小淵沢蕎麦喰い倒れツアー

打て。そして食え。

日 時:2000年(平成12年) 02月11日~13日(2泊3日)
場 所:長野県北杜市小淵沢町界隈
参 加:ちぇるのぶ、おかでん、蛋白質、しぶちょお、(以上4名)

アワレみ隊、小淵沢見参。

この小淵沢アワレみ隊ツアーは、蕎麦打ち教室に入り蕎麦を打ち、そして蕎麦を食べまくった2泊3日となった。そのため、このツアーの同機や詳細なでき事紹介は「蕎麦喰い人種行動人種」のページの方に詳しい。そちらも併せてご覧いただきつつ、本項を読んでいただきたい。

旅のきっかけについて、「蕎麦喰い人種行動観察」の「入船」に書かれている。ちょっと長いのでそのままこちらに転載しておく。

今日から、アワレみ隊小淵沢ツアーだ。二泊三日の予定で小淵沢を舐め尽くすつもりだ。でも、なぜこの寒い冬に小淵沢など行くのか?この旅行の事をを周囲に話すと、決まってそういう質問が返ってきた。そりゃそうだ、ああいう高原の旅情ってものは、夏の太陽を浴びながら、自転車をこいだり乗馬したりして高台からヤッホーヤッホー、と相場が決まってる。冬に行ったって、うすら寒いだけだ。冬にスイカ割り大会やるのと同じように旬ではない行為だ、と企画した我ながら思う。

なに、理由は単純だ。「社員旅行で、小淵沢に行ってそば打ちやって、温泉つかって日帰りっていうのをやった部署があるらしいぞ」というたれ込みを会社の同僚からキャッチしたからであった。そば打ち?温泉?いいねぇ。どちらも大好きですよ、ええ。・・・とまあ、ただ、それだけの理由。そうなればもう居ても立ってもいられない。季節は関係ない。「小淵沢」「そば打ち」とwebのサーチエンジンに入力し、ヒットした「スパティオ小淵沢」に電話し、さっさとそば打ち体験の予約を入れちまった。

当然、小淵沢以外にも全国あちこちにそば打ち体験ができる場所はあるのだろうが、それを調べるのも面倒だ。これも何かの縁だ、ということにしておこう。また、小淵沢のちかくには伝説の蕎麦屋と呼ばれて久しい、「翁」というお店がある。これもこの機会にぜひ行かなければなるまい。企画当初は蕎麦ツアーのつもりでは無かったのだが、何~となくそばに始まりそばに終わるツアーになりそうな気配。

さて、ここからの文章は、2000年当時に書いた写真解説文が見つかったので、それをそのまま使う。文章が非常に青臭いのは、おかでん24歳のときの文章だから。お許し頂きたい。

2000年02月11日(金) 1日目

小淵沢駅

小淵沢駅前。知名度が高い駅の割にはあまり大きな施設ではない。

入舟食堂

小淵沢駅前にあった食堂(そば屋?)、入船食堂。

窓ガラスにクリスマスツリーのような電飾がちかちか光っているのがとてもいやだ。

そば

入船食堂のもりそば。すでにめんつゆにネギが入っているとか、麺がきしめんみたいに平べったいとか、どうも胡散臭さ満点。500円也。味は・・・まあ、見ての通り。

観音生そば

小淵沢駅待合室にある立ち食いそば屋。「観音生そば」というらしい。ジャンボ穴子天そば500円也は、長さ30センチ近くある穴子がどかんと乗って出てくるらしい。ちなみにおかでんは野沢菜天そばを頂いた。

翁の前

蛋白質、ちぇるのぶ、しぶちょお
小淵沢から車で十数分、長坂にある伝説のそば屋「翁」にて。

柵

しぶちょお、ちぇるのぶ、蛋白質
くそ田舎・・・なんて表現では言い表されないくらい田舎なのに、待ち行列。外で飼い犬を冷やかしながら順番を待つ。(1時間くらい)

