おかでんによる美術・博物鑑賞記録。
「権威主義にとらわれず、フラットに作品を楽しむ」というコンセプトであらゆるジャンルの作品を見てきた。
大きな公共の美術館から、雑居ビルの一角にある秘密めいた小さなギャラリーまで様々な場所を巡ってきた。
美術を何年間も見続けても、体系的な知識を習得していないのはさすがに頭が悪いと考え始め、結局自分も権威主義に陥ってしまったという気持ちが芽生えてきた。
2021年、子どもの誕生で多忙になったのを契機にコーナー終了。
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爆発した芸術を散歩する
後藤靖香展 「モディリアーニの古釘」@六本木ヒルズA/Dギャラリー
後藤靖香は、つい先日まで森美術館で開催されていた「六本木クロッシング2016展 -僕の身体、あなたの声-」で大きなスペースを与えられ展示されていたので印象的だ。 いや、名前なんて全然覚えていなかったのだけど、この絵柄はいっぺん見ると忘れられない... -
爆発した芸術を散歩する
聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画@国立西洋美術館
国立西洋美術館が世界遺産になった直後は長蛇の列だったけど、今はさすがに落ち着いて元の風景に戻っている。 内容がよくわからないまま、「なんかやってる」というだけの理由でこの美術館を訪れてみた。 メッケネムってなんだ?程度の認識。 銅版画がずら... -
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古代ギリシャ -時空を超えた旅-@東京国立博物館
紀元前の作品、というのをこれまであちこちで見てきて、その都度「それに比べて日本は縄文式土器だからなあ」と我が国の文化との対比をしたものだ。 今回、紀元前3,000年とかいう作品を見て、ただただ唖然とするしかない。 最初、「紀元前300年」と勘違い... -
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ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館
フランスのポンピドゥー・センターが収蔵する名品をいろいろ紹介している。 絵だけでなく、映像、彫刻、果ては音楽まであって展示がすごいカッコいい。 これまでの展覧会のように、四角く区切られた部屋の壁面に沿って展示を見ていくのではなく、大部屋を... -
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おかえり、フジタ―《舞踏会の前》で藤田嗣治と出会う@大原美術館
レオナールフジタの作品が2年間だかの修復期間を経て、大原美術館に帰ってきた・・・ということで大々的に展覧会をやっている。 とはいっても、常設展示の最後にこの作品が1点飾ってあるだけで、特にフジタの作品や関連する作家の作品が企画展的に並べられ... -
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大妖怪展@江戸東京博物館
日本古来から、絵や伝承の題材となってきた妖怪を取り上げる展覧会。 妖怪ウォッチに至るまで、という言い方で宣伝をしていたためか、子供連れの親子がとても多い。 しかし、妖怪ウォッチに出てくる妖怪というのは、当然のごとく最後にちょこっと紹介され... -
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バンダイミュージアム
玩具メーカー「バンダイ」によるおもちゃの博物館。 バンダイ製品に限らず、他社製品も含めておもちゃの陳列がたくさんある。 ブリキや紙のおもちゃ、テディベアのような人形、ガンプラ、テレビゲーム、子供用のグッズなど。 会場では、男女の集団による婚... -
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有元伸也 写真展「TOKYO CIRCULATION」@ZEN FOTO GALLARY
東京の風景、人物の白黒写真。 白黒写真なんて過去のものですよ、カラー技術がない前近代の代物ですよ・・・とは到底言えない。 白黒だからこその迫力ってものがある。 (2016.07.30) -
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FLOWERS BY NAKED@東京ミッドタウン ホール
「意識高い系の人がいっぱい」と同行した人が目を見張る、入場待ちの行列。 館内は、写真撮りまくりの人また人。 写真映え、というかSNS映えする光景だらけ。 暗闇に浮かぶ花、照明、映像。 (21016.07.30) -
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土木展@21_21 DESIGN SIGHT
文具展の次は土木展か! (2016.07.30) -
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奈良原一高 作品展『消滅した時間』@FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)写真歴史博物館
この人の写真を見ると、ただただその深さに驚かされる。 写真一枚からいろいろ被写体の背景を読み解きたくなる、そんな魅力と神秘性を感じる。 (2016.07.30) -
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草間彌生|モノクローム@オオタファインアーツ
「水玉模様」でおなじみの草間彌生。 今回はカンバスにモノクロで、細かく模様を描いている作品ばかり数点。 作品の善し悪しでいったら、「こんなん家にどうやって飾るんだ?」に尽きる。 日本を代表する現代アーティストである草間彌生なので、さぞや高い...