久しぶりの編集後記。
蕎麦食い人種行動観察
昔のように蕎麦食べ歩きをやっていないので、どこまでこのコーナーの連載を続ければよいのか、自分でもわからなくなってきた。そろそろやめようと思う。
蕎麦前をつまみつつ、ちびりちびりと昼酒を飲る、というのがこのコーナーの楽しみだったのだけど、今やそういう生活はできなくなってしまったし。
ちょうど、次回連載の「アワレみ隊・木曽編」の準備をしているのだけど、その道中で蕎麦を食べたことをすっかり忘れて、記事にしそびれていた。今更あらためて記事を起こす気にはなれないので、もうこのままこの際、連載を終了させる止かもしれない。
せっかくここまできたのだから、もう一度蕎麦を食べ歩く日々に戻って連載を盛り上げればいいじゃないか!とも思う。うーん、どうしようかな、まだこのあたりは決めかねている。
来月または12月に、ひさびさに蕎麦食べ歩きツアーを長野または山形あたりでやりたいなぁ、と思ってはいるのだけど。
「旭三六屋」は北海道訪問時のものだし、「丸政」は仙丈ケ岳登山の時のものだ。僕は大きな旅行を続々と決行しているけど、さてそれが記事になるのはいつの日になることやら。
食い地獄の狭間にて
「食い地獄」の短編。パクチーとビアマウントは3日にまたがる連載。
パクチーの連載は、その手前に「激辛グルメ祭り」の連載をやっていて、同じフォーマットの文章展開なのでいい加減テンションが下がった。それが文章に露骨に出ちゃったかなあ、という感じではある。
楽しい会だったんだけど、文章を楽しく仕上げられなかったのは残念。
「火鍋」は、その点面白かった。こういう新鮮な驚きがあると、「ぜひ文章にしたい!」というモチベーションが沸く。
最初、こんな出オチみたいな出来事はFacebookで書こうかと思ったけど、記事にしてよかった。こういう小話がゴチャゴチャと存在したほうが、アワレみ隊OnTheWebは楽しい。長編の旅行記が最近多いので、さくっとした短い話題も拾い上げていきたい。
ビアマウントの記事は、単なるお店紹介っぽくなってしまったのが悔やまれる。「へえ、こんな作りになっているのか、このお店は!」と感心してあれこれ写真を撮ったので、ついついその写真紹介が多くなったからだ。
僕の理想的な文章としては、「ビアマウント」の記事なのに、ビアマウントなんてほとんど文中に登場しない・・・という形だ。「蕎麦食い人種」だって、理想は「蕎麦の味には全く触れない」という形が望ましい。その点では今回はまだまだ物足りない。
日帰りで行くアメリカ旅行5【ヨコスカフレンドシップデー2017】
大きく様がわりしたヨコスカフレンドシップデー。
さくさくと連載が進むと思っていたのに、案外長編になってしまった。もっと会話形式を増やして臨場感がある記事にしたかったのだけど、どこまで登場人物を文中に出してよいのか、若干の気の迷いがあった連載。もう「よこさん」や「おーま」さんはオフ会常連なんだし、独立したキャラクターとしてどんどん文中に出すべきなんだけど。
登場人物から、「いや、そんなことは言ってないし」とか言われるのはいやだし、読んでいる人から「内輪ネタっぽくて、読んでてしんどい」と思われるのもいやだ。しかし、会話が文中に入ると、生き生きとした文章になる。このバランスがむつかしい。
あと、時間が経過してあんまり記憶が残っていないイベントだと、会話形式が減る。細かいことを忘れているからだ。こういうとき、でっち上げでも会話を文章に組み込めるのがプロの文筆家なんだと思う。
アワレみ隊の旅行記はその点書きやすい。キャラが立っているし、長い付き合いなので、「あの時彼はこう言っただろう」という推測が、記憶を強力に補助してくれる。
激辛グルメ駅伝2017
かなりしんどい連載だった。
平日も週末も忙しくて毎日更新ができなくなり、どんどん「更新待ち行列」が伸びている状況。気はあせるけど、かなるこの連載が面倒くさい。店名、料理名を公式サイトから拾ってきて書いたり、料理の味をなんとか思い出したり。勢いで記事を書くことができないものだった。
連載中は、半ば義務感で文章を書いていた。義務なんてなにもないのだけれど。
逆に楽な記事というのは、登山記だ。これこそ、「勢い」で記事を書くことができる。あー、早く登山の連載に戻りたい。まだ昨年登った山の記事、書くことができていないぞ?
今後の連載計画
今後、今年9月に開催された「アワレみ隊・木曽編」が長期連載としてスタートする予定。たぶん50回から60回くらいの連載になる。
「アワレみ隊活動記録」がこのサイトの主軸なので、アワレみ隊の生きざまはできるだけ優先して掲載していきたいと思っている。
一方でとばっちりを食っているのが、温泉旅行記だ。既に2年以上前の旅行が、掲載待ちのまま放置されている。いい加減賞味期限切れだから、昔の温泉旅行については執筆と掲載を断念するかもしれない。
いっそのこと、おもいっきり端折って、温泉旅行1回分を全5話程度にまとめられれば素晴らしい。だけど残念ながら僕は、そういうことができない性分だ。
せめて、文章は諦めて、写真をバーッと並べる、「温泉旅行の写真集」という連載形態にでもしてみようか?そうすれば、過去の旅行話が一気にさばける。
このサイトは、蕎麦食いや食い地獄の単発記事を挟みつつ、「登山記」⇒「温泉記」⇒「その他旅行」⇒登山記に戻る、という流れにしていきたいと思っている。しかし、なかなか連載は順調にはいかず、結局行き当たりばったりだ。
そろそろ、2018年の「のっとれ!松代城」の募集が始まる。なので、アワレみ隊木曽編が終わったら、のっとれ2017の記事を書かなくてはいけない。これでもう今年のこのサイトの連載はいっぱいいっぱいだ。
ちなみに、「アワレみ隊木曽編」の連載名は「フィトンチッドでいこう」に決めた。最初、「フィトンチッドとあそぼう」にしようと思っていたけど、過去の連載で「雪とあそぼう雲取山」というタイトルの記事があったので、やめにした。
木曽編の舞台となる赤沢自然休養林は、昔、機関車による森林鉄道が走っていた。そこで、ジャズの名曲「A列車でいこう」からヒントを得て、「フィトンチッドでいこう」にした。ちなみにフィトンチッドとは、ヒノキなど樹木の香り成分の名前。
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