蓄積されていく疲労と制限時間のプレッシャー。それでも絶景は微笑む【恵那山・富士見台高原】

09:43
ほぼ恵那山山頂からの眺め。

岩の上に立って、かろうじてこの眺望。

視界の端から端まで広がる山脈の眺望は素晴らしいのだけど、背が低い子どもなら目の前の木が邪魔をして、大して何も見えない。

恵那山は、道中の眺めが素晴らしい割には山頂の眺めがちょっと残念だ。標高2,200メートル弱だと、まだまだ樹木の勢いが旺盛で視界を妨げる。

僕は神坂峠から尾根伝いで歩いてきたので、眺めを楽しみながら歩くことができた。しかし、広河原登山口からほぼ直登で登ってくるルートだと、あまり眺めは楽しめないと思われる。眺めを楽しみたいなら、神坂峠ルートに限る。しかし、アップダウンがあるわ、水平距離は長いわでキツい・・・。

ここが山頂ではないことは事前知識で知っていたが、これ以上の眺めを撮影する場所は多分もうない。登頂記念の写真を今のうちに撮っておく。

そのため、満面の笑みというより、若干微妙な笑みだ。

それもその筈、もう下山予定時刻を遥かに過ぎており、お尻に火が着いている状態だからだ。急がなくては。

09:43
記念写真を撮った岩のすぐ下が、やや平らな場所になっている。そしてそこに赤い屋根の山小屋があった。

岩を慎重に下り、山小屋の正面に回る。

恵那山山頂小屋、という木の看板が掲げられていた。

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