翁お品書き

翁のお品書き。シンプル!でも、それ故に期待が高まる。

お酒

席に着くと、まずそば猪口や薬味があらかじめ用意されたお盆がやってくる。ざるそばしか扱っていないお店だからこそできることだろう。

しぶちょお以外はお酒を注文したので、フラスコのような可愛い徳利に入ったお酒と、小さなしゃもじにのっけられた味噌と葱をあわせた突き出しが出てきた。

おそるおそる日本酒を飲むおかでん

おかでん
お酒をしたり顔で飲むおかでん。ニセ美食家だ。

田舎

翁の「田舎そば」。恐ろしいほど香りが立つ。味は申し分なし。

うまいに決まってる蕎麦

こちらは「ざるそば」。二八そばだが、こちらも通常では考えられないほどそばの香りがする。写真ではわかりにくいが、薄緑色をしている。

もみ手をする蛋白質

しぶちょお、蛋白質、ちぇるのぶ
サントリー白州蒸留所に歩いて向かう一行。蛋白質がなぜか「えしぇしぇ」と揉み手をして笑っているのが不気味。この写真の直前、蛋白質は大便(本人曰く、「グレイト」)をしてきたばかりだからだろうか。

このときから、蛋白質は「マスター蛋白質ベーション」というニックネームが「マスター・蛋白質・グレイトベーション」に昇格した。(ちなみに●●(本名につき名前を伏せる)は「チェルノブ」という名前となった)

ウィスキー博物館

おかでん、蛋白質
蒸留所構内にあるウィスキー博物館を臨む。妙な作りの建物だ。

樽

ちぇるのぶ、しぶちょお、蛋白質
ウィスキー博物館の中に山積みとなった樽を興味津々に見る面々。

ウイスキー工場

ウィスキー蒸留所内の見学ツアーに出発。ここは、麦汁を発酵させるタンク。

しぶちょおが早くも酔いそうになっていた。

樽を焼く

ウィスキー樽の内面をナパームで焼いているところ。これをやることによって、木のエキスがウィスキーに染み込みやすくなるそうな。まるでサーカスのライオンが飛び越える輪っかのように燃えさかった。

試飲会場

工場見学最後は、お楽しみの聞き酒コーナー。制限時間内なら飲み放題なのだ。飲み放題と聞いて、「元をとらなくちゃ」と駆け足でウィスキーを取りに行っている人々を「けっ、みっともない」なんて言いながら、部屋の隅のほうでくつろぐわれわれ。

おかでん

おかでん
ウィスキーを神妙な顔をして飲むおかでん。CMの依頼とか舞い込んでこないものか?

蛋白質

蛋白質
こちらも、聞き酒真っ最中の蛋白質。自然体なのに、作っているように見えてしまうのは蛋白質の長所?それとも短所?味の違いがわからず、悩みまくる蛋白質。

ちぇるのぶ

ちぇるのぶ
ひじをついてくつろぐちぇるのぶ。この写真を見れば、「ああちぇるのぶだな」と感じさせる、そんなできになってます。

しぶちょお

しぶちょお
お酒の飲めないしぶちょおは、もっぱら「南アルプスの天然水」を飲む。

酔っ払う人たち

しぶちょお、ちぇるのぶ、蛋白質
工場見学ツアーを終え、駐車場に戻る人々。お酒が少々入っているせいか、妙にご機嫌な状態なんである。

部屋でくつろぐ

おかでん、蛋白質
本日の宿(ペンション)の部屋にて。空室が多かったので、なんと二部屋もあてがってもらった。しかし、一部屋しか使わないよ~。

まだ外が明るいうちに部屋でくつろげるなんて、アワレみ隊史上非常に珍しいこと。「さてどうしたものか」と少々暇を持て余す。まあ、今回の旅はこういう時間を過ごすってのが目的だからいいんだけど。

ペンションでの夕食

しぶちょお、蛋白質
夕食の席。ペンションとはいっても、居室は畳の部屋だしどうもペンションくさくない。さて一体料理はなにが出てくるのか。

ぶりの照り焼き

どひゃー。純和風でした、夕食。メインディッシュがぶりの照り焼き。

ステーキ

・・・かと思ったら、後になって真打ち登場。わぁ、ステーキじゃないですか。ぶりからステーキへのつながりが全くもって意味不明なのが、ナイスだ。激しく感動するわれわれ。

マージャン

ちぇるのぶ、しぶちょお
4人ということで、蛋白質が持ってきた麻雀牌で麻雀大会決行。夜の1時近くまで続けられた。宿泊客がほとんどいないので、大久野島の時みたいにうるさい、と怒られる心配がない。

寝る準備

しぶちょお、ちぇるのぶ
麻雀に疲れ果てて、寝る準備を開始。

2000年02月12日(土) 2日目

南アルプスをバックに

ちぇるのぶ
朝。食事の時間まで、すがすがしい空気を楽しむ。八ヶ岳をバックにちぇるのぶの記念撮影。ただし、どう見ても「からくりビデオレター」にしか見えないのが悲しい。

1 2 3 4

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください