第二回夏季強化天幕合宿in佐渡島

チャーハン

2日目・昼食。

担当:ちぇるのぶ
料理名:やきたい
おすすめ:もちもちした感触をお楽しみください。
評価:2.25 (1,2,3,3)

※焼きめしのはずだったのだが、火力不足と水分の多い米のせいでまったく違った料理に化けた。

昼飯当番はちぇるのぶ。昨日昼に続いて、2日連続お昼ご飯担当だ。

食事当番は、あらかじめおかでんによるあみだくじで決めている。よって、「二食連続で担当」という可能性もあるわけだが、今回はそのような不均等はなく、分散された。

灼熱地獄の下なので、食欲はどうしても落ちるものだ・・・というのはある意味正解だが、ある意味不正解でもある。確かに、あんまり積極的に、かつ情熱的に食事をしたいという気にはならないシチュエーションだ。しかし、朝5時過ぎから動き始め、肉体労働もし、朝食は7時前に簡単に済ませただけ。げっそり感よりも、エネルギー補充欲求の方が強かった。20代前半の男達の食欲を舐めてもらっては困る。

さて、その昼食だが、記述の通りねっとりとしたピラフのような料理に仕上がってしまった。ただ、当時の学生時分じゃ「ピラフ」なんて料理は知らないし、知っていたとしてもそのようなエレガントな表現ができるほどのでき映えではなかった。

まず、そもそも飯ごうでご飯を炊くのが難しい。焦げるくらいなら若干水気が残っていてもいいや、となるので、どうしても炒飯に不向きなご飯になる。それに加えて、不安定なたき火だ。たき火そのものはこちらの想像をはるかに上回る火力を持っているのだが、それ故に昼飯時にはあんまりガンガン炊きたくない心理が働く。結果、中途半端な火力で、ねっとりしたご飯を炒め、ぱらぱらにならないものだから延々と炒め続けこねくり回し続ける。でき上がったのは、米の原型が崩れかかった怪しい料理ときたもんだ。まあ、これはしょうがない。

しかも、男4名の胃袋をこの炒飯だけで満たそうとすると、あまり大きくないフライパンには限界がある。とはいえ、かったるいので多めの米を一度に投入、と。まあ、あとは推して知るべし。

お昼ご飯中

昼飯をむさぼり食う男達。
フライパンが小さいために、3回がかりで「やきたい」を焼かねばならなかった。
海では親子連れで地元民が泳いでいる。彼らはわれわれのこんな姿を見て何と思ったのだろうかね。

「やきたい」を延々と焼き続け、へばったちぇるのぶ。

そんなわれわれを尻目に、波打ち際ではビーチパラソルが何本か並ぶ。今日はいつにも増して海水浴客がいる。このような小さなビーチに遊びに来ているということは、ご近所の方なのだと思う。われわれが偉そうにテントを張っているので、「なんだこの人たちは?」と思ったに違いない。

紹介が遅れたが、今回は居住用テント、荷物用テントの他にもう一つ、「日よけ」が作られた。写真右側に見えるブルーシートが、それだ。砂浜に落ちていた長い竹を適当に切り、ピラミッド型に3本を組、その上にシートをかぶせてある。収容人数は1名、詰め込めば2名と小振りだが、日陰に乏しいこの地においてはありがたい存在だった。

もちろん、テントに逃げ込めば日陰はある。しかし、完全蒸し風呂状態であり、とてもじゃないが我慢できる次元ではなかった。まだ、外で日光に晒されていたほうがマシ、というくらいテントの中は悲惨だった。そのため、ある程度風通しがある上に日陰ができる、この「日よけ」は悪くない建造物だった。

夕食準備中

時間はいっぺんに飛んでもう夕方。
夕飯の準備が始まっている。
ばばろあとしぶちょおが買い出しに出かけ、俺とちぇるのぶは留守番で海で泳いでいたのだが、そのときの写真は一切なしなのね。これだけ写真枚数が多いっていうのに。

昼食が済んだら、午後一番のバスで両津へと買い出し部隊が出動。

バス便が限られているため、近距離にもかかわらず往復で3時間ほどを要する。

突撃兵を募ったところ、ばばろあが真っ先に挙手し、そのあとしぶちょおも続いた。結局この2名に行って貰うことになった。ちょうど、今晩・明日の朝食当番でもあったので、適任だ。

