15:04
沢に降りてきた。ここが不動尻。
沢の対岸に渡る木の橋があるけれど、劣化していて危ないからだおるか、「通行禁止」の表示で通行をブロックされていた。
15:00
「森林セラピーで心理的にリラックス」「森林の香り成分(フィトンチッド)」と書かれた看板があった。どうもこの道は「セラピーロード」と名付けられているそうで、ここを歩けば血圧も下がるしリラックスもできるよ!ということらしい。
フィトンチッドといえば、以前アワレみ隊は木曽のヒノキが生える山奥で2泊を過ごしたことがある。
ここでも、まさに「フィトンチッド」を満喫した。さすがヒノキの林だけあって、香りが素晴らしかったものだ。
一方このセラピーロードはというと、雑木林のようだった。「自然の中にいると心地よいよね!」ということらしい。
15:05
ここからは道が安定している。少なくとも遭難するという心配はなさそうだ。まずは一安心。
一人登山の場合、山の標高はどうであれ舗装された道にたどり着くまで気が抜けない。
ここからゴールの七沢まで3.7キロ。小一時間はまだかかる。
15:05
沢沿いの道を進んでいく。沢沿いの道もいろいろあり、アップダウンが激しくてただただ疲労が蓄積していくタイプのものもあるけれど、ここは楽勝。
鳳凰三山登山の下り道に使ったドンドコ沢で、まともに前に進めなくなるくらい疲弊した経験がある。だから「沢沿いの道」と聞くとつい身構える癖がついている。
15:06
岩に苔が付着した、美しい光景。
夏になると、木々が鬱蒼と茂って暑苦しい光景になるのかもしれない。こうやって景色を楽しめるのは、冬山だからこそだろう。
15:06
舗装道路に出たので、たいへんに感慨深いわたくし。
15:11
と、思ったら、また道が砂利道に戻った。どっちだ。
仮設トイレ、そして橋。
橋の欄干に、2つのザックが置いてあった。持ち主不在。
おそらくこの橋の下の川で水遊びをしているのだろう。それともトイレか?
15:12
橋を渡ったところは、杭が3本地面に打ち付けられていた。
この先車は絶対に行かせないぞマンの強い意志を感じる。
15:13
えー。
不満の意を表明するわたくし。
もうひたすら下山する一方で、あとは楽ができると思っていたのに。ちょっと登ってる!ちょっとだけかもしれないけれど、登ってるよ!なんで!
(つづく)
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