お手軽だけど、秘境【徳島・剣山】

中四国地方には、「日本百名山」が3座ある。

鳥取県の伯耆大山(ほうきだいせん)、愛媛県の石鎚山(いしづちさん)、そして徳島県の剣山(つるぎさん)だ。岡山県広島県山口県、という山陽地方には一座もない。

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さすがに自分の年齢が上がってくると、「死ぬまでに百名山を全て踏破できるのか?」というのが心配になってきた。「人生100年時代」なんて言うけれど、じゃあ100歳まで登れるのかよ、と言われるとそんな筈はない。

最近、山でお年寄りをみかける機会が減った気がする。気がついたら自分が「お年寄り」の部類に入りつつあるということと、団塊の世代が70歳近くなり、高山から遠ざかったからだろう。

そう思うと、「行けるうちに、できるだけ登頂しておかなければ」という気持ちを強く持つ。

今回登ろうとしているのは、四国は徳島県にある「剣山(つるぎさん)」。紛らわしい名前で、富山県に「剱岳(つるぎだけ)」というのがあるが、もちろんまったくの別物だ。

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