ライトかつエレガントな縦走【金時山】

14:12
明神ヶ岳を目指す。

こういう、「山頂を目指す自分」の写真を撮れるのは、それだけこの山行に余裕があるからだ。あと、人が少なくて、こういう「ちょっと恥ずかしいこと」をやる余裕がある。

SNSでは自撮り写真だらけだけど、僕は山で自撮りをするなら「背中」を写したい。顔は別にどうでもいい。

というのは、自分が見ている光景を、第三者の立場で追体験ができるアングルだからだ。自分がカメラを構えて撮影した画像は、僕がそれを体験したのかどうか、よくわからない。「僕」がそこにいないからだ。でも、背中が写っていれば、「ああ、こういう空間の中に自分がいたのだな」とわかる。

いわゆる普通の自撮りだと、自分が見ているものとは逆向きになる。僕が見えているものの背後が映る。これには少し違和感がある。

14:13
遠いなオイ。

目の前に明神ヶ岳さんの広い肩幅がどーんと広がっているのだけれど、登山ルートはあくまでも縦走ルート沿い。

ここから山頂に向けて、正面突破できるわけではない。ぐるーっと左側に回り込んでいくことになる。

14:18
明神ヶ岳の背後に、まだまだ続く稜線と縦走路がちらっと見える。楽しみは終わらない。

14:21
ここでぐいっと坂を登って、明神ヶ岳山頂に続く尾根に取り付くようだ。眺めがいいから、「なんだよ騙された!こんな坂が潜んでいたなんて!」ということがないのは、気分が楽だ。

14:22
4月15日、山では桜が咲いておりました。

14:24
さすがにいつまでも緩やかな道を歩き続けるわけにはいかない。これまで楽をさせてもらった分、ここからは階段で標高を稼ぐ。

14:28
階段がなくなっても、登れ登れ。

14:36
大涌谷がだんだん視界の右側に写ってきた。

メインで見えるのは、強羅と、宮城野あたり。仙石原はもう視界から消えた。

このあたりは別荘地と旅館だ。あと、宗教施設もある。

この界隈にいる人の資産を聞いて回ったら、「ああ・・・」と思わず嘆息するに違いない。

14:39
黙々と登る。ここいらは普通の山っぽい景色だけど、やっぱり樹木の勢いが弱い。巨木!濃い茶色!というのはなく、全体的に白っぽい景色。

14:46
ふたたび見晴らしの良い稜線に出てきた。どうした植物、木が生えるだけの余力が残されていないのか。

(つづく)

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