山小屋は小宇宙。
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結婚決定で天にも昇る気持ち、じゃなくて富士山に登る【富士山登山(富士宮口)】
パートナーのいしとは、付き合う前から「僕とは違う生態系の人だ」と思っていた。それを興味深く観察する、というつもりは全くなかったのだけど、気がついたら「同棲、結婚」という流れになって一番間近でいしを見届ける立場になった。 とにかく、「いいで... -
ライトかつエレガントな縦走【金時山】
3月に丹沢山系の大山を登頂し、「これは幸先がいいぞ」とご満悦の2018年シーズン。 https://awaremi-tai.com/hebereke0120.html 精神的疲労から温泉療養で幕を開けた2018年だったけど、なんとか登山を開始することができた。 https://awaremi-tai.com/hebe... -
食い倒れるのか遭難か【陣場山⇒高尾山縦走】
高尾山は東京を代表する低山だ。東京界隈に住む人で、「山歩きをしてみたい」と思う人は、まず真っ先に高尾山を目指す。そんな場所だ。 僕にとっては、観光客が多すぎてゴチャゴチャしていて、楽しい山だとは思わない。以前高尾山に登ったときの記録が、こ... -
ただいま、わが愛しの山小屋泊【焼岳】
2017年登山シーズンは、昨年果たせなかった「山小屋泊を伴う登山」を敢行するつもりだ。 ただ、「体力がついたら山に行こう」「もう少し体重を絞ってからにしよう」と思っていると、あっという間にシーズンが終わってしまう。昨年は、まさにそうだった。こ... -
終バスまでに下れ【両神山】
2016年における僕は、6月の筑波山から始まって8月に石鎚山を登った。 https://awaremi-tai.com/hebereke0095.html https://awaremi-tai.com/hebereke0099.html 今年の目標は、山小屋一泊の山行ができるようになること。そのためにステップを踏んできたが、... -
鎖と階段でできた山【石鎚山】
2016年の登山シーズンは、6月に筑波山を登頂することで幕を開けた。 https://awaremi-tai.com/hebereke0095.html この後しばらくは梅雨のシーズンとなり、様子見だ。天気が安定するまで登山は控えておこう、なんて考えているうちに、夏が過ぎ気がついたら... -
ガソリンはなくても車は走る【白嶺三山縦走】
赤岳の下山途中で知り合った人が、「オクトーバーフェスト」でドイツのビールをあおりながらこう言った。 「次、どこかに登るんだったら北岳がいいんじゃないかと。」 別の日、山友達のコダマ青年がハイボールをぐいっと飲み干し、こう言った。 「おかでん... -
ビール無しの山、そしてバイキング【赤岳】
7月5、6日に那須岳(茶臼岳)と三斗小屋温泉に行ってきた。 https://awaremi-tai.com/hebereke0059.html そして今度は、その勢いを駆って長野県の八ヶ岳連峰にある「赤岳」に向かう。 2013年登山シーズンの幕開けのをてきぱきとこしらえる。決して「かったり... -
鳳凰さんざん【鳳凰三山】
8月は四阿山を登った。 9月は尾瀬を歩き、燧ヶ岳、至仏山を登った。 時は10月、さて今月はどこに行こうか? 山は既に紅葉シーズン。この季節になれば、紅葉を求めて登山趣味の人が全国各地の山々に分け入っていく。うかつな場所に行くと、毎度おなじみ、山... -
来日したら標高3,003メートル【立山・黒部アルペンルート】
Fish。台湾人で、留学生として来日して以来そのまま日本に留まり、今では日本のIT企業に勤務している人だ。 おかでんにとって、外国人の友達がFishとその周辺しかいないので、Fish(というかガイジンさん)の行動や発言、思考回路がとても興味深い。そんなわ... -
これは天災ではない、人災だ【西穂高岳】
まあ、毎度の事だ。 6月くらいに、「そろそろ山のシーズンだなあ。今年はどこに行こうか」なんて考え始めるのだが、この時期は大抵週末は天候不順。「んー、天気が悪いねえ」とぐずぐずしているうちに夏が来て、お盆で帰省して、仕事がバタバタして、はっ... -
山で疲れたのではない、寝床で疲れたのだ【唐松岳~五竜岳】
後立山連峰といえば、白馬岳という名前が真っ先に思い浮かぶ。八方尾根という非常に著名なスキー場があるし、大雪渓を踏みしめながら登っていく登山もとても有名だ。この「へべれけ紀行」でも、過去に登山記を掲載したことがある。 そんな山のお隣山・・・...
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