登山のシメは温泉とラーメン【大山】

15:37
そんなに警戒しなくたって、ここまで車がやってくる用事なんてないよ・・・と思うのだけれど。

山菜採り、渓流釣り、登山。

そしてトンネルを心霊スポットとして肝試し用に見に行く人が後をたたないのかもしれない。

15:42
ちょっと変わった形をした砂防ダムが見えてきた。

15:44
砂防ダムを下流側から見たところ。

真ん中は格子状になっているので、水はここから流れろ!でも、岩や土砂はオレが食い止める!ということなのかね。

15:50
まただ。「クライマーの車は進入禁止」って看板が出ている。

「登山客」という言い方ではなく、「クライマー」という言い方を敢えてしているということは、ロッククライミングに適した岩場がこのあたりにある、ということか。

よく見ると、「広沢寺の岩場を守る会」がこの看板を設置したことがわかる。そんな「守る会」を作らなくちゃいけないくらい、お行儀の悪いクライマーがこのあたりに出没したということか。

後で調べてみたら、ここら一帯は神奈川県を代表するクライミングエリアだということがわかった。ええ、全く知らなかった。

「登山」と「クライミング」というのは似ているけれど違う世界だ。なので、クライミングができる場所というのは全然疎い。同様に、「沢登り」というのも別世界で、これはこれで独自の技術と知識と経験が必要になる。

凝灰岩による大小様々な岩が、この分岐の先にはあるらしい。

15:51
ずらりと並ぶ害獣防止柵。電気柵だ。

電気柵を設置すれば対策バッチリかというと、全然そんなことはない。僕はこの電気柵を組み立てる体験をやったことがあるのだけれど、設置後のメンテナンスが結構大変だと聞いた。草木が生い茂ってきて柵に触れていると、そこから漏電して電気が弱くなる。あと、イノシシの場合は柵の下を掘り返して、穴を作ってそこからくぐり抜けてしまう。

動物と人間のいたちごっこだ。

15:52
民家が見えてきた。そろそろ広沢寺温泉。

このあたりはきれいに刈り込まれた茶畑があった。

15:54
おっ、旅館っぽい建物、発見。

あれが広沢寺温泉の「玉粋楼」だな。

15:55
林道を逸れ、広沢寺温泉がある道に入る。

そこには、「川魚料理ますや」というお店があった。釣り堀で、釣った魚を食べることができるようだ。

15:55
しかし、「本日は休業中です」ということで誰もいなかった。

冬だからなのか、月曜日だからなのか。

いずれにせよ、今この時間から魚を釣って、焼いてもらって、というのは気が長い話だ。もし営業していてもやらなかっただろう。

東丹沢七沢温泉郷観光マップがあったので、とりあえず撮影。

こういうのは、縮尺がめちゃくちゃに描かれているのでうっかり信用すると予想外の展開になる。手元にちゃんとした地図があるなら、そっちを頼りにしたほうがいい。

(つづく)

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