのキャンプはつらいから。

標高1,200mから見た伊那谷

昨日の夕方時点では天気が非常に怪しかったのだが、今朝は晴天。空気も澄んでおり、遠くまで見渡すことができた。こうなると標高1,200mの萱野高原、圧倒的な力を見せつけてくれる。伊那谷の向こう側に木曽駒ヶ岳が雪をまとって鎮座しているのが見える。しばらくこの光景にみとれる。

北アルプス

北アルプスも遠いけど見ることができた。常念岳、蝶ヶ岳などが見える。天気がもっと良いと、槍ヶ岳も見えるらしいのだが、今日はそこまで見えなかった。

昨晩の片付け

朝真っ先にやるべきことは、昨晩の食事で使った食器類、鍋釜類の洗浄。これをやらないと食事の準備ができない。

朝ごはんに使う食材一式

本日の朝ごはんに使う食材一式。シシャモをあぶり、ご飯とお味噌汁。一汁一菜の朝。ただ、お味噌汁は具だくさんにしようと、いろいろスタンバイ。ちなみに今朝のお味噌汁は「坦坦風の味噌汁」という一風変わったもの。

朝食準備中

具だくさんのお味噌汁を作り、同時並行でシシャモも炙る。うん、シンプルだけど十分満足いく朝食になりそうだ。なにせご飯は一人一合計算。おなかいっぱいは約束されたようなものだ。

朝ごはん

というわけででき上がりました朝ごはん。洗い物を少なくするために、ししゃもはご飯茶わんの上に居てもらうことにした。

お味噌汁は想定通り具だくさん!箸を突き立てたら箸が立つんじゃないか、というくらいみっちりと具が入っている。いいぞいいぞ。

朝ごはん中

7時50分に合掌・いただきます。起きてから1時間半ほどかかっての朝食となった。簡素な料理だけど、結構それなりに時間はかかる。それがキャンプというものだ。

ダッチオーブン

食後、ダッチオーブンがどうなっているかおそるおそる確認してみる。お昼ごはんはダッチオーブンでピザを焼こう、という話になっているからだ。いざピザを焼こうとして取り出してみたらカビやサビだらけ、だったら大変。朝ごはんの洗い物をする際に一緒にメンテナンスした方がよさそうだ。何しろ、一年前のキャンプは大雨の中で撤収したので、ダッチオーブンのメンテはほとんどやっていなかった。さて、どうなることか。

開けてみたら、ほとんど問題はなかった。案外しぶといな、このダッチオーブン。何度も使ってきたので、油が鋳鉄になじんできたのだろう。

唯一の問題は、ふたと胴体がぴっちりと締まらず、なんだかぐらぐらする事。まさかこんなぶ厚い鉄だから、ゆがんだとは考えにくいのだが・・・どうしてだろう。ダッチオーブンのメリットとして、ふたをして調理すれば密閉による加圧効果が得られる、ということがある。しかしこのダッチ、それが半ば無理になってしまった。なんてこったい。

炊飯鍋のテフロン塗装

ダッチオーブンは大丈夫だったが、大丈夫ではないものを発見。炊飯鍋のテフロン塗装が一部、剥げてしまっていた。この炊飯鍋もそこそこ年季が入っているものなので、そろそろ傷みはじめておかしくない。これ、このまま利用し続けても体に影響、ないよな?ちょっと心配になる。

ドリップコーヒー

キャンプのお楽しみのひとつ、それはコーヒーを飲むこと。

コーヒーを飲みながら過ごす

ドリップコーヒーを買っておいたので、それでコーヒーを淹れる。良い匂いがあたりに充満する。

ベンチから景色を眺める

そして眼下に広がる伊那谷の光景。われわれはベンチに腰掛け、しばしその雄大な光景を眺めたのだった。

薪を探してきた

>昨日は行わなかったが、今晩はたき火をやろうという話になっている。すぐそばに山積みになった伐採済みの木が転がっているが、これは持って行って良いものなのかよくないものなのかがわからない。そこで、われわれは山の中に分け入って薪を探すことにした。

たき火だが、このキャンプ場は直火はNG。だから、われわれのテントサイトのすぐ脇にあるU字溝に木をくべてたき火をすることに決めた。

つい最近、結構積極的に間伐をしたらしく、われわれのいる稜線からちょっと離れれば手ごろな薪はすぐに見つかった。

チェーンソーでカットした丸太

しぶちょおが持っているのは、丸太の一部。こんなものが転がっているのだから、探し甲斐がある。

ウオーキングマップ

必要量だけ薪を集めたところで、遊歩道の散策に行く。昨日も夫婦岩を見るために遊歩道を歩いたが、そのほかにもたくさんの道が作られている。自然を楽しむにはちょうど良い。

森の散策を楽しんでいる二人

森の散策を楽しんでいる二人の写真。こら、「やらせ臭い」なんて言ってはいかん。

シラネアオイ
ネットが貼ってある
野獣の害を防ぐためのネットらしい

網で仕切られたところの中に、紫色の花が咲いていた。シラネアオイというらしい。かやの山荘の人曰く、鹿が食い散らかして困るので、ネットを張ったのだという。鹿の害がこんな山の上でもあるのか。

蕎麦粉をボウルにあける
蕎麦粉を練る

10時半。まだ時間は早いが、お昼ごはんの準備を始める。今日のお昼はピザだ。ピザ、といっても普通のピザではない。蕎麦粉を使った蕎麦ピザを作ろうというわけだ。蕎麦粉は以前しぶちょおが「山の実」で購入したものが残っていたので、それを使う。

蕎麦粉100%でピザが打てるのかどうか非常に怪しいのだが、なにせ強力粉が手元にない。だから、とりあえず蕎麦粉に水を含ませてこねてみた。

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