自宅でやってみよう【2020年4月】

「外食・中食は自分の地元(谷根千・日暮里エリア)に絞り込む」方針を続けている。特に谷根千エリアは、良心的な小さいお店が多いので、こういうコロナ禍の時には積極的に応援していきたい。

「いきなり!ステーキ」の行く末が気になったり、ラーメン二郎が無性に食べたくもなる。渋谷にある、大変にお世話になったカフェ「マメヒコ」もある。でもそれは自分の行動範囲外なので、この時期は訪問できていない。

自粛が叫ばれるようになってきて、そんな地元のお店でも「結構がんばれているお店」というのがわかってきた。それは、ベーカリーだ。

お店の人に言わせると、「いやいや、普段と比べると全然・・・」ということかもしれないけど、巣篭もり需要とうまく合致して、売上はそれなりにキープしているように見える。

なので、これまでお世話になってきたベーカリーであっても、少し訪問頻度は落としているお店はある。僕らが食べて応援しなくても、たぶん大丈夫そうだからだ。

そんな中、「ここはお客さんがよく訪れているけれど、やっぱり訪れちゃうなあ」と思わず唸ってしまうのが、谷中キッテ通り沿いにある菓子店「Succession」だ。パンも売っている焼き菓子店で、地味ながらとてもうまい。油断して食べてみたら、「あれ?これって・・・うまくないか!?」とはたと気がつく、そんなクッキーやら何やら。

僕のような器の小さいオトコだったら、このSuccessionのお菓子を手土産に持っていって、相手が何の気なしに雑談しながらバリバリ食べてたら「お前、ちゃんと味わえよこの野郎」と説教するかもしれない。少しはその舌をお喋りのためではなく、味覚に割り当てろ、と。

地元にこういう美味い菓子店があることが誇らしく、手土産に使ったりもする。店員さんとも仲が良いので、お喋りがてら訪れ甲斐があるお店。

しかしこのSuccession、昨今の状況を踏まえて、「お店に入れるのは一度にお客さん1名限り」となってしまい、だいたいいつ行っても店の外に人が数名待ち構えているようなお店になってしまった。おかげで最近はあまり行けなくなった。

かわりに、Successionからすぐ近くにあるCOUZT CAFE+SHOPでマフィンとビスコッティを買って帰ることが増えた。今月だけでも何度も食べてるけれど、うまいんだよなこれが。ザクザクした食感で、風味豊かで。鼻腔から漂う食後の余韻で思わず微笑んでしまう。

こういうときだからこそ、旬のものを食べないと。ということで、たけのこをまるごと谷中商店街のお店で買って、アク抜きをして食べる。

自分で茹でたたけのこは食感が素晴らしい。サクッ、プチッ!と口の中で主張がある。スーパーで売られている水煮たけのことは大違いだ。あれは食感がブヨブヨしている。

なので、下手にあれこれ調理なんてしなくていい。本当なら、適当に刻んで、しょうゆとわさびだけで「たけのこの刺身」として食べるのがいい。

とはいえ、たまたまこの日はたけのこのアクを抜くための米ぬかが家になかった。いつも玄米から精米してご飯を炊いているおかでん家だけど、この日に限って「精米作り置き」があったからだ。

いしがネットで調べて、「米ぬかがない場合、残りの冷えたご飯でも代用ができるらしい」という。それに沿って、たけのこを少量のご飯で炊いてみたけど、さすがに若干アクが残った。たけのこを食べると、若干しわい。でも、それが「旬を食べている感」を感じさせて、むしろ良かった。

この便利なご時世、ちょっとした「ほころび」があったり、ちょっとした「おや?」という内容がないと、記憶に残らない。僕が大して上手でもない自炊をやるのも、むしろそういう「なんかちょっと出来が悪い」というバランスの悪さを、五感で感じ取ることがワクワクするからだろう。

そういえば、「自宅でやってみよう」という主旨の記事なのに、自宅近所のお店紹介になってしまっている。このあたりで、テイクアウトメニューについてはほどほどにしておこう。

一つだけ。僕は、「行っておきたいご近所のお店リスト」というのを作り上げていて、行ったお店から順に並び替えをしている。リストの上段にあるお店は、最近いけていないお店。つまり、近日中に顔を出したいお店だ。そして、訪れたお店は、リスト最下段に回り、しばらく出番はない。

もちろん正確にローテーションしているわけではないけれど、こいうリストを作っておいたほうがこのご時世、便利だ。定休日も書き込んであるので、「さて今日はどこに行こうか?」と考える材料になる。

この日は、千駄木にある「ケープルヴィル写真館&カフェ」のランチデリとスープ。

CAPLEVILLE | 東京都文京区千駄木 谷根千にある古民家フォトスタジオ。専属カメラマン若山和子が撮影!
CAPLEVILLE | 谷根千にある古民家フォトスタジオ。専属カメラマンは日本で唯一カンヌ映画祭オフィシャルプレスパスをもつフォトグラファーが皆さんを撮影します。1Fにはカフェもあり、写真館だけでなく様々な利用方法がございます。是非一度遊びにお越しください。

このお店にもとても僕はお世話になっていて、結婚式の前撮り写真をおねがいしたり、三線サークルやチーズの会といったイベントにも参加している。若山さんというフォトグラファーの方が営まれていて、古民家の2階がスタジオ、1階がカフェになっている面白いお店だ。

2階のスタジオは、本当に六畳2間しかなくてびっくりしたのが懐かしい思い出だ。いしがウエディングドレスを着ると、ふわっとしたスカートの裾が広がるので六畳の部屋が1つ埋まってしまう、そんなスペースだった。それでも、狭さを感じさせない演出で写真を撮ってくれるのがすばらしい。

このお店の1階カフェでは、毎月月替りでランチデリプレートを提供しているのだけれど、そのテイクアウト版。左がランチデリで、右がキーマカレー。バゲットは、西日暮里におけるベーカリーの名店、「ianak!」のもの。これもまたしみじみうまし。

お店で食べるのは気が引けるので、お店のすぐ脇にある公園でピクニック気分のお食事。夫婦並んでこういう食事を楽しむのは、素晴らしいひとときだ。

(つづく)

コメント

  1. おかでん より:

    パン祭りのお皿が割れたのを見たことも聞いたこともないです。なんだあの頑丈っぷり。
    パン祭り皿で、空手家が瓦割りをやったら、わずか1枚でギブ!ってことがあるかもしれない。

  2. ネーマ より:

    うちの皿は茶碗とお椀、丼を除くと、ほぼパン祭りの白い皿です(笑)
    パン皿は10枚くらい、小さなボールや深めの皿、楕円のカレー皿など種類も様々。
    とにかく丈夫で割れないし、白いから何を盛り付けても合わないことはないし、他の皿との相性も(笑)
    そーゆー家、けっこう多いと思います。

    • のっちょ より:

      うちでもパン祭りのお皿、重宝してます。
      今回は、15点で力尽きてしまいましたが…



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