神田カレーグランプリ2013

01軒目:カレー屋 ばんび

ばんび

飲食スペースの中に、四人が座ることができる場所を確保。ここをベースキャンプとし、各自が手分けしてカレーを買ってくることにした。

シンプルに、「じゃあ僕はこっちの右端から順に」などと担当店舗を区分け出来れば良かったのだけど、

「折角だからおなかいっぱいになる前に美味しいやつを食べておきたいよね」
「みんなを待たしちゃ悪いから、空いているお店を優先して買っておきたいよね」

といった思惑がいろいろ絡み、ややこしくなった。全員、会場の雰囲気に浮き足立っているところがあったし。その結果、途中で同じカレーを買ってきてしまいダブってしまった、なんていう失敗もあったのは良い思い出。さすがに15店15杯を食べるだけでも結構大変なのに、重複が発覚して16杯食べなくちゃいけなくなったときは全員「おおう」と嘆息し、苦笑いしてしまった。ドンマイ。

バターチキンカリー

カレー屋ばんび。バターチキンカリー700円。オーダーの際に辛さの調整を依頼できるという親切設計のお店。

LEOというビールが売られているのだけど、聞いたことがない。インドのものだろうか?後で調べていたら、タイのビールだった。

02軒目:カレー倶楽部ルウ神田関東総本店

ルウ神田関東総本店
チキン南蛮カレー700円

カレー倶楽部ルウ神田関東総本店は、宮崎名物チキン南蛮カレーを売るお店。黄色い目出し帽をかぶった、インチキレスラーみたいな人がコミカルに客引きをやっていた。人気投票で優勝が決まるこのイベント。とにかく、食べてもらわないことには始まらない。なんとしてでも客を引き込もうと各店舗必死だ。

15店舗全部食べて、どのお店が一番美味しかったか?なんてまじめに検討する人なんて、滅多にいないぞ。僕らがまさにそれだけど。

大量に揚げられていく鶏肉

テントの中には、フライやが二台並び鶏の唐揚げを沢山揚げていた。揚げ物をやるお店は大変だ。カレーといえば、一番シンプルなのは炊飯器と、カレーが入った寸胴だけで商売ができる。しかし、それはシンプルすぎるのでいろいろ各店舗工夫を凝らし、その結果オペレーションが大変なことになっている。がんばれがんばれ。

チキン南蛮カレー

というわけでチキン南蛮カレー700円。甘酢に漬けられた鶏の唐揚げが2個トッピングされ、タルタルソースが添えられている。

カレーライスとしては特筆するものではなかったと思う。甘酢がご飯に染みているのが個人的にはアウト。これは器のせいもあると思う。カレーを最初からご飯の上にかけて、その上にチキン南蛮だったら僕的にはもっとおいしく食べられた。

このイベントは、「大会公式容器」といったものは存在しない。なので、お店ごとに容器はバラバラだ。値段も店ごとにまちまちで、特に制約はないようだ。自由競争で1位を勝ち取れ、というのは面白い。

そういえば、食券を事前に買ってください、というのがなかったというのも素敵。あれ、大会運営側からすると、テラ銭を確実にぶっこ抜くことができるのと店舗ごとの売り上げ管理が容易なので取り入れたい仕組みなんだろうけど、来場者からすると不自由で不便なんだよな。

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