自宅でやってみよう【2020年4月】

この日は、谷中にある「COUZT CAFE+SHOP」の玄米タコライスと、スコーンを買って帰る。ここ一年でもっとも僕が入り浸ってきたお店だ。

COUZT CAFE + SHOP
隠れ家のようなくつろぎの空間で、心身ともにゆっくりお過ごしください。

このお店も、お弁当テイクアウトなんてことはこれまでやってきていなかった。しかし手探りで取り組みを始めている。

はっきりいって、お弁当がいくら売れても大してお店は儲からないだろう。カフェの場合、珈琲や紅茶を飲んでもらって利益を稼ぐ商売だからだ。たとえば写真右のスコーンは280円。このお店は何につけ全体的に安い。ビスコッティに至っては250円だし。

お店だと、お客さんは飲み物を頼んだりするのでこういう激安お菓子がメニューにあっても経営が成り立つ。でも、テイクアウトだけだと、なにか慈善活動をやっているようなレベルの儲けにしかならないはずだ。

良心がチクリと痛むけれど、かといって「買わない」というのはもっとよくないだろう。買って応援、食べて応援。僕ができる範囲でやれることを、やる。

ちなみにこのお店、玄米の炊き方がすごく上手。独特のプチプチ感があって、むしろこれを食べてしまうと白米じゃ物足りない!と思えてくる。

「食べて応援」というスタンスでいたけれど、「飲んで応援」というパターンも存在したので紹介しておく。

JR山手線・西日暮里駅の駅前にあるスペイン料理店。店頭にこんな黒板が出ていて、「えっ!?」と思わず目を疑った。

お客様へ
この状況が続きますと開栓した生ビールが処分せざる得ないです。
お1人様につき3杯生ビール無料にさせていただきます。
お料理はお1人様各1皿ずつ御注文のほどお願い致します。

アルハムブラ|荒川区西日暮里の本格スペイン料理店
アルハムブラ 荒川区西日暮里の本格スペイン料理店。本場スペインの美味しい料理と情熱的なフラメンコを堪能して下さい。

ハッピーアワーで、生ビール1杯100円!というのならありえるけれど、「3杯無料」っていうのは人生初めて見た。そして今後の人生でも、多分こんな大盤振る舞いを見る機会はないと思う。なんだこりゃあ。

「マイナス金利」的な世界だ。お金を借りたら、逆に利子がもらえる、みたいな。

事情はよくわかる。樽生ビールというのは生ものだ。一度開栓して生ビールサーバーにつないでしまったら、毎日営業終了後に取り外して栓をして保管したとしても、一週間程度しかもたないはずだ。開栓したらどんどん味が落ちていく。なので、早く消費させたい、というお店の言いたいことはわかる。

だからといって、3杯も!無料!だなんて。一体何がどうしちまったんだ。うっかり超巨大な、ドラム缶みたいな樽生を買ってしまったとでもいうのだろうか。「3杯まで100円」でも十分に道行く人をビビらせるだけのインパクトがあるのに、無料だなんて。

せっかくだから、短期決戦ということでお店に入ってみた。まだ緊急事態宣言が出る前のことだったので、この頃は「ちょっとならお店に入っても」という気持ちがあった。

連れのいしがビールを頼んだら、本当に無料だったので恐縮。しかし、僕が頼んだノンアルコールビールは、さすがに有料だった。そりゃそうだ、樽生ビールじゃないんだから。店員さんが申し訳なさそうに「ノンアルコールのビールは無料じゃないんですが」と念押ししてくれた。

はい、僕はお酒が飲めないのでそれでよいです。

ちなみにこのお店、飲食ともにそれなりのお値段がする。「一人一品以上の注文を」ということだったので、結局4,000円以上を支払ったと思う。

「ビール無料で客を招き寄せたな?」といううがった考え方はしちゃいけない。むしろ、それくらいの客単価のお店も、今や必死だということだ。日本全国総力戦だ。

近所を自転車で走っていたら、アクセサリーなどを製造販売しているお店のご主人さんと出会い、はじめましてのご挨拶ついでに立ち話。

「売り物ではないんだけれど、もしよかったら」ということで、ココナツオイルの瓶をもらった。もちろん未開封だ。

数年前に仕入れたんだけれど、賞味期限が切れてしまったものだという。さすがに売るわけにはいかないけれど、オイルとしては十分に使えるので、アーユルヴェーダ流でこれをうがいに使うと良い、と教えてもらった。ええ?ココナツオイルをうがいに?

聞くと、電子レンジで溶かしたココナツオイルを口に含み、15分から30分ほど口をゆすぐとすごくすっきりするのだそうだ。アーユルヴェーダ恐るべしだな。口臭予防にもなるし、体調を整えることもできるとかなんとか。

無料でいただいたので、さっそくその日の夜、夫婦で試してみる。・・・しばらく、お互いが黙る。

そのまんま、ココナツオイルだ。みなさんが想像する、あのまんまのものだ。それを口に含んでいると、当然ヌラヌラするし、むわっとする独特のエキゾチックな香りが鼻腔を包む。不思議な体験で、面白い。

普段、リステリンで「ガツンと、痛いくらいの爽快感」を口の中に与えているので、このふわふわしたうがいというのはどうにも落ち着かなかった。でも、慣れてくると、心が落ち着いてくるというか、もうどうにでもなれ、という気分になってくる。実は「うがいで癒やし」という概念は成り立つのかもしれない。そんなアーユルヴェーダを垣間見たひととき。

(つづく)

コメント

  1. おかでん より:

    パン祭りのお皿が割れたのを見たことも聞いたこともないです。なんだあの頑丈っぷり。
    パン祭り皿で、空手家が瓦割りをやったら、わずか1枚でギブ!ってことがあるかもしれない。

  2. ネーマ より:

    うちの皿は茶碗とお椀、丼を除くと、ほぼパン祭りの白い皿です(笑)
    パン皿は10枚くらい、小さなボールや深めの皿、楕円のカレー皿など種類も様々。
    とにかく丈夫で割れないし、白いから何を盛り付けても合わないことはないし、他の皿との相性も(笑)
    そーゆー家、けっこう多いと思います。

    • のっちょ より:

      うちでもパン祭りのお皿、重宝してます。
      今回は、15点で力尽きてしまいましたが…



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