慣れない団体山歩き【西沢渓谷】

神社

13:38
神社も発見。山の神だそうで、大嶽山那賀都神社、というのぼりが立っていた。「鳴らしてくれ!」といわんばかりの鈴がぶら下がっていたので、道行く人は「とりあえず」とばかりにチリンチリンと鳴らしていた。チリンチリンと鳴らして神様を呼び出すけど、財布を取り出すのが面倒なのでお賽銭はあげないという鬼畜プレイに徹する人々。

歩く

13:52
道が開けてきた。そろそろこの旅も終わり。

バスに戻ってきた

14:29
バスのところまで戻ってきた。

貸切バスってつくづく大変だよな、朝早く集合場所に出向き、夜遅くに送り届け、そして帰還する。お客さんが山登りなりなんなり、お出かけ中の間はずっと待機だ。寝てられるから楽じゃん、とは決して思わない。ひたすら待つというのも、それはそれで相当しんどい話だ。

観光バスの運転手さんとバスガイドさんがくっつく、とかそういう噂話を修学旅行や遠足の度、根拠もなく仲間内でヒソヒソと話をしていたが、「待機時間が長い」仕事なのでそういうのも本当にありえるかもしれん。

こんにゃく

最後、会長からあいさつがあった後に解散。マイカーで訪れた人はそのまま帰っていった。会長は埼玉の本庄方面に住んでおり、ここから雁坂トンネルをくぐって秩父方面に抜ければ比較的近いのだった。新宿にわざわざ出向いて、貸切バスに乗るのはむしろかったるい。

会長だから、最初から最後までいなくちゃいかん・・・という義務感みたいなものがなく、「登山口で集合と解散を仕切ればいいでしょ?」という気軽さがいい。いかにも山って感じがする。体を動かす集団ではあるけど、いわゆる体育会系的なノリはまったくない。

バスの駐車場脇が、「西沢渓谷蒟蒻館」というお店だったので、バスに乗る前に全員立ち寄ってみる。

こんにゃくいろいろ

蒟蒻館を名乗る以上、品揃えは頑張っちゃった。こんにゃくアイス、こんにゃくごはん、こんにゃくスポンジ・・・とありとあらゆるものがこんにゃくで作られている模様。「こんにゃくせんべい」なんて一体何なんだ、と驚かされる。

しまいには「こんにゃくキャビア」とか「こんにゃく松阪牛」なんてのも出てくるかもしれん。

トロサシ試食

トロサシ試食、というのが店頭にあったので、群がる御一行様。これ、美味しかった。

こんにゃくって、どうも僕の幼少期の記憶があってあまり美味しいとは思っていない。臭い食べ物、という印象が未だにある。もちろん、ちゃんと下茹でしたものは美味しいことも知ってるし、自分で料理を作る際には積極的にこんにゃくを入れたりもする。それでも、こんにゃくと聞くと微妙な顔になるのは、刷り込まれた記憶というやつなんだろう。

刺身として食べられるこんにゃく、というくらいだから、よっぽど味に自信があるのだろう。ためしに、スーパーで100円程度で売られているこんにゃくを刺身にしてみるといい。全然美味しくないから。しかし、このトロサシ、さすがにお値段が相当よろしくて800円。うまいと思うんだが、ちょっと手が出せなかった。

道の駅

14:57
帰り道、メンバーの誰かが桃を買いたいとリクエストしたので、道中にある「花かげの郷まきおか」に急遽立ち寄った。山梨に来たのだから桃!ということなのだろうが、9月末で桃ってのはちょっと厳しいかも。

ぶどうがいろいろある

案の定桃はなかったのだが、かわりにぶどうがいっぱい売られていた。いろいろな種類が食べ比べでき、仲間と、そして店員さんと「こっちの方がうまい」「いやこれの方が好みだ」とやいやい言いながら品評会を開催。なかなか楽しかった。でも、何がマイベストなぶどうだったかは今となっては覚えていない。

フルーツ、滅多に食べないんだよなあ・・・。自分で買ってフルーツを食べたことなんて、本当に記憶にないくらいだ。

戦利品1

かわりに買ったのがこれ、というのがいかにもおかでんっぽいというか。何もここで買わなくてもよいだろう、と思うのだけど、つい。

おかでんホイホイとして安定の実力を持っているのは、「辛いもの」「にんにく」といったスパイシーなものなのだが、今回もまさにそう。「旨味にんにく昆布」ってのを買ってしまった。

さっきまで、「いやー、ぶどうひと房なんて、男の一人暮らしじゃなかなか食べられないよー」とかほざいていたのに、この旨味にんにく昆布だけはひと袋どさっと買ってしまう矛盾。これも消費しきるのはなかなか大変だぞ?

戦利品

せっかくの山梨訪問なのだから、せめて何か「らしい」ものを買っておきたいところだ。そんなわけで、ほうとうを買ってみた。生麺。

山梨界隈のSAやPA、各種お土産物屋さんに行くと、お土産物用のほうとうは本当にたくさん売られている。しかし、言っちゃなんだが「たかが小麦粉を捏ねた麺」にしちゃあ、お値段が相当よろしいというのが印象だ。味噌が付いてくるとはいえ、ほうとうの味噌なんて何ら特殊なものではなく、家にあるものを使えば全く問題はない。もう少しお手軽な値段でないものか、と思っていたら、このほうとうはまあまあなプライスだったので購入。

戦利品

にんにく唐辛子、というのを買ってしまった。オレ様の大好きなものが一つにパッケージングされているだなんて!とワクワク感が禁じえない。案外、ありそうでなかった粉末調味料じゃないか?これって。

しかしこれもまた、先程の昆布同様、消費しきるのに一体どれだけ時間がかかるんだ。。。ほうとうにバッサーとふりかけるとはいえ。

戦利品

道の駅なんかで野菜が売られていると、大抵この手のししとうをみかける。どこでも栽培されているのかね、これ。で、スーパーで買うよりもはるかに安いので、ついつい買ってしまうアイテムとなっている。ししとうは軽くフライパンであぶって塩をかけるだけで存分にうまいので、使い回しが楽だ。

戦利品5

そうだ、職場にお土産を買って帰らないと、と思ってようやく「自分の夕食」から思考が解き放たれた。で、探していたら発見したのがこれ。山梨において押しも押されぬ代表的なお土産といえば「桔梗信玄餅」だが、それのコンパクト版だ。桔梗信玄餅は結構お値段が張るお菓子ではあるけど、この商品は小ぶりであるが故に随分と安い。これだけ入って200円くらいだったと思う。なんで!?なんでこんなに安いんだ!?端切れでも使っているのだろうか?

ほくほく顔で職場に持っていき、みんなに配ってみたらようやく事情を理解した。あっ、これ「桔梗信玄餅」じゃないぞ。「桔梗信玄」だった!

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