日帰りで行くアメリカ旅行6【ヨコスカフレンドシップデー2018】

屋外でTシャツを売る

10:48
フードコートを脱出し、屋外に戻る。わずか数十分の間に、ずいぶんと日差しが強くなってきた。気温も右肩上がりだ。

僕らはキツければ「さようなら」と退却できるけど、屋外の屋台で物販をやっている人は一日仕事だ。いくらテントの下で日陰があるとはいえ、気温が高く湿度も高いのでかなり厳しい。では

「そういう環境に耐えるのも、軍隊の仕事だ」・・・とはいえない。だって、売っているのは兵隊さんじゃないから。

僕らは早い時間しかこの基地の事をしらないけど、午後になってくるとどうなるのだろう?暑くてしんどくて、グダグダな感じになっていくのだろうか。

さて、屋外ではTシャツが売られていた。毎年おなじみの光景だ。

そして、今年も相変わらず、建物内の土産物売り場は営業していなかった。昔、一度だけ中に入ったことがあるけれど、それ以外はいつも閉まっている。あくまでも「アメリカ人が、極東アジアの小国・ニッポンという土地のスーベニアを買う」という場所だ。日本人が見て、あまり欲しいと思えるものはない。なので、このフレンドシップデーに開店する意味がないのだろう。売れない。

屋台

ここらへんはテントが密集していて、衣類の他に食料品も売っている。

ヌードル

カップラーメンをはじめ、プリングルスのようなスナック類、調味料や缶詰が並ぶ。

家がこの近所ならば、あれこれ買いたいという気はする。しかし、2時間近くかかってこのあと帰宅、しかも混雑する電車・・・ともなれば、意欲が萎える。惜しい。

ドリンク

ドリンクがぎっしり詰まっている。よく見ると、レッドブルやモンスターエナジーだらけ。要するに、エナジードリンクだ。一体どうなってるんだ。

ここ数年、どんどんヨコスカフレンドシップデーはエナジードリンク売り場へと変貌を遂げている。それだけ、エナジードリンクが日常的い愛されている証拠なのだろう。多分、日本人が想像している以上に飲んでいるい違いない。

だって、日本の観光地に行って、そこで屋台の店頭にエナジードリンクだらけ・・・なんて、見たことがないでしょ?大抵、お茶のペットボトルとか、せいぜいコーラとか、そういうものが冷やされている。だから、日本人ってまだまだ健康的な生活を送っているんだと思う、少なくともアメリカと比べれば。

「食の西洋化」なんて言われるけど、どっこい、西洋のほうはもっと未来に向けて突っ走っていた。それがエナジードリンク。

こういうのを見ると、つくづく惜しいなあ、と思う。大正製薬なり大塚製薬が、うまいことリポビタンDやオロナミンCを「エナジードリンク」としてカジュアルかつファッショナブルに売っていれば、世界を制覇できたかもしれないからだ。

どうも日本では栄養ドリンクは、「疲れたオッサンが飲むもの」というイメージで定着してしまった。そのせいで、「アクティブに生きる若者こそが、栄養を補充したい」という世のニーズに応えられなかった。

あずまや

さらに海に向けて歩いて行く。

昨年休憩をとった、あずまやが見えてきた。

おや?昨年、ここはドリンク売り場だけがあったと記憶しているのだけど、今年は食べもの屋台ができていた。「ターキーレッグ」の横断幕が掲げられている。

あずまやのメニュー

ターキーレッグ1,100円、フットロングサンドイッチ600円など。

どうやら、メニューからしてボウリング場近くの道路脇にあったお店が引っ越ししてきたらしい。

そういえば、昔はいたるところで七面鳥を焼いている景色をみかけた気がするけど、今年は殆どみかけない。七面鳥を食べるために、基地内を探さないといけなくなってしまった。豪快なステーキやハンバーグも面白いけど、やっぱり「アメリカっぽさ」を感じるなら七面鳥が一番だと思う。それが「探さないと見つけられない」ようになってしまったのは、とても残念だ。

メニュー

横須賀基地謹製の「シャーキーズビール」のほかに、「ロゴ付きヤードグラスとビールのセット」なんてものもあった。ビールが600円なのに対し、ヤードグラス付きだと1,400円。

ヤードグラスとは、細長いフラスコのようなビールグラスだ。うまく言葉で表現できないので、Amazonにリンクを張るが、こんなかんじ↓

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

これが実質800円で貰えるのだから、ちょっと嬉しい。しかし、こんな細長いものを家に持ち帰ろうとしたら、道中で壊してしまいそうな気がする。大丈夫か。または、飲んでそのまま持ち帰ったら、グラスに残ったビールが臭くなりそうだけどどうするんだろう?

消防隊

10:59
今年も、基地内の消防隊が火災時の煙体験ができるハウスを公開していたりしていた。

昨年見かけた、犬の着ぐるみは今年は見かけなかった。この炎天下、着ぐるみを着て活動するのは生命の危険、と判断したのかもしれない。

(つづく)

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