美術館、博物館、アートギャラリーなどに関する話題。
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「国立国会図書館国際こども図書館」のカフェは料理が安くてびっくりする
「国際こども図書館」を知っているだろうか。東京都民でも知らない人が多いと思う。 場所は、東京国立博物館の裏側。立派な建物でそれなりの規模があるのだけど、「こども図書館」ということで子育て世帯または児童教育関係者にしか縁が薄いこと、そして駅... -
ガリガリ君のお風呂に浸かる【箱根小涌園ユネッサン】
箱根には、2015年の5月、訪れている。「温泉療養」のつもりが、すっかり観光、しかも誰にも申し開きができないレベルでのド定番観光を見事に敢行している。 https://awaremi-tai.com/hebereke0085.html ここまでやってりゃ、しばらくは箱根方面に行くこと... -
アワレみ隊は美術をもスタンプラリーの対象とする【八重洲界隈の美術画廊巡り 】
いつもは広島に住んでいるばばろあが、仕事の関係で期間限定として東京に長期出張となった。それだったらGWになにかやろう、という話になったが、さてどうしよう。 「なにかやろう」ですぐに動けるほど、僕らは若くもないしそれなりの経験を積んできた。「... -
「和食展」のおみやげ
国立科学博物館で開催中の展覧会、「和食展」に行ってきた。 会場の最後にあるグッズ売場で、「和食を鑑賞してきました!プリントクッキー」が売られていたのはちょっと面白かった。和食展なのにクッキー、というギャップがあるからだ。 (2023.10.29) -
椋陽児展「春琴抄」@ヴァニラ画廊
女性を縄で緊縛した絵を描く作家、椋陽児の個展。 僕はこの人の名前も作品も知らないのだけど、倒錯した世界観というのを見てみたくて訪れた。 ヴァニラ画廊は、本当にこういうサブカルやアウトサイダーなアートの個展が得意だ。いったいどういうツテがあ... -
沖渉二展「細雪」/春川ナミオ展「エスプリ」@ヴァニラ画廊
銀座のヴァニラ画廊が、また「女性の緊縛物」アートを展示しているらしいので、お出かけしてみた。 前回の企画展「椋陽児展『春琴抄』」を見て、自分にSMの類の変態性が備わっていないことを自覚し、むしろ「凡人である己」にがっかりしたという経緯がある... -
興味から無関心への断絶は一体いつ訪れるのだろう
「我が子の人体実験」と称して、弊息子タケを頻繁に上野の美術館・博物館に連れて行っている。 金曜日の夜は19時や20時まで開館している施設がちらほらあるので、僕のような勤め人にとってはとても助かる。 特別展がないときは、東京国立博物館の常設展(19... -
人造乙女美術館 オリエント工業×日本美術@バニラ画廊
以前バニラ画廊では、オリエント工業のラブドールを展示していたことがあり、僕はそれに衝撃を受けたものだ。 すげえ!と。欲しい!とはさすがに思わなかったけど。 今回、またラブドール展示があるということだったので、行ってみた。 場所が銀座とはいえ... -
荒木経惟「人妻ノ写真」@RAT HOLE GALLERY
カメラマンとして有名なアラーキーの個展。 雑誌『週刊大衆』の連載企画として15年に渡り撮影をし続けている『人妻エロス』に掲載された作品を中心に展示されていた。 僕にはこの写真にはエロスを全く感じなかった。正直、美しくない。たるんだ腹、垂れた... -
矯正展@東京拘置所
葛飾区・小菅にある東京拘置所が年に一回敷地を開放しお祭りをやるので行ってみた。 東京拘置所は、首都高速中央環状線やJR常磐線などを利用していると見かける、ぎょっとさせられる建物だ。 そそり立つ大きさは周囲との調和性がなく、「悪の巣窟」感があ... -
サトウハチロー旧居跡
東大本郷キャンパスのすぐ近くにある。 地図でこのあたりをぼんやり眺めていたら、発見した。 訪れてみたけど、碑があるだけ。 それ以前に、サトウハチローってどんな作品を書いた人だっけ。 朝日新聞連載の4コマ漫画「フジ三太郎」の作家だと勝手に思い込... -
美術品展示即売会 美祭15@加島美術
京橋界隈は画廊が多いのだが、ちょうどこの時期そういう画廊が共同歩調でイベントをやっているらしい。 そのうちの一軒、加島美術が展示即売会をやっているというので行ってみた。 入り口でびびる。 ガラス窓から見えるのは、水墨画の掛け軸。そして、店員...