日帰りで行くアメリカ旅行7【ヨコスカフレンドシップデー2022】

これまで、僕が過去6回も訪れた「身近なアメリカ」、米海軍横須賀基地。

年に一度の「ヨコスカフレンドシップデー」で禁断の地・「米軍基地」が解放される。それにあわせて、毎年のように基地に足を踏み入れていた。

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自分の人生では過去に1度しかアメリカ本土に上陸したことがないけれど、治外法権で実質アメリカ領みたいな場所である米軍基地には何度も入っている。よく考えると不思議な過去だ。

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2、3回連続で通うと、それ以降は惰性になる。惰性、というのは言葉が悪いが、「季節の風物詩」として自分の年中行事に組み込まれるようになる。「そろそろヨコスカの季節だな」と心待ちにし、「今年はどうなっているかな。あのお店は今年も出店するかな」と経年比較をしたくなる。

そんなわけで、気が付いたらあれよあれよと6回も通っていた。全部、オフ会として。

オフ会なので、いろんな人が参加した。でも、あまりの猛暑で熱中症寸前となり、途中離脱する仲間も何人かいた。僕自身、暑さで疲弊してしまい、何もする気が起きなかった回がある。「8月第一週土曜日」というスケジュールは、身の危険を感じるレベルで危険なイベントを確約していた。

「天気予報で、当日の横須賀の最高気温が35度超えだったら開催中止」という条件付きでオフ会を企画したこともあった。

基地内はとにかく広大だ。そして、照り返しのきついアスファルト舗装の道をてくてく歩くことになる。日陰は少なく、涼を求めるためには自己解決するしかない。

その結果、参加者が減少していたのは事実だと思う。「入場まで2時間待ちはザラ」などという事態を恐れていたが、朝の時点でも昼の時点でも、大行列ができている光景は見なくなった。これは僕らにとってラッキーだった。暑くてしんどいけど、混んでいるよりはマシだ。

2022年は、3年ぶりにイベントを開催するという。新型コロナウイルスの流行が落ち着いた10月が開催日となった。これまでが一年で一番暑い8月の開催だったので、それと比べるとずいぶんと良いお日柄だ。

久しぶりに横須賀基地に行ってみよう。この数年の間でどう変わったのか、それとも変わっていないのか、気になるからだ。

でも懸念点がいくつもあった。

  1. 混雑はどうなるのだろう?
    10月というお日柄の良さから、猛暑で参加をためらっていた人たちがどっと押し寄せる可能性がある。
    または、「えっ、10月?気が付かなかった!」と広報不足のため、参加者が少ないかもしれない。
    どっちなのか、さっぱり検討がつかない。
  2. 北朝鮮・台湾情勢の緊迫度が上がっている
    北朝鮮が連日弾道ミサイルの発射実験を行い、日本国内でもミサイル落下のおそれを知らせる「Jアラート」と呼ばれる空襲警報が発せられるほど緊張感が高まっている。横須賀基地を母港とする空母「ロナルド・レーガン」は日本海に出動中。
    このような中、横須賀の兵隊さんたちがどれほどイベントに参加できる余裕があるのだろうか。
  3. そもそも、だんだん屋台がショボくなってきていたが、その傾向に歯止めがかかるのかどうか
    僕が初めて横須賀を訪れた2013年をピークに、年々出店しているお店がショボくなっている印象だ。昔はあちこちで肉が焼かれ、あたり一帯煙だらけで視界が悪くなるレベルだった。嬉々として肉を焼くアメリカ人を見て、異国情緒を感じたものだ。しかし、あまりに暑いせいで肉が売れなくなったのか、肉を焼くのがタルくなったのか、だんだんエナジードリンク屋台やグッズ売り屋台が増え、ワクワク感が減った。
    今年はどうなるのだろう。涼しい季節なのでばんばん派手に肉を焼いて欲しいものだが。

これは行ってみて確認するしかない。仲間を募って、現地を訪れることにした。

参加者は、2013年からのおなじみメンバーであるよこさん、とんばらさん夫婦(横須賀初参加)、アワレみ隊のジーニアス(横須賀初参加、オフ会初参加)、いし(横須賀初参加)、弊息子タケ、おかでんの7名。

2022年10月16日(日)

9時15分、京急横須賀中央駅前の横須賀カレーマスコットキャラ「スカレー」像の前で集合。

この時点では「相変わらず人が多いな」という印象だった。駅前はフレンドシップデー目当てで大勢の人がいた。

しかし、会場入口となる三笠公園に向かって歩いていて、ことのヤバさに気がついた。あっ、三笠公園に向けて行列ができている。

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