おかでんは、「俗化著しい市街地にはできるだけ居たくない。人里離れているところこそ我が住まい」と信じているため、買い出し班には加わらなかった。

明日の昼食当番がおかでんなので、二人に買い出し食材メモを渡して送り出した。

その数時間後、荷物を抱えて二人がご帰還。なにやら生気を取り戻した顔をしている。

「クーラー、ええのぅ」

と二人して恍惚とした顔で言う。あ、この連中、文明の利器に身をゆだねたな。けしからん。とはいっても、買い出しが終わっても次のバスが来るまで1時間以上待たないといけないため、彼らが堕落したというわけではないのだが。でも、嫉妬まじりに「けしからん。まったくけしからん」と一人愚痴るおかでん。

包丁を持つしぶちょお

どう見てもしぶちょおの格好は異常だ。中腰で包丁を構えてこっちの方を見ている。今まさに人を殺そうとしている瞬間を見られたみたいだ。
どうでもいいけど、後ろの田んぼで農薬散布しているのって、俺達にとっては害以外の何ものでもないよな。

大げさな。単に包丁を持っているだけだ。「今まさに人を殺そうとしている瞬間」をおかでんはいまだに見たことはないので、例えとして間違っている。

農薬がこちらに流れてきたら、われわれ「島民にとっては害虫」はあっという間に駆除されてしまう。風がこちら側に吹いてこないように願うばかりだ。過剰な農薬が混入した野菜が問題になることがあるが、人間様が農薬まみれになるのが一番体に悪いに決まってる。

日が暮れた

空が怪しくなって来だしたのであわてて薪にシートをかぶせた。雨が降るのは涼しくなって大いに結構だが、飯を作る際のダメージがでかい。
もう飯の準備も最終段階、今や遅しと皆が待つ。

気候が安定している季節とはいえ、これだけ暑いと夕立が降りやすい環境になる。そのため、雨が降った時の対策も必要。

体なんてのは濡れても構わないが、濡らしちゃいけないのが薪と、かまど。これが雨にやられてしまうと、しばらくは立ち直れなくなる。

もともと潮風のため、湿気が多い場所にかまどを設置している。そのため、朝は特に薪に火がつきにくかった。ましてや、雨なんて降られた日には目も当てられない。

薪はキャンプファイヤー用以外を、ブルーシートですまきにして密閉しておいた。

アンディ・フク

2日目・夕食

担当:しぶちょお
料理名:「アンディ・フク」
おすすめ:フクよりカワハギの方がおいしいかもしれない。
評価:2 (0,2,3,3)

※せっかく海に来たのだから、と魚入りおでんに挑戦。しかし、今ひとつのデキ。しぶちょお本人は評価値を0にしてしまった。

買い出しから帰ってきたしぶちょおが、「ふくが売られていた、ふくが」と言う。何のことだかさっぱりわからん。

買い物袋から取り出されたそのブツは、魚だった。確かに「ふく」と書かれている。どうやら、フグ(河豚)の事をこの地では「ふく」と呼ぶらしい。単にスーパーが誤字ったのだろうか、と一同で議論。結局「この地では河豚をふくと呼ぶのだろう。変な文化だ」と結論づけた。

ただ、これは大学生ならでは、というかネット時代じゃないが故の無知。河豚の本場下関でも、フグとは呼ばず「ふく」と呼ぶのは常識。縁起を担いでのことだ。でも、当時のわれわれはそれを知らなかった。

とはいえ、下関からはるか離れた佐渡の地で、なぜ「ふく」という呼び名が伝わったのかは今でもよく分からない。魚の名前は地方性が非常に強く、お隣の県に移動しただけで、同一魚の名前ががらりと変わる事がざらだ。にもかかわらず、下関と佐渡に相関関係があるのが、不思議。

魚を入れた鍋というのは、神島合宿の時にもばばろあが挑戦し、そして敗退している。今回もまた同様。魚の生臭さがどうしても出てしまうからだ。何らかの形で臭み取りをしないと、おでんの中に入れるのは不吉。

