山で疲れたのではない、寝床で疲れたのだ【唐松岳~五竜岳】

不帰キレット

12:48
先ほど雲に隠れていた不帰キレット周辺の雲が晴れてきた。では早速答え合わせをしてみよう。

・・・わからん。

一つ言えることは、あのギザギザの上にまたがった状態で、前後にぐいぐいと引きずられたらさぞ痛いだろうな、と。

その発想もよくわからん。

険しい谷

12:49
それにしても、なだらかで穏やかなここ、八方尾根とは雲泥の差だ。どうしちゃったのそんなにカリカリしちゃって、まあカルシウムでも摂れや、っていう感じ。見るも恐怖の絶壁で相手を威嚇しなくってもいいじゃないか。僕怖くて震えちゃうヨー。

そりゃあ、これだけ急斜面でぎざぎざしていたら、雪渓だって秋になっても溶けずに残るだろうな。日が直接差すのは一日何時間もないだろうから。

岩山に取り付く

12:53
ギザギザ、ワクワクな山容は対岸の火事だと思っていたがそうも言ってられなくなってきた。こちらもそれなりにごつごつしてきましたよと。

とはいっても、マッチョ感満点に目の前の岩によじのぼるようなルートではなく、ぐるーりとトラバースするルート。そうそう、できるだけ穏便に行こうじゃないか諸君。争い事は好まないのだよ僕は。

ガスの中から山小屋のシルエット

12:57
お?

濃いガスの向こうに、なにやら直線的なものが見えると思ったら・・・山小屋だ!

あらら、唐松岳頂上山荘に到着でございますか。

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