萱野高原キャンプ場

最終日朝ごはん

朝ごはん。ご飯には珍しくおこげができている。これは、飯炊き担当だったしぶちょおが、飯をひとまず放置してテントをたたんでいたからだ。雨が降っている中テントを畳んだら、アフターケアしない限り生地にカビが生えてしまう。そうなると大変に残念なことなので、早めに撤収を開始したわけだ。

タープも同様のことが言えるが、タープの下にいれば雨が降っても安心。濡れずにいられるので、最後の砦として残しておくことにした。

アジの干物

アジの干物がめっぽう美味いのです。ちょっとびっくりした。四代目弥平、というブランドのアジの干物なのだが、しぶちょおおかでん共に感心した。これはもともとアジの炭火焼きが美味い食べ物だからなのか、それとも「四代目弥平」だからこそおいしいのか、どちらなのか不明。

雨が降り始めた

充実した朝ごはんとなったが、ここで残念なお知らせが。雨が降ってまいりました。あーあ。天気予報ではあと数時間後の雨だったんだけど、繰り上がり当選しちゃったよ。

ご飯食べている最中なのだが、しぶちょおは「かやの山荘に逃げるか?」と提案をしてきた。「転ばぬ先の杖だから」と言う。うーん、でももうタープ濡れちゃったしなー、いまさら山荘に逃げても、遅い気がする。結局、雨がしのげるタープの中で撤収をすることに決めた。

そうなればもう開き直りっすよ。ドリップコーヒーでも淹れて飲むべえ。雨がどんどん勢いを強くしている中、二人は優雅に珈琲タイム。

車をタープに横づけ

食後、タープの中で片づけを進める。タープの中にいる限りは濡れないので、車をタープに横づけすれば比較的快適に片づけをすることができた。

ただ、難儀だったのは借りてきたレンタカーが軽自動車であり、荷物を詰めこむのが大変だったこと。アワレみ隊のキャンプ用品は、昔は人力で運んだものだが、今となっては軽自動車に詰め込むのが大変なほど荷物が増えてしまった。時代は流れる。なにしろ初期の神島が1993年だから、もう19年も経つわけで。

ピロティの中でタープを干す

タープを除く荷物を全て梱包して車に詰め込み、タープはかやの山荘のピロティに持ち込んだ。ピロティは非常に広く、タープを広げて干しても何ら問題なかった。そもそもこの天気のことだ、来客はゼロだし。

タープを揺さぶって水分を飛ばす

タープを手すりに縛り付け、反対側を持ってバサバサとゆすって水切りを行う。この際やっかいだったのは、タープにたくさんの桜の花びらが張り付いていたこと。今朝の時点では「風流だな」と思っていたが、いざ雨が降ってしまうと生地に張り付いてしまい、それを一枚一枚取り除くのは結構大変だった。ああ面倒くさい。

外は土砂降りの雨

外は土砂降りの雨。伊那谷が全然見えない。ピロティがあって本当に良かった。雨にぬれずに片づけができる。

撤収完了

10時47分、撤収完了。最終日雨が降ったのは誤算だったが、概ね楽しいキャンプができた。ただ、風が強かったし、雷にびくびくさせられたし、天気の影響を非常に受けやすい立地にあるキャンプ場であるということを忘れてはいけない。天気があまりよくない時はこのキャンプ場は使いづらいといえるだろう。でも逆に、天気が良い時は広々とした眺望が楽しめ、最高だ。

次回訪れる機会があったら、空気が澄んでいる春先か晩秋あたりに訪れてみたい。

【後日談】
この日われわれを襲った雨と雷は、筑波の方では竜巻となって甚大な被害をもたらした。道理で、風にテントが飛ばされそうになったり、タープのペグを引っこ抜いたりしたわけだ。いつもこのキャンプ場には突風が吹き抜けているわけではないようだ。

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