現在地点の確認のため、地図を参照しつつ読み進むと一層味わい深くなります。
○山を下りて、船倉町内へ入る山裾の小道 西江家の前
お墓の中を縫うように細道があったので、そこを伝わっていく。
崖の上を歩く。
あれは西江家・・・ではないな。
さすがにあんなところに札所があっても、この標高差ではお詣りできぬ。
崖から下ってきた。
んと、西江さんちはどこですかー?
おっと。天城街道に復帰する直前のところで、正面にお堂が見えた。あれか!
ところで、西江さんちはどこだったんだろう。
わざわざ、ガイド本に重要な目印として西江家を紹介する必然性って無かったような気がする。
西江さん、本人が預かり知らないところで有名になってますよ。
[60番札所:横峰寺] 16:39
噂の「西江家」を探しても良かったんだけど、発見したからといって何があるわけでもない。札所を前にしてしまうと、すっかり西江さんのことを忘れてお経の準備。
現在地点の確認のため、地図を参照しつつ読み進むと一層味わい深くなります。
○そのまま船倉町内の道(車の通る大きい道ではない)北行きスグ右折 船倉公会堂横
なるほど、確かに道が分岐している。さしずめ新道と旧道、といったところか。
これを真っ直ぐ行っちゃうとダメなのね。右側の狭い路地に入る、と。
道路分岐のところにタヌキの置物が置いてあった。
これも仏様・・・なわけはないよな。何のために置いたんだ、これは。
とりあえず一礼だけしておく。
船倉公会堂、なるものが目印らしいが、その公会堂がよくわからない。路地を注意深く見ながら先へと進んでいくと、あった!公会堂は発見できなかったが、路地の奥にお堂が見える!
さっきの西江家といい今回の公会堂といい、あまり「目印」になっていないものが書かれているなあ。
おっと。
札所の手前に、噂の「船倉町公会堂」発見。結構大きいぞ。これは確かに目印になる。ただし、順路からは見えない奥まったところにあるのがわかりにくかった。
[58番札所:佐禮寺] 16:47
良く日が当たる場所なのか、紫色の垂れ幕の色が抜けて白くなってしまっている。
佐禮寺。
何て読むんだ?
別名仙遊寺。
○その先20m山へ上る石段スグ
なんだかよくわからない指令だが、とりあえず路地を進んでみたらチューリップ越しに白いのぼり旗が見えた。あれか。
のぼり旗がないと、木のせいで見逃していたぞ。非常に紛らわしい。
石段、というのはこの石坂のことを指しているようだ。
[46番札所:藤戸寺(浄瑠璃寺)] 16:50
あったあった、藤戸寺。地味にありました。
車一台入ることすらできない路地を進む。うーむ、ディープだな。
○その先遊園地の横 赤い鳥居の下
鳥居の下にお堂があるというのは珍しい。
おう、赤い鳥居発見。
アスファルト舗装ではなくなり、コンクリート舗装となった脇道に鳥居があった。てっきり、鳥居はこちら側を向いているのかと思っていたので、うっかり見逃すところだった。鳥居さん横を向いてらっしゃいましたか。
石堂は「鳥居の下」というより「鳥居の脇」だな。
おっ、二つ石堂が並んでいる。連続巡礼だ。
[47番札所:八坂寺] 16:55
[62番札所:宝寿寺] 16:57
お詣りさせてもらいますよー。もうそろそろ日が傾いてきたけど、まだ大丈夫。体力も十分残っている。
○その上10m 左手 木造の堂の中
札所密集地帯だ。確かに振り返って行き先を見れば、すぐそこに納屋風の木造の堂がある。そしてその脇には小さな石堂があり、「次の次」の巡礼を待っている。
[59番札所:国分寺] 17:00
59番の国分寺、ということなので伊予国の国分寺だ。
○その右手石堂 ただしその右手、御堂内地蔵尊などは無関係
[61番札所:香園寺] 17:03
「ただしその右手、御堂内地蔵尊などは無関係」とばっさり切り捨てられているあたりが素敵。
こちらは札所、あちらは札所とは関係ありません、という仕切りがびしっとしているのね。
惜しくも札所の選から漏れた?お地蔵さん。
お堂は広々としているけど、紫の垂れ幕がなく、のぼり旗もない扱いでございました。
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