長崎の過去と今【軍艦島・池島】

我々は久留米へやってきた。

ここで早めの夕ご飯を食べ、新鳥栖駅で解散・・・という流れになっている。

なんで新鳥栖という中途半端な場所で解散なのかというと、新幹線駅があって新大阪に戻る蛋白質に都合が良いからだ。一方、福岡空港から帰る僕にとっては若干不便な場所となる。というのも、ばばろあ曰く「博多市街は渋滞がひどいので、近寄りたくない」からだ。なるほど、GW中ということもあるし、それはそのとおりだろう。

で、僕がおとなしく新鳥栖から新幹線で博多に行けば話は早いのだが、在来線で博多まで行くというケチっぷりを発揮。よって、僕にとっては不便な解散場所だった。ケチというより、20時過ぎの飛行機まで時間を持て余してしまうので、新幹線に乗る必然性がなかったからだ。

モヒカンラーメン

16:37
今回の旅の目的地、モヒカンラーメンにやってきた。

久留米といえばとんこつラーメンで知られる街だが、東京の人からすると全然よくわかっていない。そもそも久留米が福岡県なのか佐賀県なのかさえも怪しいくらいだ。

新横浜にある「ラーメン博物館」では、久留米ラーメンの代表格として「大砲」が長年関東人に親しまれてきた。しかし今回はそういうお店ではなく、名前からしてぶっ飛んでいる「モヒカンラーメン」に行く。

ばばろあから推薦があったからだが、webサイトでメニューを見ると大変にうまそうだったので僕もノリノリだ。だいたい、名前がイカしてるじゃないか。

「モヒカンの人は無料で食べられる」

という話があるようだが、その情報の出処はどこだか忘れた。単なる噂かもしれないし、本当かもしれない。

「僕、一応髪型はソフトモヒカンなんだけど、無料になるかな?」
「駄目じゃろ。その程度のモヒカンはモヒカン扱いしてもらえんで?もっと頭のてっぺんだけ毛を残すようにせんと」

そうか、残念。まあ、「ソフト」なんて名称がつく髪型の時点で、軟弱だよな。すいません。

お店のロゴはバーンと勢いがあってかっこいいと思う。家具屋さんの「カリモク60」のロゴに似た印象。

モヒカンラーメン

「じぇんかいフルスロットル」と書かれた木札が、営業中の合図。やあ、気合が入ってる。

なんでも、本来は店主だけがモヒカンだったらしいんだけど、それを見た他の店員さんも自然とモヒカンになったんだとか。気合入ってるなあ。

モヒカンラーメン

自動券売機で食券を買う仕組み。

モヒカンラーメンで680円、鉄鍋ギョーザがセットでついても850円。安いもんだ。東京に住んでいると、ラーメンが1,000円しても全然驚かないけど、よく考えるとそれってすごいことだ。

モヒカンラーメン

替玉があるのが嬉しい。九州地方のラーメン屋ならではだ。胃袋の許容範囲ギリギリまで攻めることができる。

って、あれ?「焼替玉」というのもあるんだな。ばばろあはしっかりとこの「焼替玉」の食券を握りしめていた。これは中華料理における「カタヤキソバ」みたいなものだろうか。だとするとうまそうだな。

モヒカンラーメン

お冷の乾杯で、3泊4日の旅を打ち上げる一同。

それにしても誰一人酒を飲まないんだから、健全というかなんというか。昔の僕なら、「おつかれさま、ってことで飲まなくちゃ」とビールを頼んでいただろう。

モヒカンラーメン

来たぞ、モヒカンラーメン。

結構おおぶりなチャーシューが乗っていて、麺が隠れている。そしてその上に、辛味噌のようなものが乗っている。山形のラーメンみたいだ。

モヒカンラーメン

そして細麺。いいねえ、いくらでも胃袋に入る感じがする。

そういえばお昼はそうめんだったっけ。二食連続で、ずるずると細い麺をすする。

モヒカンラーメン

ギョーザセットの餃子。

かなりしっかりとした色がついている。おそらく水で蒸し焼きにしたのではなく、とんこつスープを入れたんじゃないか?いい色だ。

モヒカンラーメン

とんこつ飯がやってきた。

餃子同様、鉄鍋で出てくるのだな。

目の前のカウンターで、店員さんが飯をかき混ぜてくれる。

モヒカンラーメン

すると、おこげの部分とそうでない部分が混じって、いい感じの食感に。石焼きビビンパを食べるようなものだ。ラーメンスープが染みた飯で、うまい。

モヒカンラーメン

モヒカラ。

「二度とこのお店に来る機会はないかもしれない」とばかりに、我々はあれこれメニューを頼んでいる。さすがに久留米ともなれば、そう頻繁に来られる場所ではない。

そんなわけで、唐揚げまで頼んじゃった。単なる「唐揚げ」ではなく「モヒカラ」と名乗るからには、それなりの自信作だろう。

モヒカンラーメン

食べまくる一同。どれもうまいぞ、おい。

久留米の人から言わせれば、「もっとうまい店があるのに。ヨソモンは何もわかっちゃいない」と言うかもしれない。でも、ひとまず僕らは大満足です。

モヒカンラーメン

で、最後が例の「焼き替玉」ですよ。

ラーメンスープを飲まずに残しておくように、と指示があったので何事かと思ったら、しばらくしてじゅうじゅう音を立てている鉄鍋がやってきた。その中には、焦げ目がついたカタヤキソバ状の麺が。

その麺をラーメンどんぶりにドボンさせるのかと思って様子を見ていたら、店員さんはばばろあのどんぶりを手にとり、れんげで鉄鍋にラーメンスープを注ぎ始めた。しかも、数字をカウントしながら。

「ワン・・・ツー・・・スリー・・・フォー・・・ファイブ・・・」

モヒカンラーメン

「ロケンロール!!!!!!」

女性店員さんがとっても嬉しそうに叫び、6回ラーメンスープを注いだところで完成。これが「焼き替玉」。へー。

これはもう、「替玉」じゃないな。ラーメンどんぶりそっちのけで、別の鉄鍋に麺が入って出てきたわけで。

これがロケンロールかどうかはともかく、見ただけで美味いことが確信できる。実際、とてもうまかった。大満足のモヒカンラーメンだった。



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