ロシア語科 Подсолнух(パドソールヌフ)
2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻したことで、ロシアおよびその国家元首であるプーチンは(少なくとも西側諸国では)悪者となった。
そんな社会情勢の中で、ロシア語を学ぼうと志して2023年4月に東京外国語大学の門を叩いた生徒たちというのは肝が座っている人だろう。
そんな学生さんたちが提供するロシア料理。
ボルシチとブリヌイ。
ブリヌイとは、ロシア風クレープだ。
この写真は営業開始となる前、10時台に撮影したもの。
店頭のホワイトボードに、「ボルシチ 11:20- ブリヌイ 11:00- もう少々お待ち下さい!!!」と書いてあった。
ボルシチは開店時刻に間に合わなかったらしい。
これがブリヌイ。
初めて食べたのだが、いちごジャムを包んだクレープだった。
チェコ語科 Dobrou chut’!
どういう発音なのか、よくわからないチェコ語科の店名。
外語祭には、ときどきこういうお店がある。
ブランボラークとブブラニナが売られていた。
ビールはどうやら売り切れたらしい。チェコと言えばピルスナービールの本場で、バドワイザーの元ネタと言われる「ブドバー」や「ピルスナーウルケル」が有名だ。しかし今回売られていたのは、「ボヘミアビール」。聞いたことがない銘柄なので調べてみたら、なんとメキシコのビールだった。えっ、なんでメキシコ?
さらに調べると、ボヘミアビールはチェコのホップを使って醸造しているのだそうだ。そもそも、「ボヘミア」という名前はチェコの旧名だ。面白い。
ブランボラーク。
じゃがいものお好み焼き。ビールのつまみとして最適だと思う。ハーブのマジョラムが使われているのが特徴的。
スペイン語科 ¡Buen Provecho!
スペイン語科。
チュロスとタコス、飲み物はインカコーラとコロナビールという品揃え。
ポルトガル語科のお店がブラジル料理店だったように、スペイン料理店も南米大陸の料理が扱われている。植民地となった国の料理の方が日本では受け入れられているということか。
タコスを注文。
こういう料理を買うと、親子3人でシェアするのはとても難しい。
これまで夫婦ふたりでシェアするだけで良かった。しかし最近は子どもも一人前に料理をシェアしてくれと要求するようになったので、三つにわけないといけない。料理を二分割にするというのは比較的かんたんなのだけど、三分割というのは大変で、毎回苦労することになる。
(つづく)
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