乾杯

なーんか毎日同じ構図で始まる宴。とりあえず乾杯やと直前に買ってきたビールで丸一日かいた汗の水分補充を。
ちぇるのぶは海パンをはきっぱなしで1日を終えた。

二日目晩餐の開始。

喉が渇いてさぞやビールが美味かろう、と思うが、実際はそうでもない。ここまで潮風でべたべたになりながら汗をかいていると、シンプルに水かお茶が欲しくなる。

各自、起立して器や杯を持っているが、これは「起立して乾杯するのが礼儀」だからというわけではない。砂地の上にいったんあぐらをかいてしまうと、身動きする気が失せてしまうからだ。立ち上がろうとしてへたに地面を触ると、砂が食器の中に入る恐れがある。また、鍋に手を伸ばそうとしても、机の上は調味料や米などがぎっしりだ。座ったまま鍋まで手が届かない。その結果、立ちっぱなしでの食事が一番都合が良かった。

暗闇の食事

どうも暗闇でモソモソ飯を食っているように写っている。これじゃあ空襲警報発令中だぜ。
実際のところ、ランタンが135Wのハイパワーで照らしているのにねえ。

暗闇でフラッシュを焚いているので、暗くて当然なのだが、当時はあまり写真を撮り慣れていなかったので、夜景があまりに暗い事にがっかりしていたものだ。日が暮れてからの活動こそ、われわれの真骨頂だからだ。

あと、写真が暗いにはもう一つ訳がある。当時使っていたコールマンのランタンには、「ランタンリフレクター」というなんだかカッチョエエSF的な名前のものが装着されてあったからだ。これは、本来360度まんべんなく照らすランタンの半分を光を反射する金属で覆ってしまうというものだ。これがあると、明かりは180度しか照らさなくなるが、指向性が高くなってより一層明るくなるという仕組み。

「踊り出したくなるくらい明るい」と神島では形容した135Wランタンだが、今考えるとそれ程強烈ではなかったと思う。ちなみに2009年時点で使っているランタンは230Wであり、これはあまりの明るさに直視すると失明しそうになるくらいだ。

ちぇるのぶ

写真を撮った本人が言うのも何だが、ちぇるのぶは一体何をやっているのだろう。
骨付きチキンをかじっているようにも見えるんだけど・・・はて、そんな料理ってあったっけ。

夜になっても帽子をかぶっているちぇるのぶ。ばばろあ以外3名が帽子を昼間からかぶりっぱなしだ。

「夜なんだから、脱いでも良いんじゃないか。邪魔だろう」

と思うかもしれないが、それはそれで面倒。どこか適当なところに転がしておくと、風で飛んでいく恐れがある。テントに入れておくのも面倒だし、他の荷物の出し入れをやっている間に荷物の奥の方に行ってしまう事がある。それを引っ張り出すのがおっくう。その結果、帽子をかぶりっぱなしという選択になる。

キャンプファイヤーの始まり

本日のメインイベントであるキャンプファイヤーの始まりである。
このときのためにわれわれは汗まみれになりながら真っ昼間にノコギリや鉈をふるっていたのだ。期待がぐんぐん高まる。
それ一気に焼き尽くせ。

写真ではすでに点火が終わっているが、例のごとく、着火の儀式があり、「イザヤベンダサンはにせユダヤ」という歌を歌うという一連の過程を経ている。

たき火としぶちょお

たき火のそばでにっこりほほえむしぶちょお。火力が弱いうちはこの状態でも良いが、強くなってくると火の熱でとてもこんな近距離にはいられなくなる。今のうちに強がっておこう。

たき火を間近で囲んだ事がある人はよく分かると思うが、たき火と人間の距離は近ければ近いほど楽しい。火のダイナミックさが五感に伝わってくるからだ。しかし、近づきすぎると熱いし、風の向きによっては燻製にされてしまう。その微妙なさじ加減が難しいところだ。

火が大きくなると、心の火も点る

火がつくともう後は怖いもんなしよ。わーい盛り上がれ。
今回は薪がたくさんあるので、火も大きい。
火の大きさと比例してわれわれもボルテージが上がるってぇもんよ。

薪をどれだけキャンプファイヤーに使うか、というのはちょっとばかり頭を使う。盛大に木をくべれば楽しいたき火が約束される。しかし、それで失った分は、明日以降また汗でドロドロになりながら流木拾いで補填することになる。また、同量の木を使うにしても、「細く長く、長時間たき火をたのしむ」のか「太く短く、短時間決戦を挑む」のかによって全く様相が変わってくる。

