舎人公園BBQオフ2017秋

カニ

いよいよカニが登場。本日のメインイベントだ。

カニという食材自体はさほど珍しいものではないけれど、バーベキューで焼くというのはあまり多くないパターン。どうだ!派手だろう!

いよいよ、本来のバーベキューの肉が片隅に追いやられ、混沌とする炭火グリル。いつの間にか骨酒用のイワナさんが網の上に進出しているし。カオスだ。

アヒージョがトマトまみれ

プチトマト、なに目的で買ったんだか忘れたが、とにかくマルエツで調達したものの一つだ。

余っても困る、ということでアヒージョのアルミ皿に大量投入。もう一体何を作っているのか、外見ではわからなくなってきた。

先程のヤマメさんたちはまた骨酒が入っているアルミ皿の中に戻り、ヤマメがいた場所には味付け肉が焼かれている。それぞれの食材の陣取りゲームがひたすら続く。

それもこれも、常に炭火グリルの半分がネタ系料理のために塞がっているからだ。効率がとても悪い。スローフード・スローライフだ!と強がってみる。

カニをひっくり返す

なにせ、これだけのカニ様が鎮座されているんだもんなー。そりゃあ、場所をとるわけですよ。

カニの胴体
カニ味噌

カニみそがたくさん入っているカニ。

お酒を飲む人たちは歓声を上げる。カニ味噌酒だ!と。

カニ味噌をあぶる

で、実際にカニの甲羅に清酒を注いで、温めているところ。この季節、骨酒にしろカニ味噌酒にしろ、清酒がとてもはかどる。

「屋外でお酒を飲むと、家に帰るのがしんどくって」なんて思わずに、ぜひこういうときは清酒をぐいぐい飲んでいただきたい!後は野となれ山となれ!

ちなみに清酒を持ち込んだたっぴぃさんは念入りで、朝イチこの会場へは車でやってきていたのだけど、マルエツでの買い物を終えるといったん遠方の自宅まで戻り、そこから電車を乗り継いで出直してきていた。お酒を飲むためだ。すごい。

たっぴぃさんは普段の仕事で危機管理とかを担当していて、法律とか以前に自分が飲酒運転なんてできるわけがない、と笑って仰っていた。

ちなみに肝心のカニだが、僕はさほどうまいとは思わなかった。専門的なハサミがあるわけでもなく、身がきれいにほぐれないし、食べにくいし、手が汚れる。

とはいえ、見栄えという点ではダントツのインパクトで、さすがの貫禄だった。今回は急な準備だったためにこれといった目玉商品がない中、カニ様がいらっしゃったお陰で今回は盛り上がったと言って過言ではない。味よりも見栄え、という料理だ。

ますゐ特製焼豚

これは「ますゐ特製焼豚」。僕が一週間前に広島を訪問した際、「肉のますゐ」の精肉部で買ってきたものだ。

「肉のますゐ」についてはこちらの記事を参照ください。このサイトの代表的な記事のひとつになります。

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本当は自家消費用であり、この場では「見せるだけ」のつもりだった。こんなものもあるんだよ、という意味合いだ。というのも、どうせ食い地獄になるだろうし、焼豚を食べるまでもないだろう、と考えていたからだ。

しかし参加者全員興味津々で、あれよあれよとこの食材も網の上へ。

この日、当初6名でスタートしたのだけど、途中で飛び入り参加2名が登場したので合計8名に。お陰で、食い地獄にはならず、全員「ほどほどに食べた」というところに収まった。野外炊事部としては非常に珍しいパターンだ。たいてい毎回、参加者のうちで最年少であるおーまさんが「若い人はもっと食べなくちゃ」ということでたくさん食べる、という定番の展開になるのに、今年はそれがなかった。

ますゐ特製焼豚

焼豚はあんまりバーベキュー向けではなかったと思う。

網の上で温め直しても、分厚い肉の中まで熱は伝わらず、脂身の部分が白く固まって食感が悪い。結局、うまい焼豚を振る舞うことはできなかった。

だいたい、ますゐ特製焼豚!といっても、例のますゐソースがかかっているわけではない。そんなに特殊な食べ物ではない。

ちなみにこの日、広島から持ち帰ったますゐソースを持参していて、味見程度にみなさんに味わってもらった。本当はますゐソースを常温で振る舞うのは、本当のうまさが伝わらないのでやりたくなかったし、バーベキューの場のおいてますゐソースが合う料理はまったくない。

なので、一人ひとり少量だけ振る舞った。別にケチったわけではない。ますゐソースを愛するがゆえに、コンディションが悪いこの場では味見程度に、というわけだ。「こんなもんだとは思わないでくれよ?本当はもっとうまいんだからね!」と思いながら。

炭火

炭火グリルのサイズの割に、最初からついてくる炭の量は2kgであり少ない。

今回も、途中で炭の買い足しを行った。すぐに炭を追加購入できるのはありがたいのだけど、とにかく値段がびっくりするくらい高い。国産炭で、しっかりした作りなのはさすがだと思うが、値段が1,200円なのには参る。

毎回、この追加出費に「イテテテテ」という気持ちにさせられるので、次回からは自分たちで持ってくることにした。かさばるし、重いけどこの1/3くらいで中国産の炭を買うことができる。

これまでは、炭をできるだけケチろうとして、弱い火力でガマンを強いられてきた。これからは、安くても大量の炭をガンガン投入して、圧倒的火力で調理をグイグイと進めていきたい。

僕らは干し肉を作ってるんじゃないんだ、肉を焼いているんだ。

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