激辛グルメ祭り2016

激辛グルメ祭り看板

2016年秋、今年も激辛グルメ祭りのシーズンがやってきた。昨年同様、店舗入れ替え制で1stRound~3rdRoundまでざっと3週間強のスケジュールだ。こんなに長丁場でイベントが開催できるということに、毎度毎度驚かされる。

これだけ人気があるなら、「激甘グルメ祭り」というのも開催できるんじゃないか?とひそかに思うのだけど、やっていないところを見るとウケないんだろう。「激辛」というと、「汗をかく、痩せる」ということであえて言うと健康的なイメージがあるが、「激甘」というと、「カロリーが高い、太る」という不健康のイメージがつきまとうからだろう。

僕はこのイベントには初開催の年から訪問しており、この地を訪れた回数は既に10回じゃきかない。一体どれだけのお金をここに落としていったことか。

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過去3年はすべて単身で乗り込み、好き勝手に食べ散らかしてきた。しかし昨年、3rdRoundまでイベント規模が拡大し、店舗数が増えたために「これ以上全店舗制覇にこだわっていたら、財力が尽きる」という「正気」が勝った。今年は大それたことは考えず、仲間たちとわいわい言いながら食べようと思う。

大久保公園入り口

最初、1stRoundの期間中に訪れる機会があったのだけど、台風接近中ということでイベント会場は閉鎖されていた。雨ひとつ降っていないのに、ぴったりと閉められたゲートを前に唖然と立ち尽くす僕。ワクテカ状態の人たち7名を引率していたので、頭を抱えてしまった。

しかもだ、この公園に到着する手前のセブンイレブンで食券を3,600円分も購入していた。仲間たちに「セブンイレブンで食券を買うと、安くなるんですよ」なんてえらそうに講釈をたれながら。で、その僅か1分後に、閉鎖された会場を前にショックを受けるわたくし。なんてこった。

結局この日は、大久保の韓国料理屋でしこたま飲み食いして解散した。「このお店で一番辛いの!」と注文したんだけど、お店のおねーさんは「うちはそんなに辛いの無いヨ」と答え、ますますトホホだった。

体制を立て直し、再訪できたのは会期末も迫る9月15日だった。こっちは3,600円もの前売り券を持っているんだ、なんとしてでも行かなくちゃいけない。みすみす前売り券を無駄にするわけにゃ、いかない。

もし今日もやっていなかったら笑うしかないな、と身構えていたが、幸い通常営業していたのでほっとした。

店舗1

店舗2

店舗3

今回の出店リスト。写真1枚目から1stRound、2ndRound、3rdRoundの順。

通しで出店しているのは「蒙古タンメン中本」と「京華樓」。あとの8店はRoundごとに入れ替わっている。昨年までの開催でおなじみのお店が多いが、ぽつぽつと見慣れないお店もある。

店舗4

見慣れないお店といえば、今年は「もちもちポテト」を売る屋台が出るらしい。これまで、明らかに辛くない料理を出すお店はかき氷しかなかった。しかし今年はポテト屋台とな。新しい試みだ。軽く何かをつまんで口の中を沈静化させたい、というむきにはちょうど良いだろう。

ガーリックパラダイス

年を追うごとに開催期間を拡大し勢力を増してきた「激辛グルメ祭り」だが、さすがに今年は昨年と同じだった。これ以上規模拡大すると、本当に「だったら土地を確保して通年営業しろ」というレベルの話になってしまう。

・・・と思って油断していたら、「激辛グルメ祭り」の直後に開催される兄弟イベント、「ガーリックパラダイス」が規模拡大しとった。第一回目の昨年は一週間足らずの会期だったけど、今年は2ndRoundまである二部構成。とことんやるなぁ。

ちなみに今年の僕はこっちには行かなかった。料理はうまいんだけど、「普通の料理ににんにくをどかっと入れただけ」という印象がぬぐえなかったからだ。どの料理も、にんにく味。

店舗マップ

会場内地図。さあて、今回はどうしようかな。

同行しているのは、女性3名男性1名、僕を入れて5名。みんな、行きの車内でやたらと「何を食べるか」で盛り上がっていた。「みんな辛いの、好きなんですか?」と聞いたら、「女性は結構辛いの平気な人、多いですよ?」と言う。そういうものなのか?

「ほら、女性は痛みとかにも強いし。辛いって、痛いってことでしょ?」

はあ、そういうものなんですか。

一方、男性の方はというと、「からきし辛いものは苦手」なんだという。でも、自宅が西武新宿線沿線にあるので、会場(大久保公園)から駅(西部新宿駅)まですぐだから、という理由で参加してくれていた。

「辛いのは食べないよ?辛くないの、どれだろう?」

といいながら、熱心に「辛くない料理」を探していた。

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