これはその場の雰囲気次第で決まる。みんな昼の間に疲労困憊しているようだと、木は少なく、かつ短期決戦型にするのが望ましい。

この日は全員まだまだ元気があったので、盛大に燃やすことになった。

「明日はキャンプファイヤーをやらない『闇』の日だ」ということで、薪に余裕があるというのも幸いした。

1994年07月25日(月) 3日目

味噌汁

3日目・朝食

担当:ばばろあ
料理名:「みそ汁とみりん干しの焼魚」
おすすめ:多分あまり焼けていないみりんぼし。ネギが崩れた。
評価:4 (3,4,5,5)

※「正しい朝食だ」と非常に高い評価。朝食は高いポイントを得る事ができないというジンクスを見事に破った。

佐渡島三日目を迎えた。

朝一番に起きた人(おかでん)が、起き抜けに早速かまどに火をつける。この準備だけで最短でも10分以上かかるので、食事当番はその頃になって起きてきても余裕だ。

今まで「朝食はシンプルなもの」という不文律のようなものができていたが、今回初めて「ご飯と、汁物と、おかず」という構成の朝食ができた。これだけで一同、感動。

なぜかわれわれには網信仰というのがあるようで、網を使った料理を作りたがった。昨日の焼き餅しかり、今朝の焼き魚しかり。そしてこの後にも網焼き料理が出てくる。網焼きは炭火でやらないと難しいのだが、でも敢えて網料理に手を出すのは、「網=非日常」という認識があったからだと思う。

調理者ばばろあの「おすすめ」記載どおり、魚は焦げたり半生だったり、調理に苦労した形跡がありあり。

波打ち際で皿洗い

皿洗いは各自の仕事だが、鍋他の洗浄は食事当番の仕事。
昨日の夕食担当のしぶちょおと今朝の食事担当のばばろあが二人して鍋と飯ごうを洗っている。
海辺の洗い物は、砂が鍋に入らないようにするのが一苦労。

波打ち際で鍋類を洗っていると、どうしても海水に砂が混じる。砂混じりの料理、特にご飯は最悪なので、「汚れを落とす」ことよりも「砂が混じらないように」することの方に注力した。

あと、直火で調理をしているため、鍋類の外側はススだらけだ。真っ黒になっているのだが、うかつにこれに触ると手が黒くなり、なかなか落ちない。その手で別の食器を触ると、黒が伝染する。無限連鎖が始まってしまうので、鍋類は取っ手以外は触らないよう、気をつけた。ススを毎回落とすのは面倒なので、これは最終日まで放置。

海で泳ぐ

9時前に、さっそく暑くなってきたので海に逃避。
今日は薪拾いは中止だ。ストックは十分にあるし暑いしでやってられっか。
海の水は温かいところがあったかと思ったら突然冷たいところがあったりでびっくりさせられる。

神島では毎日せっせと午前中は薪拾いに従事しなければいけなかったのに、今回は「薪拾い中止」を余裕で決められる程のゆとりがあった。

燃やせる資源が思った以上に豊富に存在していたという事が最大の理由だが、われわれも僅かだが場数を踏んできたので、薪の使い方が上手くなったということも言える。食事の際に使う薪の量は神島の時と比べると随分減った。火が消える事を恐れてやみくもに木を投入しなくなったからだろう。

米をとぎに行く

近くの集落、両尾まで米を研ぎに行く。昼飯当番は俺なのだが、ジュースを求めに他の二人も一緒に。
ちぇるのぶはとうとう海パンオンリーで頭からタオルをかぶった姿になってしまった。

水不足に悩まされる天幕合宿だが、最も水の消費量が多いのが炊飯がらみだった。米を研ぎ、そして浸水させる。この一連の動作で多くの水を必要とした。

そのため、米を研ぐのはポリタンクにストックしてある水ではなく、集落の商店脇の水道でやらせてもらうことにした。併せて、ポリタンクに一日分の水(約20リットル)を補充する。

昼飯づくりスタート

昼飯づくりスタート。空には雲一つない中、火を焚き汗だくになる。それを見下ろす太陽はさぞサディスティックな気分になったことだろう。われわれにできることと言ったら帽子をかぶるといった程度。

今日も快晴。

何も遮るものがなく、空から太陽が照りつける。そして、砂浜がそれを反射する。

帽子をかぶっても、足元から光と熱が跳ね返ってくるのだからたまらない。
動くとますます暑くなるが、かといって何もせずにじっとしているともっと暑い。食事当番であるおかでんはまだ気が楽だ。動き回れるから。

