近場の無縁だからこそ【甲府滞在記】

11:14
山梨県庁。

サイズは大きくないが、レンガ造りの重厚な作り。窓の形も意匠性がある。県議会の議事堂として使っているようだ。そう看板が出ている。

ここから先は、県警本部、市役所、甲府警察署、家庭裁判所、日銀・・・と公共性の高い施設がずらずらと並ぶ。さすが県庁所在地の駅前。

11:15
そんな官公庁通りともいえる場所に、カフェがあった。「BRAND NEW DAY COFFEE」という名前らしい。エクセルシオールカフェ的な場所っぽい。一応、記憶にとどめておくために写真を撮っておく。

というのも、今回の甲府1泊2日の旅は2日目にネタ切れになることが予想されているからだ。観光地を巡るのは今日だけで、明日は一日特に計画がない。そのため、甲府駅近郊にあるカフェを巡りながら、パソコン作業をやろうと考えている。カフェ情報は今回大事。

11:16
カフェといえば、甲府市役所のビルの一角に「まるごとやまなし館」という物産館があり、その一部がカフェになっている。

Mt.八ヶ岳coffeeとか、白州森薫るハイボールとかが飲める。もちろん、ワインもあれこれあるようだ。カフェ利用もよし、お酒を飲んでもよし。ご飯も食べられる。

ここも一応キープ。

11:19
まるごとやまなし館から、今晩泊まる宿「天然温泉 勝運の湯 dormy inn 甲府丸の内」が見えた。なかなか長い名前だ。

甲府にはもうひとつドーミーインがある。駅からもうちょっと遠くなるけれど、繁華街の中にある「天然温泉 甲斐路の湯 ドーミーイン甲府」がそれだ。ドーミーイン甲府のほうがちょっと値段が安い。僕は安くて全然構わなかったのだけど、この日は予約が埋まっていたので甲府丸の内のほうを予約した。

11:20
「ほう!」

思わず声が出てしまったのが、「鳥放題」というお店だ。焼鳥食べ放題1,480円だってさ。いいじゃないか。食べ放題やりたいなぁ。ランチ営業をやってくれていればガンガン食べるんだけど、さすがに夜だけだった。烏龍茶一杯で焼鳥食べ放題をやられたら、お店としては迷惑だろうか?迷惑だろうな、きっと。

11:21
甲府警察署の裏手あたりが、繁華街になっているようだ。

Googleマップを見ると、「賑わってますよ」感のある淡い黄色で表示されているエリアだ。この色分けはどういう線引きによって成り立っているのかよくわからないけれど、実際に訪れてみたら繁華街だった。

繁華街・・・といっても、こんな感じ。さほど賑わってはいない。夜になると元気になるのかもしれない。

11:22
今回、甲府の庶民的な食べ物を食べようと思っている。気合いの入った観光客としてではなく、だらっと過ごす1泊2日だからこそ、だ。なので、こういう繁華街で、「おっ?どうした?」といきなり繁盛しているお店があったら、たとえそれがラーメンでもカレーでも牛丼でも、食べようと思っている。

目の前には、「爆肉丼」を売りにするお店があった。ほう、名前は気になる。写真を見る限り、「すた丼」の系譜を汲むお店だろうか。

割烹居酒屋の看板。大盃で酒を飲む武将が描かれている。すごい飲みっぷりだ。

でも実際このお店でこれと同じ飲みっぷりをやって酔いつぶれて暴れたら、スゲー怒られるだろうな。なにせ警察署が近いので、110番通報されたら速攻連行だ。

これはおもしろい看板。

男性と女性の絵が半分づつ描かれている。

「ギャル」のスペルが「GYARU」というのもチャーミングだし、なぜか剥いたバナナの絵が描かれているのも意味深だ。

火の車、というお店。

商売ができないんじゃないか?と心配になるが、「三代目」を名乗っている。順調に継承される程度には経営は成り立っているらしい。

商店街ともいえる通りから小路がところどころ伸びていて、そこはスナックが立ち並ぶ。看板のデザインが時代を感じさせる。そして、扉が木で出来ているのも、昭和時代の名残だろうか。今はなかなかないな、木の扉って。

11:26
僕自身お酒を飲むわけじゃないので、単なる冷やかしで恐縮だ。でも、こういうお店が並んでいるのを見るのはとてもおもしろい。

(つづく)

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