おちこんだりもしたけれど、魚はげんきです。【ばんや:2020年03月】

ほどなくして着席できた。
待ち時間は30分程度だったか。でも、このお店の場合、長いときは1時間以上待ちがザラなので、これでも短いほうだ。だからこそ、僕は毎回ばんやを訪れる際、決まって早い時間の到着を心がけている。昼どきに到着できればオッケー、なんて考えてはいけない。

しかも、東京湾アクラインが大渋滞した場合、到着時刻がよめない。それもあって、朝はやく東京を出発するのが、このお店を訪れる際の鉄則といって過言ではない。

着席すると、黄色い紙のメニューがある。クリアポケットに入れられ、ファイリングされている。正直、素っ気ない。そして、黄色い紙に赤い文字、しかも明朝体なので、どうにも読みづらい。

特に僕らのように「あれこれ食べる気満々!」という人にとっては、なおさら。メニューが頭に入ってきづらい。

<本日おすすめ>メニューのページがある。おすすめがたくさんあって、困る。そして、おすすめの中に「本日イチオシ!!」というメニューがあるし、イチオシのはずなのに8品も料理が書いてある。ますます困る。

「本日おすすめ全部持ってきてください。」と座るやいなやバーンと言えるとかっこいいけど、それはいらん。だって「エビフライカレー」とかも一緒になってやってくるから。お子様ならともかく、ここでカレーは食べたくない。焼肉屋のバイキングで、うっかりカレーを食べたらもうそこでゲームオーバー、満腹になるのと一緒だ。

揚物、煮物、焼物とジャンルがわかれている。さあ、どれから頼もうか。

煮物は20分から30分時間がかかるというので、後回しにしないできっちり今頼まないと。
今回はオフ会形式で大勢の訪問ではない。なので、気になるものは全部頼んじゃっていいや!とはならない。二人で食べ切れるだけ、頼むというのはなかなか高度なテクニックが必要だ。あと、お持ち帰りも選択肢としてありえるので、ますます悩ましい。

このお店の場合、お持ち帰りも公式にオッケーにしているから。

どうだ悩ましいだろう、このメニューを見て毎回僕は悩む。

もちろん、これが都心にある「海鮮居酒屋」ならそんなに悩まないと思う。でも、ここはばんや。実際に魚が水揚げされている漁港そばの、漁協直営のお店だ。料理チョイスの際に気合を入れて選びたい。気合の入った魚がそこには待っているのだから。

でも気合を入れてメニューを吟味していないジャンルがある。丼ものだ。お寿司しかり、丼ものしかり、お腹が一杯になるからこのジャンルに心を動かしてはいけない。

でも、「カジメとアジたたきのぶっかけ飯」なんて美味そうだよなあ。食べたいよなあ。

食べたいけど、優先順位を毎回下げられ続け、結局食べる機会がない。

いずれまた、ここで「お泊りオフ会」をやってみたいものだ。過去2回お泊りオフ会は開催されたけど、そのときは

昼ばんや、夜ばんやの湯で一泊しながらばんやの料理、朝ばんやの料理、お昼は別のところで肉料理

という3食連続で魚料理という流れだった。もちろん魚にウンザリしてくるのだけど、その体験がむしろ楽しく、仲間で笑いあいながら「もう魚は当分いらない」と語り合う楽しさがあった。

次やるときは、四食連続でばんや、というのもありだな。そのかわりメニューをあらかた食べ尽くそうぜ!ということにする。

賛同者、いない気がするけれど・・・僕のパートナーのいしでさえ、首を縦にふるかどうか。

毎度のことだけど、今回も僕は改めて強調したい。「新鮮な魚は、フライこそうまい。」と。

さばいたばかりの魚は、刺身にしても死後硬直で硬いだけだ。コリコリをうまいと思うならばそれでもよいのだけど、僕はもうすこし時間が経った刺身のほうが好きだ。一方、揚げ物に関して言うと、新鮮な魚をフライにするとすげーうまい。なんなら、漁港併設のお店なんかでは刺身や海鮮丼を食べるのではなく、フライを食べるほうがいい。今回も、もちろんフライは頼むつもりだ。

一品物のコーナー。

あっ、今この文章を書いていて気がついた!「定食」のほかに、単品で「御飯」というメニューがあるのか。150円。これは知らなかった。昔からこんなの、あったっけ?気づかなかったなあ。

「定食形式」になると、お味噌汁やお新香がついてくるのだけど、はっきり言ってお味噌汁もお新香もいらないんだよな。御飯単品であるならば、そっちを頼んだほうがいいや。そして、カジメ汁でもつみれ汁でも別途頼んだっていいわけだし。

ご時世ですね、ノンアルコールビールが置いてあるのは本当に嬉しい。僕はもちろんノンアルコールビールを頼む。水とかお茶でも良いのだけど、なんとなく雰囲気を味わいたいのでね。

(つづく)

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