大根をおろしているばばろあ

大根をおろしているばばろあ。
なかなか上手にいかないので、料理当番の俺はお手上げだった。そこをばばろあが頑張ってがしがし。なんとか食事に供する事ができる程度の大根おろしを確保した。

なぜ大根おろしがうまくできないのか、記憶にない。

おろし金の使い方をよく知らなかったのかもしれない。

おかでんは自炊をよくする方だとは思うが、クッキーなんぞを作る割には普通の料理は「炒める」「煮る」くらいしか脳が無かった。だから、おろし金を使えなかった可能性有り。

大学に入学し、一人暮らしを始めた時に母親から一冊のレシピ本を貰った。基本となる料理が網羅されている本で有り難かったのだが、どうやら母親が新婚時代に使っていたものらしく、昭和40年代の本だった。そんな本を頼りに食材を集め、調理をしていたのだから当初は相当苦労したもんだ。現存しない(名前が変わった)食材が頻繁に出てくるので、諦める事多数。あと、すごく大回りもした。クリームシチューを作ろうと思い立ち、本を読み、その通りに作った。小麦粉をバターで炒めながら、牛乳で延ばしてホワイトソースを作る。なんてシチューは面倒な食べ物なんだ、と作りながら思ったものだ。しかし、後に「シチューにもカレールー同様のものが売られていた」という事実を店頭で知り、ショックで陳列棚に頭をぶつけそうになった。やっぱり、レシピ本はある程度新しくないと駄目だわ。

大根おろし夏の陣

3日目・昼食

担当:おかでん
料理名:「大根おろし夏の陣」
おすすめ:うまいかまずいかわからん。
評価:3.25 (1,3,4,5,5)

※大根おろしにベーコンと油揚げを混ぜ、醤油をかけたもの。あとは、ツナご飯を出した。俺はまずいと思い1をつけたが、他の人々はおおむねいい点をつけてくれた。

キャンプに来る前、アウトドアショップで野外炊事の本を一冊購入していた。そこで得た知識を元に作ったのがこちら。

ベーコンは本来カリカリにして、それを刻んで大根おろしの上にまぶすのが正しい。そうすることで、大根おろしとの食感のコントラストを楽しめる。しかし、案外カリカリベーコンって難しいもので、案の定失敗。ふにゃけたベーコンに大根おろしという謎のおかずを食しつつ、ツナご飯を食べるということになった。

ツナご飯というのが何かは、今となっては覚えていない。ツナマヨネーズではないと思う。なぜなら、マヨネーズなんぞをこんな暑い砂浜に置いていたら一日で腐るからだ。調達したとは思えない。

写真に醤油差しが写っている。今でこそ、醤油はペットボトルで売られているが、当時はこのスタイルしか存在しなかった証拠だ。キャンプ中使い切れなかったら、中身を捨てて帰るしかない。何しろ、醤油差しにはフタがないからだ。

sado-081

両津市街地に買い出しに出るばばろあ・しぶちょおを見送りに両尾までやってきた俺。歩きがてら日焼け止めクリームを塗ったため、塗りむらが出た。なんともみじめなお姿。
知らぬが仏とはこのことを指すのか?ジーザス。

この日も、午後のバスで両津まで二人が買い出しに出かけていった。メンツは昨日と一緒。

おかでんは相変わらず「現場に踏みとどまる」というマゾっぷりに一人恍惚とし、居残り決定。

一方、「日陰とクーラー」という快楽を覚えてしまったばばろあとしぶちょおは、嬉々として買い出しに出かけていった。双方利害が一致していて、大変によろしい。

昼食の米研ぎの時もそうだったが、誰かが両尾の集落に出る用事ができると、必ず残りの人間がぞろぞろと付いていった。今回のおかでんがまさにそうで、見送りなんてしなくちゃならんほど辛い別れでも長い道のりでもなんでもないのだが、見送っている。

要は、暇。何か用事が欲しくて、「お見送り」という理由にかこつけて散歩をしているに過ぎない。

テントサイトには、ビーチボールやイルカ型の浮き袋などが用意されてあったが、ちょっと使っただけですぐに飽きた。

今日は薪収集無し、となると、本当にわれわれがやることって「調理する」「食べる」「片付ける」「水を汲みに行く」「泳ぐ」「寝る」しかない。シンプルに、これだけ。一日がとても長く感じる。



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