地上の楽園でへべれける【尾瀬】

鳩待峠

14:27
鳩待峠には「鳩待山荘」という山小屋がある。さすが下界に直結している山小屋だけあり、売店完備。いろいろお土産を売っているようだ。後でゆっくり見てみることにしよう。

「尾瀬」と書かれた大きな看板の前で記念撮影

14:29
おっと、その前に「尾瀬」と書かれた大きな看板の前で記念撮影。

いかにも「尾瀬に来ました!」という看板は、記念撮影に最適だ。でも、雨でぐちゃぐちゃになったカメラで撮影すると、なんともみすぼらしい写真になった。「ずぶぬれになりましたが、不肖おかでんかろうじて生きて帰還しました」といった風情。

鳩待峠のジャンボタクシー
タクシーご案内

14:31
鳩待峠に並ぶジャンボタクシー。ある程度人数がまとまるなら、バスを待たずにタクシーで尾瀬戸倉まで移動するのも手だ。料金はバスでもタクシーでも均一料金で一人900円。

次のバスは15:25発

14:34
おかでんは既にバスのクーポンを持っているので、チケットを購入することなくバスの到着を待つことになった。ちなみに次のバスは15:25発。50分近く時間に余裕があるので、濡れた服を着替えて、あとはビール飲んでくつろごうと思う。

囲炉裏

15:05
売店の前には、囲炉裏があって炭火であぶった川魚やとうもろこしなどが売られていた。もちろん、ビールやワンカップも取り扱っている。とっても魅力的だが、おかでんがここにたどり着いたときは団体のお客さんでいっぱいだったため、炭火焼を食べることはできなかった。写真は団体がタクシーで旅立っていき、がらんとなった状態の時に撮影したもの。鳩待峠を利用する人で、次のバスまで相当時間を持て余しているようなら、ここで焼き魚を肴にお酒をいっぱいひっかけるのもよろしかろう。

ビールとおかでん

15:03
トイレで着替えを済ませる。ここもチップ制トイレなわけだが、着替えのためだけに個室利用した場合もチップを入れた方がいいのだろうか?ちょっと悩ましい。でも、せっかくなので尿意があまりないにも関わらずおしっこをしておいた。これで100円払う理由ができた。

さて、着替えが済んでさっぱりしたところで、本日二度目のビールタイムです。売店で350mlのビールを購入。値段はいくらだったか忘れた。

鳩待山荘とその売店には、ベンチの類がほとんどない。多くの山小屋は、小屋の前にベンチとテーブルを置いて休憩ができるようになっているのだが、ここはそういうのがなかった。雨が降っている最中だし、庇の影に隠れるように場所を確保。ちょっと狭いけどビール飲むぜ。

うーん!うまい。

ビール可愛いよビール。ご飯にビールかけて「ビールかけご飯(略してBKG)」にしてもいいんじゃないか、とむちゃなことを考えてしまうくらい美味い。

やっぱ、山のてっぺんのビールは微妙だわ。ぬるいし、ザックの中で揺さぶられていたので泡がたくさん出るし、なにより酔った状態での下山は危険だ。今後も「山頂麦酒」を続けるかどうかは要検討。しかし、下山後に飲むビールについては誰も異議なし!しこたま飲んでよし!

ビールを飲みながら

15:09
ビールを飲みながら鳩待峠の景色を楽しむ。

今回、500mlではなく350mlを選んだのは、ちょっとした理由がある。この後、新宿駅まで高速バスでの移動になるわけだが、トイレを我慢できるか?という疑惑があるからだ。もちろん、バスは途中に1回ないし2回程度トイレ休憩をはさむだろうが、それまで尿意が我慢できるかどうか?考えるだけで怖くなる。特に、夕暮れ時の関越道は断続的に渋滞するので、なおさらだ。

そんなわけで、本来なら「1リットルでも飲んでやるぜ!」と息巻くはずが、すっかりおとなしくなってしまい350mlで終わりにしておいた。でも、不完全燃焼感は不思議となかった。山歩きは既に終わったが、終着点の新宿駅まではまだまだはるか先。完全に弛緩するのはまだ早い。今回は350mlくらいの量が適量だと思う。うん、大人になったな、おかでん。お酒は20歳になってから。

激辛野沢菜

15:14
売店を見て回る。さすがに尾瀬という山の中なため、「おお、これはいかにも尾瀬らしい!」という商品は見当たらなかった。「尾瀬に行ってきました」的なお菓子が多い。

そんな中、あっと目を引いたのがこちら。「激辛野沢菜」。野沢菜といえばご存知長野県の名産品。それがなぜ群馬県の尾瀬で売られているのか。旅情も風情もないぞ。でも、辛党おかでん、「激辛」という言葉に激しく惹かれた。どうせ大して辛くないんでしょ?と斜に構えた味方をついついしてしまうのだが、この商品の説明によると、ハバネロを使用しているというではないか。ハバネロさんか!それは本気モードだぞ。これは買ってみるしかあるまい。

なぜか群馬県で野沢菜を買ってしまった。お値段700円。

バス

15:24
バスの出発時間が迫っているのだけど、バスらしきものがいない。どうしたんだろう、遅延しているのだろうか?

さすがに発車3分前になると焦った。このあと高速バスへの乗り換えがあることだし、乗り遅れるわけにはいかない。

調べてみたら、バスは既に到着していた。てっきり、普通の街中を走るような路線バスがやってくると思っていたのだが、さにあらず。ジャンボタクシーとほとんど差がない車、それが尾瀬戸倉行きのバスだった。

発車2分前にかろうじて乗り込むことができた。あぶねー。

尾瀬戸倉のバスターミナル

15:52
20分強ほど走り、尾瀬戸倉に到着。途中、戸倉スキー場に立ち寄り。尾瀬戸倉の駐車場が満車のときは、戸倉スキー場の駐車場も解放されるらしい。

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