激辛グルメ駅伝2019(その1~その6)

2013年から始まった野外イベント「激辛グルメ祭り」。なんの因果か、初年度からずっと通いつめ、今に至っている。毎年夏になると、僕の腸内フローラは戦慄し、激辛の刺激を前になすすべなく善玉菌悪玉菌関係なく皆殺しの目に遭っている。

この飽食の時代、僕はもう「すっげえ美味いもの」に対してはさほど興味がなくなってきた。行列を作ってでも絶品料理を味わう、なんてのは時間の無駄だとさえ思えている。それよりも、仲間と同じ食卓を囲み同じものを食べ、共通体験をするということのほうが大事だ。

そんな僕にとって、激辛というのは非常に好都合な食べ物だ。みんなで「これが一番辛いね」「いや、こっちのほうが」と真剣に話ができ、ドキドキとワクワクが共有できるからだ。

そんなわけで、僕はせっせと毎年、激辛グルメ祭りに仲間たちと通って「全店舗の料理を食べる」オフ会を開催してきた。

とはいえ、もうそろそろこの企画は終わりにしていいかな、という気がしている。毎年夏の風物詩となって自分の中では定着したイベントとはいえ、なにしろ面倒くさい。規模がどんどん拡大していき、いよいよ昨年は9店舗×4週開催=延べ36店舗というやりすぎなイベントになってしまった。もう少しこじんまりしていればいいのになあ、と心底思う。

人間、選択肢が多いと「面倒くさい」と感じて、結局選択を諦めるという行動をとることが多い。お店が良かれと思って商品をたくさん並べてみたら、むしろ売上が落ちるということはよくあることだ。

それと同じで、こうも開催規模が大きくなると、「面倒」という気持ちのほうが強かった。でも、まあ一応今年もとりあえずオフ会の参加者募集だけはやっておこうか、と思っていたら・・・

やられた!主催者はこちらの想像を上回る、前人未到の6週連続開催を打ち立ててきやがった!9店舗×6週=延べ54店舗だ。冗談じゃねえぞ、ここまでくると根競べの粋ですらない。もう、完全にやる気が失せた。ああもうやらねえ、俺はもうこの企画、降りた。

激辛グルメ祭り2019
最強、最長の38日間、開幕決定!!

ここ数年は、「激辛グルメ祭り」オフ会を「激辛グルメ駅伝」と僕らは呼んでいる。全部の週に参加できなくても、誰かが激辛料理を現地で食べ、次の週に参加する誰かに引き継いでいく。人と人との連携で、最終的に全部の週の全部のお店を食することができればいいな、というわけだ。

とはいえ、さすがに僕は全部の週に参加してきた。そりゃそうだ、このサイトのオフ会なんだから。でも今回ァダメだ、6週連続で同じ場所に同じ時間に顔を出すなんて、なんの「習い事」だよ。無理だよ。できるだけオフ会には顔を出すけど、所要で顔を出せない週もあるよ、その時は誰か代わりに頼む。

そういう願いも込みで、オフ会を企画した。企画しておいて自分が参加しない週もあるだなんて、なんともいい加減だ。

厭戦感を抱いているのは、僕だけじゃない。過去参加してくれていた人たちも、「まじかよいい加減にしろよ」状態だった。今回は「誰も参加しない区間」が発生して、たすきリレーができなくなる予感がする。果たしてどうなることか。ひりひりしつつ、第1区の出走となった。

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2019年08月07日(水) 第1区間

激辛グルメ祭り会場

激辛グルメ祭り会場に到着。

毎年、18時に仕事を終え、19時ちょうどに会場に到着するという日々を過ごしている。今年もそう。そういう、「なんだかよくわからんが、規則正しい生活」を送っている自分に一人で苦笑してしまう。だってそうでしょう?「規則正しい」というのは、健康の象徴でもあるというのに、これからやろうとしていることは「不健康そのもの」なのだから。

激辛を食べて健康になった人なんて、いないと思う。

タバコや酒、コーヒーの効能と害について語られることはとても多い。コーヒーなんて、未だに「害がある」「いや、健康にむしろ良い」と議論が繰り返されている有様だ。一方、激辛については、医薬関係者すべてが「やめとけ」と言うはずだ。

ピリ辛、ならいいだろう。でも、激辛を推奨する医者なんて、いるわけがない。

「一種のストレス発散になるので、リストカットなどの自傷行為をするくらいなら激辛を食べたほうがいい」という精神科医がいるかもしれないが・・・いや、いないか?

会場の様子

今回、6週にわたっての開催となるため、オフ会参加者の息切れと分散が予想された。しかし、今回は一発目ということもあり、4名が参加表明をしてくれた。もよさん、かめぜろさん、のっちょさん、おかでん。

もよさんは初対面となる女性で、激辛に並々ならぬ意気込みを持っていて頼もしい。僕やのっちょさんなど、このオフ会の「毎年の常連」とも言える人たちは良くも悪くも場馴れしすぎて緊張感が乏しいのだけど、もよさんは火の玉のようなガッツがある。その姿を見て、「ああそうだ、僕も昔はこうだった。いかんな、初心を忘れるところだった」と気持ちを引き締めた。

会場は、「かなり空いている」部類だと思う。混んでいるときはテント内のベンチシートに陣取るのが難しいくらいだけど、今回はまだ空きがちらほらある。ちょうど今日が「激辛グルメ祭り」初日ということなので、社会全般への認知度が低いのだろう。ワイドショー番組なのかニュース番組なのか、テレビカメラが二台ほど会場内に入っていた。おそらく明日放送され、それを契機に客足は増えるのだろう。

ジュース自販機

今年もアサヒが飲料の提供を行っている。自販機もわざわざアサヒのものが会場に運び込まれ、設置されている。

最近の僕は自販機で飲み物を買う機会がないので、相場というのがわからないのだけど、お値段は高いと思う。みんなと、「もっと安く売ればいいのにね。辛いものを出すイベントなんだから、むしろ安くしたほうがよく売れるだろうに」と話をした。

会場内に飲食物の持ち込みは禁止だ。とはいえ、その気になれば持って入ることはできる。「会場内の飲み物が高いから」という理由で飲み物を持ち込まれ、販売機会を逸するくらいなら安く売ればいいのに。

ドリンク

屋台で売っている飲み物。

生ビールが600円。今年は、蛇口付きの円筒容器に入った「生ビールタワー」の取り扱いはなかった。そのかわり、買いたければピッチャーで、ということになる。面白い演出だと思ったが、やっぱりピッチャーのほうが楽だったか。または、タワーが壊れてしまったか。

ノンアルコールビールが置いてあるのは僕にとってありがたいのだが、小瓶で400円。

(つづく)

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