おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
三菱商事アートゲートプログラム・チャリティーオークション42@丸の内パークビルディング
前回12月に開催された、三菱商事の若手作家オークション。3カ月の間を空けて、第42回目が開催された。僕は前回に引き続いての参加。 一週間前に、既に全ての作品を間近で確認し、7名の作家さんの話を聞き、この日に備えてきた。前回オークションにも参加し... -
爆発した芸術を散歩する
FACE展 2019 損保ジャパン日本興亜美術賞展@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
損保ジャパン日本興亜美術財団が、新進気鋭作家の支援を目的として行っている公募展。今年で7回目。 蜜美障子がMCAGPとして、「在学生または卒業3年以内の若手作家」を対象として支援しているのに対して、こちらの方が範囲が広い。年齢は不問になっている... -
爆発した芸術を散歩する
アートが日常を変える 福原信三の美学 Granby Workshop : The Rules of Production Shinzo Fukuhara/ASSEMBLE, THE EUGENE Studio Ⅱ@資生堂ギャラリー
事前情報全く無しで訪れて、なんのこっちゃ全然わからなかった展覧会。久し振りだ、「これは何を展示しているんだ?」というのは。 意味不明な抽象画とかインスタレーションを見ても少々では驚かないようになった。でも、今回は事前知識がないとわからない... -
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Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019@東急プラザ銀座6F キリコラウンジ
友達の友達が江戸切子職人で、出展しているということなので行ってみた。 いや驚いたな、江戸切子って、「厚ぼったいデザインで、星形の模様が刻まれているグラス」という印象だったけど、そういうのをひっくり返すデザインが多いこと多いこと。どんどん進... -
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ポーラ ミュージアム アネックス展2019– 捨象と共感 –@ポーラ ミュージアム アネックス
これはすごい、何が展示されていたか、何一つ覚えていない。 (2019.03.17) -
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クリエイションの未来展 第18回 宮田亮平監修 「工藝」とは・・・@LIXILギャラリー
案の定、何も記憶に残っていない。 LIXILギャラリーは、小粒な展示スペースということもあって印象に残りづらいうえに、3つもギャラリーがあるので、つい「雑」に見てしまう。まさに今回がそうだった。恐縮です。 (2019.03.17) -
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いけばな協会展@新宿タカシマヤ催事場
最近できた友達が生け花をやっていて、その人から招待券をもらったので行ってみた。 事前に、「ずいぶん前から準備が必要」とか、「植物だから、会期中でもコンディションがどんどん変わるので、それが難しい。あらかじめ予測を立てながら構図を考えないと... -
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寄神宗美展 「RE-CREATIONS」@LIXILギャラリー
3つ並ぶLIXILギャラリーのうち、3番目の小部屋に入るときはいつも「よし、入るぞ」と気合いを入れ直す。 ここはいつも、コメントに困る展示がされているからだ。わかりやすい作品が展示されあていたためしがない。 今回も、そう。 「陶芸と、樹木が融合し... -
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吉田謙吉と12坪の家—劇的空間の秘密—@LIXILギャラリー
大正・昭和時代に活躍した舞台美術家、吉田謙吉が麻布台に建てた12坪の自宅を中心とした展示。 12坪(約40平米)の家の中には、居住スペースだけでなくステージ、観客席まで備えているという独特の作りになっている。 もちろん、ステージをステージとして使... -
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MCAGPギャラリートーク@MC FOREST
昨年12月に参加した、三菱商事のメセナ活動としてのアートオークション。3月にもまた開催されることになっており、それに先だってアーティストによる作品解説が開催された。 大学在学中、または大学卒業3年以内の若手に限りエントリー審査に参加資格があり... -
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林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商@国立西洋美術館
パリ万博の通訳としてパリに渡り、そのまま現地で美術商となった林忠正のコレクションや彼がフランスの画家たちに与えた影響を振り返る展覧会。 浮世絵をはじめとする日本美術をフランスで販売していた人で、1800年代後半にフランスで活躍していた画家はこ... -
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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド@東京都美術館
これはすごい展覧会を見た、という印象しかない。 江戸時代の画家たちによる、奇抜なアイデアと構図の絵を紹介する展覧会。 会場に入ってすぐのところに、伊藤若冲の「象と鯨図屏風」がバーンと展示されていて、見る者の度肝を抜かされる。なんだこの圧倒...